さじかげんだと思うわけッ!

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名古屋旅行記(1)

2007-02-05 22:17:31 | 
名古屋へといってきました。
わたしは通り過ぎたことはあっても、立ち寄ったことがない土地で、わたしの中では常に、桃太郎電鉄の中のある一つの物件駅…あるいは、戦国期に改革といえる大きな仕事をやり遂げた3人の武将の出生地。
そういった認識でした。
また名物がたくさんある土地でもあります。
みそかつ、ういろう、ひつまぶし。エビフライにあんかけスパ、あるいは手羽先、名古屋コーチンなどなど。
毎食外で食べても飽きることのない、名物にあふれています。

そんな名古屋へ出かけることになったのは、前にも幾度か話をしましたが、大学の同期会があるからで、その集まりとはゼミの集まりでした。
参加者は、例年どおりのメンツといったところで、恩師も入れて7名といった、こぢんまりとしたものでした。
なので、目下のところ、その同期会への出席が目的。しかし、せっかく名古屋なのだから、少しは楽しみたいということで、やや早めにいって観光でもしようと思っていました。
まぁ歯に不安を抱えていましたので、3日当日に歯医者に行かねばならないかも知れなかったのが、どうにか行かずに済むことになり、2月3日の午前に出かけることにしました。
しかし、このことが後に起こる悲惨な結末になるとは…わたしは思いもよりませんでした…。

もしわたしの住む甲府から名古屋までいこうとすると、中央線から塩尻、中津川を経由して名古屋に至るというルート①と、身延線から静岡まで出て、東海道線で名古屋まで行くルート②があります。
お金と時間のバランスを考えれば、塩尻経由のルート①がいいんですが、わたしは時間を取りました。
何せ、ルート①の全行程を鈍行でいけば、お金は5000円以下で済みますが、時間は6時間かかります。途中特急を使っても約4時間。しかし、お金は8000円となります。
ところが、ルート②ですと特急・新幹線を乗り継げば、約3時間で8500円ですから、やはり東海道を行くことにしました。
午前10時55分、身延線東花輪駅から特急ワイドビューふじかわ6号に乗って2時間。
新幹線との連絡駅である静岡駅に到着しました。
ここで三島のKと合流。静岡からは、Kとともに名古屋へ向かう約束になっていました。

さて、わたしの名古屋への関門が、実は新幹線でした。
何分乗るのが中学の修学旅行以来と言うことで、そのときは皆と連れだってぞろぞろといったわけですから、はぐれさえしなければ切符を買うなどの手続きは省略されたのですが、今回は個人旅行と言うことで、そうはいきません。
幸い、新幹線の切符は出発地の東花輪駅にて乗車券・特急券・新幹線券とすべて買えましたので、ぷりぷりと進むことができました。
それにまして驚きだったのは、「切符を重ねて自動改札に入れる」というの行為です。
わたしの知る改札というのは、乗車券と特急券を別に入れるものだったのですが、ところが新幹線に限ってはそうではないというのが、何とも不思議でしたね。
……まぁ、そんな小さなことはどうでもいいのです。

新幹線ひかり411号の中では無事に座ることもでき、静岡駅のキオスクで買ったサンドウィッチをむしゃむしゃと食べながら、わずか50分で名古屋に到着。
景色を楽しむ暇もなく着いてしまったことにひどく驚いたものでした。
新幹線は、景色を楽しむためのものではないのだなぁと思いました。

では今日はここまでです。
今日の一枚は、生まれて初めて降り立つ名古屋駅の看板。
Kに「(人に)田舎ものだと思われるから、やめて」といわれた一枚です。