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これどうしようかな・・・どうしようか考えてみます。

「活動の奇跡 アーレント政治理論と哲学カフェ」を読んだ。

2021-12-16 | _よむ__

ポツンと山奥深く/70代後半車も持たず独り/隣住民はるか遠く

もう自由にね自分気に入ったように居りたい

そんな彼女の人生を支えるのは
遠くに住まう子孫ひ孫etc.の他に
週に一度やってくる移動販売車とその運転手。

地域行政が勧める〈活動〉の一つで
「見守り隊」
運転主は 約8km離れた集落内にある商店の人だが
一人暮らしのお年寄りの買い物の手助けや
孤独死を防ぐために
見守り隊のボランティアを兼ねて回っている。
運転主の言葉。
「みんなのわずかな一握りの安心でも繋がれば自分は満足。」

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「活動の奇跡 アーレント政治理論と哲学カフェ」を読んでいて
その同じ頃ながめていたテレビ番組の中に

活動

という言葉が飛び込んで来れば それはびっくりするのだった。

こんなにも山奥のポツンと一軒家。
78歳のおばあさん一人暮らしは
細いようなそれでいてしなやかなような繋がりで今を継いでいた。

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投票はしたけれど。。。
「生まれてはみたけれど」的つぶやきをして
政治理論 の 政治 からして、どこかつまづいている。
投票の先の 政治 について、その心もとなさ。
今度は「そうだ京都、行こう。」的に
そうだ「ルーズリーフ参考書 中3 5教科 改訂版」の公民のページ、広げよう。
国会/内閣/地方自治 しくみしくみしくみ、そうか中学生で
少なくとも中間期末テスト直前には これらのしくみしくみしくみ、頭に入っていたのかな。

自治

アーレントの
「活動は行為とともにその行為者を暴露するという固有の傾向をもっている」
「活動がその行為者の現われを完全に現わすためには、〔中略〕光り輝く明るさが必要」
「このような明るさは公的領域にだけ存在する」(22ページ)
という考えの言葉は

「みんなのわずかな一握りの安心でも繋がれば自分は満足。」

というなにげなさの中の 光 を
私の目の前に 改めて届けてくれた。

 

 


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