気分の良い春らしい天気だ。きっと、東京は桜の開花宣言も出たことだろう。以前から呟いてきたあの強情とも思えるボケも、きょうあたりはこの陽気で、白い花を咲かせるかも知れない。ただ、里はそんなだが今朝、春に行われる河川の一斉清掃に参加して見た経ヶ岳は、大体牧場と同じくらいの標高1700から1800㍍よりも上では、昨夜の雨が明らかに雪だったようだ。
昨年も、一昨年も4月、牧開きを目前にしてドカ雪があった。そのお蔭で、特に昨年などは雪に加え、通勤に使っている林道ばかりかテイ沢まで倒木の被害に遭い、大変な思いをした。倒木の原因は、表土の薄い斜面であることに加え、モミやスギのような常緑樹ばかりか落葉松までが、多量の水分を含んだ雪の重さに耐えられなかったからだ。
雪の付着したモミの枝を持ってみればいい、その重さが分かる。幹が裂けることさえある。(3月14日記)
きょうは久しぶりに芝平峠まで行った。一昨夜の雪はそれほどのことはなかったから、上まで行けそうに思えたが、他の用事があり断念した。
きょうの写真に最初は牧場の残雪の景色を考えていたが、さすがにもう時季外れのような気がして急遽取り換えた。山室川を写したもので、この辺りは標高1000㍍くらいか、それでも「水温む」という感じがしていた。
本日はこの辺で。