大賀ハスのふるさとの会

東京大学からハス見本園の管理を引き継ぎ、観蓮会の開催・ ハス文化の継承と普及を行うため組織されたボランティア団体です

千葉市立花園小学校のハスの壁画完成!

2024-02-28 15:24:34 | 日記
千葉市立花園小学校は、千葉市花見川区花園にある東京大学検見川総合運動場の向かい側にあります。1951年、この東京大学検見川総合運動場にある泥炭層の中から、東京大学の大賀一郎博士によって大賀ハスの種が発見されました。(詳しくは千葉市の『大賀ハス何でも情報館』をご参照ください。)

小学校の方が東大グランドよりも少し高い場所に建っています。また、ちょうど主要道路の交差点側が崖になっており、東京大学のグランドに向いています。


2024年2月26日27日の両日にわたって、その崖に壁画を描く事業が行われました。この3月に花園小学校を卒業する6年生が、各クラスごとに分かれて色を塗りました。下絵はやはり6年生が描いたものを採用しているそうです。

崖はすでに青く塗られており、そこに下絵の輪郭がうすく描かれていました。業者の方々が塗料や脚立の準備をされています。


この崖が面している交差点は、駅へ向かうバスが通る道路でもあり、千葉市立花園中学校が隣にあるため、特に早朝は通勤の人たち、中学生、小学生が登校するので歩道が混雑します。壁画制作のため歩道が狭くなっているので、私たち大賀ハスのふるさとの会のボランティアが交通整理のお手伝いをさせていただきました。


用意されている塗料です。

子供たちは軍手を使い、また塗料で汚れないように靴の上からカバーを履きます。


絵は向かって左側から春夏秋冬を描いているようです。桜が咲いているところもあれば、雪だるまとハスの枯れた果托が描かれているところもありますね。


子供たちの作業が終わりました。ただのコンクリート打ち放しの崖が、このように明るくきれいなハスの四季に彩られました。子供たちからは楽しかったという声がたくさん聞かれたそうです。

冷たい強風が吹く中、交通整理のお手伝いに出てくださったボランティアの皆さま、お疲れさまでした。
(担当: えむ)

コメント (1)
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