このかみなあに?/谷内つねお・作/福音館書店/2020年
「このかみなあに?」と疑問形ですが、副題に「トイレットペーパーのはなし」とあります。
毎日お世話になっているトイレットペーパー。緊急事態宣言のとき、なかなか手に入らなかったことで、普通に手に入る有難味がわかりました。
学校の校庭で、どんどんのばして長さを実感したり、よじって石を吊り下げたり、水を吸って緑や赤に変わる様子、かげがうつる うすさ、などを写真で構成しています。
トイレットペーパーがテーマらしく横長の絵本。
さらに巻末にはトイレットペーパーの原料や決まり事も、まとめられています。
日本で最初のトイレットペーパーは、一般向けでは1963年、1924年に外国汽船におさめるため1924年に発売されたという記録もあるようです。
ちょっと昔、どんなもので「おしり」をふいたのか、お孫さんたちに話してあげたら、びっくりするかも。
しろいかみのサーカス/谷内つねお・さく いちかわかつひろ・写真/福音館書店/2004年初版
白い紙がさまざまに変身。
多分、子どもがみたら自分もやってみたくなる絵本です。
紙をおっておうち。
紙をまるめると重い石ものせることができます。
ドンドン折って、ぱっとはなすとぴょーんとはねます。
びりびりやぶっておひさま。
手軽にできるものばかりで、一枚の紙で親子で話し合いながらやってみる楽しみもありそうです。