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依存症は治らない?

2011-06-11 18:54:17 | インポート
 依存症は不治の病だと言われることがあります。単にお酒が好きとか、ギャンブル好き、買い物好きというだけでなく、精神的、性格的、環境的要因が複雑に絡み合っているからです。意志が弱いと言うだけでは片づけられない問題なのです。
 誰からも見放されるような、どん底の体験(底つき体験)をしてはじめてその深刻さに気づくのですが、誰かがそれを救ってくれると再び同じようなことをしでかしてしまう傾向があるといわれています。繰り返されることで、周りからわからないように巧妙になる分だけやっかいだとも言われます。
 どうせ治らないのなら、と開き直ってしまう人もいます。奥さんや子どもに見放され、それまでよりも飲酒の量が増えてしまったアルコール依存症の人がいました。一人ではなかなか難しいのです。そこで、アルコールやギャンブル、薬物などの依存症の人たちが集まってお互い励まし合いながら立ち直っていこうとする自助グループがあるのです。依存症は、けっして不治の病ではありません。多くの人がそこから抜け出しているのです。
 
 
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