だんごむし そらをとぶ/松岡 達英/小学館/2000年初版
近くの子が虫集めに夢中になっているのをみると、なぜかほっとするところがあります。
少しばかりの家庭菜園にはだんごむしがいっぱい。ミニ赤カブをなめたり、草の下からぞろぞろ。
図書館から借り出してきた絵本ですが、大分人気があるようで、多数の人が借り出ししています。利用している図書館の本には返却日がゴム印でしるされていますが、これまで手にした絵本のなかでは、一番の人気。それだけ興味をもてるのでしょう。
デジタルの時代に、いっぱいの絵本をかりだしているお母さん、子どもをみていると、その家庭の親子の絆がうかがわれます。
ところで、この絵本、だんごむしがそらを飛ぶ?と思っていたら、でっかい夢をもっただんごむしが、クモの巣のしたに落ちていたトンボの羽を工夫して”そらとぶマシン”をつくり、旅をします。
ちいさなだんごむしがおおきく描かれて、こんなかたちだったんだとあらためて見直しました。