入笠牧場その日その時

入笠牧場の花.星.動物

     ’19年「冬」 (7)

2019年01月07日 | キャンプ場および宿泊施設の案内など

            Photo by Ume氏

 入笠へ来る人たちが、まず目指すのは山頂だと思う。それは冬季でも変わらない。ゴンドラを利用すれば気軽で、しかも安全にその目的を果たすことができ、冬山の"触り"を体験することができる。晴れていれば、頂上からの眺めも悪くない。今流行りのスノーシューズを履いて歩けば、それだけでも楽しい。
 ところが、こう呟いている本人は、その冬の入笠の山頂へ行ったことは12年間の間に一度しかない。それも大分昔のことで、知人を案内してのことだったが、空身にツボ足だったので行き交う人の中からはそれを避難がましい目で見られたりして、少し閉口した記憶がある。冬山の体験や訓練のために、スノーシューズやアイゼン、ピッケルなどを使用することはいいと思う。別に異議を唱えるつもりなどない。ないが、たまにはそれらを使わずに登ることも、試してみたらどうだろうか。
 
 まだ残念なことに、今冬の予約は1件も入っていない。こうして連日呟いているといささか徒労感を感ずることもないわけではない、ある。しかし、折れないで続ける。そう思っていたらきょう、ようやく問い合わせが入った。2泊4日の4人くらいだがどうかと。それで、分かりましたと応じた。ついでに、入笠登頂はケジメだろうから、初日の来る時にさっさと済ましておいた方がいい、とも言っておいた。
 第1日目にそこを素通りして、翌日小屋から3,40分もかけて同じ道を登山口まで行き、そこから片道30分そこそこの山に登るのはいかにももったいない。それくらいなら、もっと別な計画を立てた方がいい。折角、牧場の小屋まで来てくれるなら当然、それ相応の対応をして上げたいと考える。鹿肉だけでなく、ここには、ここだけの良さがある。楽しさがある。目の覚めるような絶景がある。雪があっても無くてもだ。カメラを忘れずに、連泊をお勧め。


    HALに負けた朝

 日が傾きかけた長い影を引く落葉樹の森や牧場も、やがては雪の中に眠るでしょう。お出掛けください。
冬の営業案内」をご覧ください(下線部を左クリックしてください)。予約は早めに頂ければさいわいです。



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