しかくいのの じかん/パメラ・ボール・文 ベッキー・キャメロン・絵 ギョウ・ヤマグチ/イマジネーション・プラス/2022年
さあ、しかくいののじかんです。
全ページにネコと、男の子。
赤ちゃんのときはお父さんと、おおきくなったらひとりで読んでいるのは「しかくいの」、本です。
ネコと男の子の成長が重なっていきます。
ネコは、ほっぺたが かゆいときは、「しかくいの」の かどで ゴシゴシ。
おなかをナデナデされるのが すき。
ゴロゴロ ゴロゴロ ぼくの こえは おんがくみたい。
男の子がひとりでいるときは、ボクが いっしょに いないと!
ボクがそばにいくと 男の子が 本をもちながら 距離をおくのは、わざとじゃないって わかっているけれどね!
ふたりきりのときは もっとそばへ。
表紙と裏表紙の見返しに、男の子(赤ちゃんから少年まで)とネコの何枚もの写真がのっていますが、これだけでも よかったのかも。
作者は三匹のネコ、絵を描かれている方もネコと暮らしているというので、絵本の誕生について納得でした。