どんぴんからりん

昔話、絵本、創作は主に短編の内容を紹介しています。やればやるほど森に迷い込む感じです。(2012.10から)

悪魔とかみの毛・・インド

2014年07月10日 | 昔話(アジア)

       悪魔とかみの毛/世界のなぞなぞ話/塩谷太郎解説/偕成社/1971年初版


 昔話ならではのキャラクターをもった悪魔が登場します。
 
 この悪魔、なにもいらないから休みなしに仕事をだしてもらいたいと条件をだします。そしてもし仕事がとぎれるなら、お前を食い殺すという。

 これを聞いた地主は、とほうもない広さのため池を整備するように悪魔にいいつけますが、悪魔は、たった一日ですっかりすませます。

 次に、二十の村にまたがっている自分の土地を耕すようにいいつけますが、悪魔はこれもあっという間にやってしまいます。
 
 仕事が種切れになり、地主は次に何をさせたらいいのかわからなくなり、食われる覚悟をしますが・・・・。

 地主は、ただで労働力を手にしますが、その結果は?