せぼねのはなし/脚本・絵 かこ さとし/童心社/1982年(12画面)
「おかしなしせいをしていると せぼねの ひとつひとつの ほねが ずれて、ゆがんで まがった くせがついて ぐにゃぐにゃの かたちになってしまいます」
「ぐにゃぐにゃ まがった からだに ならぬよう、ゆがんだ からだに しないよう、きっちり からだを つよくして、そとで うんどうを しっかりして よい しせいの せぼねの シャンとした ひとになるよう、がんばるのは あなたです。」と、かこさんの直球勝負。
傘や団扇からはじまって、ミミズやクラゲ、カイやサザエ、カタツムリ、さらには魚や鳥、キリン、ゾウ、恐竜、サル、カンガルーまででてきて、体の中で いかに背骨が大事かすすめていきます。
骸骨も出てきて、かこさんらしい 紙芝居でした。