今朝は気温30度、湿度80%の曇り空。千葉市花園公民館を訪れてみると、まだ大賀蓮が咲いていました。今年の花期は長いです。
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花園公民館の大賀蓮は、大賀ハスのふるさとの会のM氏が早朝から水やりなど熱心にお世話をしています。下の写真では、左のM氏と右の花園公民館・館長が蓮談義中です。
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大賀蓮は平和の象徴として、国内および海外の各地に分根されています。大賀蓮は他の品種と交配し、中日友誼蓮や舞妃蓮など多くの蓮の名品がつくられています。
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大賀蓮の花弁数は14−20枚、花径は24−28センチ前後の中・大型の一重咲種です。花色は鮮やかなピンクで条線は不鮮明。花弁は細長く船底型。花色の退色は遅く、花容は非常に優美です。
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花期は6月下旬から7月中旬ごろまでの早咲性。一般的に大賀蓮の生育・花つきはあまり良くありません。それなのに花園公民館では、ここ数年、とても生育が良い方です。花が散ったあとの果托も立派です。
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優雅で気品ある蓮は、日本の温和で精神的な風土となじむせいか、古代から様々な形で私たちの生活に取り込まれてきました。江戸時代には蓮の栽培・鑑賞熱が頂点に達します。
しかし明治に入ってからは、急激な欧化思想のもとで蓮の存在が衰退した時期がありました。この流れを変えるひとつのきっかけが、センセーショナルな昭和の大賀蓮の発掘だったと言われています。
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さて。実は花園公民館の奥には、もうひとつ池があります。そこでは中型の蓮が植えられています。
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公民館の奥でひそやかに咲く、とても可愛らしい蓮です。
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ご近所の方は朝のお散歩の際にお立ち寄りくださいませ。
(担当: れい)