日本橋某町の新しい割烹「I」にて、内村美術店主人、内村修一氏と落ち合い飲む。氏とは、人形町の名店「万華鏡」(昨年4月に惜しくも閉店)の常連客同士という間柄。話題様々及ぶ中、現在、板橋区立美術館でやっている『谷文晁とその一門』展について、少しだけ情報交換。成増、赤塚界隈の旨いもの屋のことなど教えていただく。
江戸後期の画家、谷文晁とその一派の書画というものは、いつもどこかの展示や売買会でちょいちょい架かっているのを目にするため、何か自分の中ではありふれたような感覚で勝手に捉えていたが、今回のようなまとまった質と量で見る機会は僕にとっては初めてとなる。いろいろなことを発見できる展覧会であるかもしれない。
劇団円の渥美國泰が数年前に出した、「晩年乱筆の文晁が面白い」という趣旨で書かれた研究書(というか、趣味本)を本棚の奥から取り出しパラパラ捲っていると、俄然「板橋に行かなければいけない」という欲望が頭を擡げてきたのであった。
江戸後期の画家、谷文晁とその一派の書画というものは、いつもどこかの展示や売買会でちょいちょい架かっているのを目にするため、何か自分の中ではありふれたような感覚で勝手に捉えていたが、今回のようなまとまった質と量で見る機会は僕にとっては初めてとなる。いろいろなことを発見できる展覧会であるかもしれない。
劇団円の渥美國泰が数年前に出した、「晩年乱筆の文晁が面白い」という趣旨で書かれた研究書(というか、趣味本)を本棚の奥から取り出しパラパラ捲っていると、俄然「板橋に行かなければいけない」という欲望が頭を擡げてきたのであった。