どんぴんからりん

昔話、絵本、創作は主に短編の内容を紹介しています。やればやるほど森に迷い込む感じです。(2012.10から)

しかくいのの じかん

2022年12月01日 | 絵本(外国)

    しかくいのの じかん/パメラ・ボール・文 ベッキー・キャメロン・絵 ギョウ・ヤマグチ/イマジネーション・プラス/2022年

 

さあ、しかくいののじかんです。

全ページにネコと、男の子。

赤ちゃんのときはお父さんと、おおきくなったらひとりで読んでいるのは「しかくいの」、本です。

ネコと男の子の成長が重なっていきます。

ネコは、ほっぺたが かゆいときは、「しかくいの」の かどで ゴシゴシ。

おなかをナデナデされるのが すき。

ゴロゴロ ゴロゴロ ぼくの こえは おんがくみたい。

男の子がひとりでいるときは、ボクが いっしょに いないと!

ボクがそばにいくと 男の子が 本をもちながら 距離をおくのは、わざとじゃないって わかっているけれどね!

ふたりきりのときは もっとそばへ。

 

表紙と裏表紙の見返しに、男の子(赤ちゃんから少年まで)とネコの何枚もの写真がのっていますが、これだけでも よかったのかも。

作者は三匹のネコ、絵を描かれている方もネコと暮らしているというので、絵本の誕生について納得でした。