B-1グランプリにいってきました。
今年の開催地は、第1回B-1グランプリで、見事1位に輝いた富士宮やきそばに地元・静岡県富士宮市。
しかも、その富士宮随一の名所・富士山本宮浅間大社での開催。
ということで、こんな近場で行われる機会は滅多にないだろうということで、いってきました。
旅のお供は、いつものことながら三島のKです。
HPを見ても駐車場の情報がないし、富士宮には縁があってちょくちょくと訪れていることもあって、浅間大社周辺では車で行くのは不便だろうと考え、今回は面倒でも身延線で行くことにしました。
朝8時51分の特急ふじかわに乗り、到着したのは10時14分。
B-1グランプリの開場は、朝10時から。それほどのタイムロスにもならんだろうと考えていました。
ところが、電車から降りてびっくり。
甲府方面からの電車からはそれほど多くのお客は降りなかったのですが、逆…つまり、静岡方面から電車から、ぞろぞろとお客が降りてきます。
うわー、この人間すべてが、B-1に行くのかぁ?と愕然としました。
案の定、多くの乗客が、JR東海富士宮駅から浅間大社へ向かって歩いていきます。
わたしも、その流れに乗じて浅間大社へと向かいます。
駅から浅間大社までは、徒歩10分程度。
てくてく歩いて、浅間大社へとたどり着きます。
時間は10時40分ころだったでしょうか。もはや、浅間大社には人が溢れかえっています。
とりあえず、一つ目の鳥居付近でパンフレットをもらって、B-1グランプリ会場に急ぎます。
ところがところが、まぁーすごい人です。すごい行列が並んでいます。
早く並ばないと、どんどん後手に回ります。とりあえず、優先順位1位「岐阜県郡上市・奥美濃カレー」の列の最後尾を見つけ、並びます。
そこで、Kに連絡を取りました。すると、所用があって出てくるのが遅くなったといいます。「1時間ほどかかるかも」ということで、Kが来るまで孤独な戦いが続くことになります。
混雑が予想されるB-1グランプリ。無計画でやってきたわけではありません。
前日にKと綿密な打ち合わせの末、これは食べたいというB級グルメを2つづつ出し合い、優先順位を決めたのでした。
決めたのは、
今並んでいる「岐阜県郡上市・奥美濃カレー」
「福井県小浜市・若狭小浜焼き鯖寿司」
「北海道富良野市・富良野オムカレー」
「埼玉県行田市・行田ゼリーフライ」
の順。
詳細は、それぞれのHPを見てください。
結局、奥美濃カレーは、40分ほど並んで無事に購入できました。
そのあとは、若狭小浜焼き鯖寿司のテントに行きます。並び始めたのは11時20分ぐらいからでしたが、さくさく列が進んで10分程度並んで買うことができました。
聞いた話によると、11時45分には若狭小浜焼き鯖寿司が完売したらしいので、末期だったと思われます。だから、あとは売り切るだけということで早く進んだのでしょうか。
11時半ごろに再び、Kに連絡を取ります。
富士宮には着いているようでしたが、B-1の影響で富士浅間大社周辺が異様な込み様。そのせいで、車を止められずに困窮していたようです。
まだ合流できそうにないということで、今度は富良野オムカレーの列に並びます。
最後尾の看板を持つスタッフさんが、
「1時間半ぐらいかかりますけど…」
と忠告していただきましたが、並ぶほかないわたしは、
「大丈夫ですよ」
と一言いって並びました。スタッフさんは、「本当ですか」みたいな顔をしていましたが、ほかにどうしようもないので、しょうがありません。
さて、昼飯時を迎えて、ますます人が多くなっていくB-1グランプリ会場。
異様な熱気と、激しい砂埃で大変なことになっています。
並びはじめて、50分ほど経ったぐらいでしょうか。ようやく、Kが合流。
そこで、2時間も手に持ちっぱなしで、傷んでもおかしくなかった奥美濃カレーと若狭小浜焼き鯖寿司をモリモリと食べます。
二人とも、「おいしい、おいしい」と食べます。
奥美濃カレーは、ただのカレーではありません。隠し味に「郡上味噌」を使うことが特徴です。この味噌の風味が、非常においしい。おいしかった。
若狭小浜焼き鯖寿司は、寿司だというので酢飯を期待していたのですが、どうも普通の混ぜご飯っぽかったです。しかし、パンフレットを読んでみますと、やはり酢飯を使うようですので、何か手違いがあったと思われます。
食べ終わって、すぐに富良野オムカレーもゲットできます。
富良野オムカレーの回転率が低い理由は、ご飯の上に乗せるオムレツをその場で作っていたからでした。
ところが、このオムレツがうまいんです。外がカチコチなのに、内が柔らかくて、カレーとよく合います。
これもうまいうまいと食べ終わり、今度は行田のゼリーフライを食べます。
ところが、このゼリーフライには行列ができていません。簡単な食べ物ですから、回転率がよいというのもあるのでしょう。
食べると、これが実にうまい。コロッケのようですが、コロッケではない。イモとおからの優しい歯触りがおいしく、満足でした。
それから、ターゲットを「福岡県久留米市・久留米やきとり」にします。
となりの「北海道室蘭市・室蘭やきとり」と迷ったのですが、行列が並びやすい位置にあったので、「久留米やきとり」を選びました。
久留米やきとりは、40分ほど並んで食べることができました。
これもおいしい。ダルムといわれる小腸と、豚バラの2本一組でした。間に挟んでいるタマネギの甘さと、肉の脂が絶妙です。
そして、最後にいただいたのは、昨年のB-1開催地「青森県八戸市・八戸せんべい汁」。
わたしたちが並んだときには、もはや無くなる寸前でした。
ぎりぎりでありつけたわたしたちは、モリモリとせんべい汁を食べます。
二人の感想は、「もっともB-1らしい料理」。何というか、もっと田舎な味を想像していたのですが、どっこい多くの洋風料理と比べても遜色のない味です。
もはや、2時半にしてテントの半分が店じまいという中、お腹も満たされ、もう食べられないということになり、B-1会場をあとにしました。
その後、Kと近くのジャスコ富士宮店に行き、ゲームセンターでひとしきり遊んだあと、帰路につきました。
まだ2回目ということで、いろいろと問題点が多いと思われました。Kと、改善点について話したりしましたが、それはまた別の話になります。
今日は…疲れました。もう休みたいと思います。