漁師とウルマとチャラーナ/太陽の木の枝 ジプシーのむかしばなし/内田莉莎子 訳/福音館文庫/2002年初版
福音館文庫のジプシーのむかしばなしのうちで、ジプシ-という呼称がでてこない少ないもの。
他の話には、ジプシーの若者、ジプシーとその妻、貧乏なジプシーの少年などがでてくる。
ジプシーが差別用語といわれると、やや腰がひける。しかし、なぜそうなのか今一つ納得がいかない。
素敵な表現がでてくるというので読んでみました。
たしかに、少年がでくるところでは、「かみを風になびかせた美しい少年」「きらきらひかるきものをきた美しい少年」「銀いろにひかるマントをきた美しい少年」。
むすめは、「キンポウゲをあんでつくったくつをはき、木の葉をぬいあわせたきもの」など、イメージがひろがる表現が多い話。
内田莉莎子さんの訳が魅力的な話にしあがっているようです。
「おおきなかぶ」からはじまっってなじみのある内田訳。内田さんは69歳でなくなっていますが、もっと仕事をしてほしかったひとりです。
福音館文庫のジプシーのむかしばなしのうちで、ジプシ-という呼称がでてこない少ないもの。
他の話には、ジプシーの若者、ジプシーとその妻、貧乏なジプシーの少年などがでてくる。
ジプシーが差別用語といわれると、やや腰がひける。しかし、なぜそうなのか今一つ納得がいかない。
素敵な表現がでてくるというので読んでみました。
たしかに、少年がでくるところでは、「かみを風になびかせた美しい少年」「きらきらひかるきものをきた美しい少年」「銀いろにひかるマントをきた美しい少年」。
むすめは、「キンポウゲをあんでつくったくつをはき、木の葉をぬいあわせたきもの」など、イメージがひろがる表現が多い話。
内田莉莎子さんの訳が魅力的な話にしあがっているようです。
「おおきなかぶ」からはじまっってなじみのある内田訳。内田さんは69歳でなくなっていますが、もっと仕事をしてほしかったひとりです。