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不安のスパイラルにはまらない方法

2011-06-10 17:49:35 | インポート
 不安とは、「安全が確保されていないこと」を知らせてくれる感情です。未知のものに不安を感じるのはそれが理由です。ですから、「不安」は、安全確保のために重要な役割を果たしているのです。不安を感じるからこそ、その先に待ち受ける危険に対して慎重な行動を取るようになり、身の安全を得られのです。
 通常は繰り返すことで、慣れが生じ、不安から逃れられます。しかし、最初の対応に失敗すると、また失敗するのではないかという気持ちから抜け出せなくなり、日常生活に支障をきたすようになってしまうことがあります。これが不安障害です。この負のスパイラルにはまらないためには、次のように考えることが大切です。
(1)不安になるのは当然だと思うこと。
(2)「気にしないよう」と無理に思わないこと。気にしないようにしていても、気になると、状況をコントロールできないことで、ますます不安になってしまうことが多い。
(3)不安はストレスだと認め、「無理をせず」「少し位失敗してもしょうがない」と自分に甘くなること。
(4)周りの人に正直に話して「不安」な気持ちを理解して貰い、共有すること。

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