どんぴんからりん

昔話、絵本、創作は主に短編の内容を紹介しています。やればやるほど森に迷い込む感じです。(2012.10から)

あなのなかには・・・

2022年12月10日 | 絵本(外国)

    あなのなかには・・/レベッカ・コップ:作絵 長友恵子・訳/フレーベル館/2016年

 

庭のさくらの木のそばの小さな穴に ボールが入っちゃて、のぞきこんだが なにもみえない。

ぼくの手もママの手でも とどかない。パパは なんにもしてくれない。

ママが、穴は ネズミの家に つながっているかもと。

カエルがにがてなパパは、カエルがいるかもしれないと。

おねえちゃんは、トロルが すんでいるかもよと。

ともだちは リスかな?ヘビだよ! ハリネズミかも? キツネじゃないと。

いちばんのともだちは ドラゴンのすみかだよと。

おばあちゃんは、モグラかも、おじいちゃんは、アナグマだろうって。

みんな それぞれ あれこれ 想像しています。

どんどん広がる想像。見えないから 生まれる世界。

 

穴一つで、みんなつながっている実感。

桜の木が開花し、桜が散ると緑の葉、秋には紅葉し、冬には葉が全部なくなり、穴一つで、長い間楽しめています。 

みんなが想像する生き物のそばには、さりげなくボールが!


寒い朝に実感

2022年12月10日 | 日記

 このところ、朝おきると、小さな畑に霜が降りて、寒さを実感。

 都市部は地面の大半はコンクリートで、土に触れる機会も少ないが、畑のような土では、寒さがそのまま反映している。

 雪国での雪の便りもぼちぼちあるが、あまり雪が降らない当地では、寒さを感じるのは霜をみたとき。

 昔は当たり前の風景も、いまは霜を見ることが少なくなっているのを、喜んでいいのか。

 ウクライナの人が、インフラへの攻撃で、電気、水、ガスの使用が制限されたなかで寒さに耐えているというが、想像できない世界。食料は十分なのか?