出先でポンカンを戴いたのですが、ポンカンの実の部分がほとんど入っていなくて、
失意のうちに作られたポンカンピールです。
しかし立派な皮でしたので、これはこれでありがたいのです。
そして僅かな実の部分にはとてもとてもとても沢山の種が詰まっておりました。
植物としては正しいのです。
種を育てたら、きっと同じような、皮が厚く、実が少なく、種が多い、
原種に近そうな丈夫なのが生えると思います。
生ゴミは畑に漉きこむので、運がよければそのうち生えてくるかもしれません。
カラタチのように、それになにか美味しいお蜜柑を接木するのもよいかもしれませんが、
皮は皮で美味しかったので、皮の厚いものが生るなら、それもよいとおもいました。
きっとこの子は皮を食べるのが正解なのだわ！
4つ割くらいの皮を、一晩水に漬けて、二度ほど湯でこぼしました。苦い匂いが消えてきたら大丈夫だと思います。
嗅覚！がんばれ嗅覚！！
最初の湯でこぼしで、かんきつ類の油分のせいか、エライ匂い（ケミカルな）がしますが、
二度目ぐつぐつしていると消えてきます。
柿酢作るときもボンド臭がするけど、なにかそういう近い臭いの物が含まれているのかしらね。
湯でこぼしたら、細く切って、水と砂糖で煮ます。あれば果汁を入れても良いですねｗ
飴になる前くらいで砂糖をまぶして、クッキングシート（何かくっつかないものならなんでも。
焼くわけじゃないから）に並べて、干物網で二日くらい干しました。
いい感じに表面カリカリで中トロっになってきたら完成です。
レンチンしたチョコレートを絡めてまたクッキングシートにならべて、今度は冷蔵庫で冷やしたら、
ショコラオランジュのポンカン版です。
夫がショコラオランジュが好きなので、今年のバレンタインはこれ、と、チョコケーキでした。
