りんごのえほん/ヨレル・K・ネースルンド・作 クリスティーナ・ディーグマン・絵 たけいのりこ・訳/偕成社/2008年
スウェーデンの庭には、必ずと言っていいほど、りんごの木が植えてあり、りんごはスーパーで買うものというより、庭にになっているものをもいで、食べるものというイメージの方が強く残っていると紹介されていました。
気象条件があるので、どこでもというわけにはいきませんが、日本では庭に植えるものといういうイメージがわきません。都会でも、木を植えることは可能ですがそのスペースがありません。
形がさまざまで、商品として流通していなくても、ジャムやジュースにすれば、おなじりんご。
身近なところにあれば、木によってくる鳥や花粉を運ぶミツバチも観察でき、自然の営みを感じることができます。
りんごのたねでつくったネックレスや、絵具をぬってスタンプ、そしてお菓子のレシピまで。
りんごの精が、りんごの木の冬から春、秋の一年を紹介しています。
自宅のりんごの木は、春に咲く白い花が毎年楽しませてくれています。残念ながら手入れが行き届かないので、実の方はほとんど期待できません。