布屋忠次郎日記

布屋忠次郎こと坂井信生の日記

終戦後100年

2005-08-15 12:40:00 | 日本
今日の終戦記念日は、大東亜戦争敗戦60年にあたるということで、しばらく前からテレビなどでも特集番組が組まれています。

しかし大東亜戦争終戦60年ということ以上に、9月5日が日露戦争戦勝100年ということに関心を持っています。1905年9月5日午後3時47分にポーツマスで日露講和条約が調印されてから、今年はちょうど100年にあたるわけです。

「戦勝100年」という言い方が戦争美化につながると言われそうですが、「敗戦60年」という言い方とバランスをとろうと思っているだけです。(客観的にどちらも「戦後○年」と書こうかとも思いましたが、考えてみたら、大東亜戦争で日本が敗北したことも、日露戦争で日本が勝利したことも、どちらも客観的事実でした。終戦記念日を「敗戦記念日」と称する人たちの「敗戦を終戦と言うのはすりかえだ」という意見には賛成したいのですが、そのように主張する人は(全員じゃないけど)自虐史観に立っていることが多く、そこまでは賛成しかねるんだよなぁ。)

大東亜戦争が日本による「侵略戦争」だという意見があります。そのことの妥当性はここでは論じませんが、大東亜戦争が侵略戦争だというなら、日露戦争はロシアによる侵略戦争じゃないのか?という気がしています。(大東亜戦争も「ロシアの脅威」がなければ日本の大義名分は立たなかったと思いますが)
気がしているだけです。というのは、日露戦争についてほとんど何も知らないので、語れないのです。
防衛のために戦うことさえ認めない人たちが十把一絡げに「日露戦争も日本だけが悪者」などというのは無視しますが、だとしても日露戦争はなんだったのか。少しずつ勉強してみたいなと。

で、キリスト教徒の布忠としては、まずは内村鑑三に注目してみました。日清戦争では戦争に賛成した内村が、日露戦争ではなぜ非戦を主張したのか。そのあたりが、布忠個人に対してはヒントになりそうな気がしたので、とりあえず図書館で内村鑑三選集2「非戦論」を借りてきて、読み始めたところです。
9月3日には日露戦争勝利百周年を祝う青年の集いというイベントもあるそうで、ちょいと関心。

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1 コメント

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Unknown (みんなのプロフィール)
2005-08-15 20:46:45
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