さじかげんだと思うわけッ!

日々思うことあれこれ。
風のようにそよそよと。
雲のようにのんびりと。

レッドクリフを見てきました。

2008-11-13 21:34:28 | 


を、見てきました。
以前に取り上げましたときは、見に行くかどうかなんていっていたんですけど、故あって見て参りました。
テレビCMを見ていて、「一人の女のために戦をはじめたのか…」なんていっていたので、「なんだぁ?」と思っていたんですけどね。
結論を申しますと、面白かったです。
ジョン・ウー(1946~)監督、20年来の夢だということで、その気合いが伝わってきましたね。
宣伝文句だけ聞くと、三国志に題材を取ったメロドラマなのかと思ってしまいますが、ところがどっこい、極めて硬派な男の物語となっています。
小喬役の林志玲(1974~)や孫尚香役のヴィッキー・チャオ(1976~)は確かに美人で、非常な魅力を持っていますが、しかしそれは一部に過ぎません。
主題は男たち。いや、ここはあえて好漢と言いましょう。
知謀を巡らす周瑜・諸葛亮、百人力を有する蜀の五虎将軍のうちの関羽・張飛・趙雲、呉の甘興。
三国無双を地でいく強さ。
得物一振りで、五六人の兵士が吹き飛びます。
見ていて面白いし、すかっとします。
特に、物語冒頭の趙雲の単騎駆けですねぇ。
張飛の見せ場はなかったんですけどね。
いや、でも。役者の皆さんはイメージに違わぬすばらしい演技を見せてくれています。

主人公は周瑜ですけどね、すべて孔明の手のひらで踊らされているように思えるのは、わたしの思い過ごしか三国志のイメージでしょうかね。
迷っている人は、見て損はしませんし、女性の人も楽しめる内容だと思います。
三国志の知識は知っていればよし、知らなくても十分楽しめますよ。