布屋忠次郎日記

布屋忠次郎こと坂井信生の日記

千葉のMAXが日本のMAXに

2009-03-07 10:38:32 | へんなもの
千葉原産で茨城方面にも輸出していた缶コーヒー(コーヒー飲料)「MAX」。(千葉県民視線です。茨城のみなさん、ごめんなさい)
「最近、都内でも普通に見かけるな」「あらら、TVCMなんかやっちゃって」と思っていたら、2月から全国展開を始めていたそうで。
チバラギのソウルドリンクが全国デビュー

公式サイトもいい。特に、プロジェクトXならぬプロジェクトMAXのノリがいい。

かつて都民だった頃、KIOSKでさえ江戸川を越えて千葉県内に入らないと扱っていなかった。用事があって千葉県内に行くときは、250ml缶をハコ買いしてました。

缶の半分がMAX、半分がジョージアという、缶コレクターしか喜ばないようなデザインになったこともあった。飯島直子がCMしてたジョージアのキャンペーンに応募するため、シール欲しさにまたハコ買いした。(当たらなかったけど)。
聞くところではコカコーラ社がブランド統一しようとしたとか。でも利根コカコーラが苦労して開発したMAXをつぶすことはできなかったのだそうだ。

MAXが全国ブランドになったのはうれしい。この甘さは完全に「コーヒー飲料」で「コーヒー」ではないから、コーヒーファンには受け入れられないだろうけれど、缶コーヒーとしてではなくMAXとして「これはこれでアリ!」と受け入れられていくだろうと思う。
「あそこでしか買えない」「ぼくらだけが知っている特別」が「どこでも買える」「誰でも知ってる」になるのは少しだけさびしいけれど。

グロッキーなアンパンマン

2009-01-06 18:17:22 | へんなもの
いつも行く市原市内の某大型スーパーで、いつも見かけるアンパンマン。
いつも思うけど、やられちゃってるよね。ボコボコにされたボクサーがコーナーに戻ってへたりこんだみたいな座り方。
いつもこんな元気ない(ような姿で置かれている)アンパンマンを、来店するちびっこたちは喜んでいるのだろうか。

…「ちびっこ」が不快語って話は聞いたことない気がするけど、どうなんだろ。「誰か不快になる?」という感じも、「ちび呼ばわりの時点で狩られるだろ」という感じも、両方ともするのだけど。
それはともかく、仮にもヒーローにはシャキッ感がほしいよな。

キラーパス

2008-12-02 22:34:42 | へんなもの
確かこの言葉が出てきた当初は、サッカーで「得点した味方に最後に出されたパス」というような使われ方をしていたような気がする。最近で言うアシストのような。それがいつの間にか、「パスの受け手を殺すようなパス」という意味になっている。それはホスピタルパス(ラグビーか何かの用語で、敵にマークされてる味方にパスを出して病院送りにさせる)じゃないか?

もともと英語だったのがそのまま和製英語になったようなものだろうか。英語では「ひき逃げ」を意味する「ヒットエンドラン」が、米球界で言うrun and hitの意味で使われるようなものだろうか。
このヒットエンドランは「エンドラン」という略語まで定着している。「ヒットエンドラ~ン」と連呼する芸人までいる。けど、英語圏の人が見たら「ひき逃げ」と連呼するこいつは何者?それを喜んで見てるニッポンジンってなに?って思われるかも。
「ヒットエンドラ~ン」の真似をする人を見るたびに、「へんな漢字がプリントされたTシャツを着てる外人をぼくらは笑えるのだろうか」って気になってくる。

「アットホームな家庭」ってのもよく考えるとおかしくない?「at homeな」というのは「家庭にいるような」ってこと、だよね?とすると「家庭にいるような家庭」か?英語は超がつく苦手なのだけど、なんか違うニュアンスがあるのかな。(何しろ「Why not」は拒絶の意味だと勘違いしたこともあるくらいだし)

西武が置引きを推奨??

2008-12-02 08:50:04 | へんなもの
西武池袋線の車内で中吊りを見て驚きました。混んだ車内で写メは控えましたが。おサルさんのイラストに添えられたコピーは「車内のゴミは持ちサルさん。」なのだけど、フォント的に「持ちサルさん」だけが強調されているのです。
「置引きに『さん』づけかよ」と思わず二度見してしまいました。

動物が脱走する前提の動物園?

2008-11-29 17:23:49 | へんなもの
こちらも東京ドイツ村の光景。動物園コーナーがあって、エサを買ってヤギやアヒルに与えることができるのだけど。
ヤギの柵に「ヤギが逃げた場合はお近くの係員へお知らせください」の張り紙が。
動物園というのは動物が逃げないようにするのが普通だと思ってたけど、逃げることもあるのが前提ですか?

しかも、脱走防止のためにゲートが二重になっているにもかかわらず、画像に写っているシロヤギさんは、張り紙してあるゲートと写真左側のゲートの間にいる。脱走寸前??

まあ、ここの展示方法はおもしろくて、写真奥の平均台のようなものをヤギがのぼれるようになっているのだけど、その平均台が見物人の頭上を渡してあるのです。つまりヤギが見物人の上空(地上2mほど)のところを通る。すでに脱走状態ともいえるのだけど、見物人はネット越しにエサをやったり、頭上のヤギに食べさせたりできるわけ。ただ気をつけないと、バラバラと黒豆がふってくることもあるのだけど。(シャッターチャンスを逃したけど、実際にヤギが上空から黒豆をふりちらかしてる場面も見ました)

メーカーとしてアリなのか?

2008-10-27 08:08:58 | へんなもの
ある日、帰宅してみると、懐かしのサクマドロップの缶があった。チビたちのおやつらしいが、パッケージがヘンだ。アニメ映画「火垂るの墓」の登場人物の少女がドロップの缶をのぞきこんでいるイラストなんだもの。
メーカーは「あのような状況で子供たちを元気づけた、少なくとも一瞬でも喜びを提供した製品」と考えてパッケージに使ったのだろうか?

でも、ドロップ缶をのぞきこんでいた少女は死んで、その遺骨のカケラがドロップ缶に入れられるんだよね。大好きだったお菓子の缶に、自分は死後に葬られるという、あるいは、妹が大好きだったお菓子の缶に、妹を葬るという、悲しみの象徴だったんじゃないだろうか、サクマドロップ、いや「スプッロド式マクサ」は。
佐久間製菓としてはこれでいいのか?

吹奏楽部が?

2008-10-05 22:38:23 | へんなもの
今日、早朝サイクリングに繰出した際に、目にとまった看板。

「全日本合唱コンクール全国大会」に「吹奏楽部」が出場???

何それと思ってWEBをあさってみたところ、市原中の「吹奏楽部」は過去にも合唱コンクールの全国大会に出場経験がある実力校らしい。
私が中学時代に在籍した吹奏学部は合唱部員に助っ人に来てもらって打楽器を演ってもらったりしてたのだけど、市原中は吹奏楽部に合唱セクション(?)があるってことか?だとすると、ホルストの「海王星」なんかも演れちゃうのだろうか?ベートーベンの「第九交響曲第4楽章」とかも?すっげぇ!(WEBで拾える情報だけで勝手に盛り上がってます)
全国レベルの合唱力を持つ吹奏楽部、聞いてみたい。

ご当地けんけつちゃん

2008-09-09 22:30:03 | へんなもの
9月7日の土曜日、ひさしぶりにモノレール千葉駅の献血ルームに行ってきました。夏場に400ml献血をしてしまったので、8月末まで献血できない身だったので。

この日おどろいたのが二つ。

一つは、針を刺されるときにまったく痛くなかったこと。献血を趣味にしているというくらい(本当に趣味にしている人に比べたら、今回でやっと43回だからまだまだですが)の私でも、針を刺される瞬間はちょっとはドキドキします。それが、ほとんど「え?もう刺さったの?」というくらいでした。今まで「そりゃ針を刺すってくらいだから少しくらいは痛いけど、まったく許容範囲だし」と思っていたのだけど、人によっては痛くないなんて。どんな世界にも達人っているんだなぁ。
女性の年齢というのはわからないのですがベテランという感じの方で、思わずネームプレートも確認してしまいました。献血ルームに指名制度があるなら、ぜひご指名したい!(でもこういう達人は献血初心者を担当していただくほうがいい気もする。喜んで進んで献血に来てるようなぼくらは、若手の方の練習台になるくらいの方がいいような気もする。)

驚いたことの二つ目は、成分献血の協力のお礼の品が今月は「ご当地けんけつちゃん携帯ストラップ」だったこと。こ、こんなものがあったなんて。「けんけつちゃん」の存在自体は知っていたけど(スクリーンセーバーや壁紙はいくつかゲットしているので)、「ご当地けんけつちゃん」まであって、しかも携帯ストラップ!
コレクターな私、思わず受付の人に「他県の赤十字でも作ってるんですかっっっ!?」と尋ねたところ、「ご当地けんけつちゃん」というのは全国各地にいるけれど、携帯ストラップは全国の赤十字で一斉につくったものではなく千葉のオリジナルで、他県にあるかどうかはわからないとのことでした。レアアイテムじゃん!
もし他県にもあるならコレクションしたい。でもそのためには、地元の献血需要を差し置いて他県で献血しなきゃならないのが複雑。
それにしても、ご当地キティの平均的な価格から考えて、市販するなら500円前後はするんじゃないかな。それがただでもらえてしまう。

それくらい供給が逼迫しているってことですから、健康自慢なみなさんぜひお近くの献血ルームへ。

ちなみに「ご当地けんけつちゃん」のバージョンは、兵庫県赤十字血液センターのサイトの着せ替えけんけつちゃんでいろいろ見られます。

公園の価値とは

2008-08-10 23:57:26 | へんなもの
本日、自転車で1.5時間ほどかけて、大学時代のバイト仲間が牧師している教会に行ってきました。その帰り、千葉市内の某公園で一休みしていたところ、ベンチの正面に見える家にかかげられていた文句がどうにも気になりました。
断固反対!
遊具を陰にし、
公園の価値を下げる
マンションなんて!

見るとその隣りには14階ほどのマンションが。

えと。
もしかすると私の個人的な考えかもしれませんけど、「直射日光下の遊具」と「日陰の遊具」だったら、後者のほうがいいけどなぁ。自分の体調の変化に気づかず(あるいは気づいていても顧みずに)遊び続けるくらいの年齢だったら絶対にそうだし、保護者として子供に付き合うにしても日陰の方が楽だし。
と思いながらあたりを見回すと、広い公園の中で遊具ゾーンは陽が当たっているものと木陰になっているものとで、この14階建てのマンションのせいで陰になっているものはありませんでした。通りすがりのカップルも「木陰になってるのはあるけど」と話しながら歩いていましたから、私と同じものを読んで、私と同じ感想を持ったようです。(時刻と陰の向きから考えるに、このマンションは遊具ゾーンの東側にあるらしい。公園がマンションの陰になるとしても、限られた時間でしょう。)

それ以前に「公園の価値」って、何だろう。

コロッケパンの原材料って

2008-08-09 22:37:44 | へんなもの
ヤマザキの「大きなコロッケパン」を買った。ずっしりのボリューム。しかもパックのおもてに大きく「おたふくソースを使用しています。」とアピールしているだけあって、おいしかったです。
かじったら、コロッケのなかからコーンの粒が。こまかいところだけど、なかなかおごってるじゃないか、と思いながら裏面の原材料名を見たら、思わずキョトン。
コーンなんて、原材料名には書いてない。その代わりに、原材料の先頭に「コロッケ」と。

・・・いいのかよ!

まあ、材料ではあるからいいのかなぁ。でもだったら「おたふくソース」も材料として書けばいいのに。

まだあるんだねぇ

2008-08-07 22:16:27 | へんなもの
思いつきで久しぶりにボーリングしたくなった。というわけでマイシューズかついでボーリング場へ。ボーリングなんて今年になってはじめてじゃないかな。いつ以来だか。

で、そのボーリング場で見つけたのが、ビン入りのコーラ。今でも作ってるんだねぇ。これはかなり小さいビンだけど、昔、王冠の裏にスターウォーズのキャラクターとかアタリとかがあった頃を思い出してしまいました。

え?スコアはどうかって?ははは、聞かないでください。
マイシューズ持ってるくらいだから、そうとうだろうって?いえいえ、一度買ってしまえば、たまにでもプレイするときに貸しシューズ代がかからないからと思っただけです。

実はひそかにマイボールも持っているのだけど、これもその昔、ボーリング場の近くに住んでいた頃に、特売のPOPにつられて勢いで作っただけです。ハウスボール使ってるよりは上達が早いとは聞きましたが、何しろドシロウトだから、ショップの人に「重心は?」「材質は?」とか聞かれても何もわかりませんでした。
しかも今と20kgくらい体重が違うときのものだから、当時ピッタリ掘った穴に今では指が入らない 無用の長物ならぬ、無用の重量物です。

ありえないご当地キティ

2008-08-06 22:00:14 | へんなもの
わたくし、40代男性だというのに、いわゆるご当地キティを集めています。特にキティちゃんファンというわけではなく単なるコレクターです。キリがないのでファスナーマスコットに限って。というかキりがないのでそろそろ足を洗おうかとも思うのですが。
ところが、ファスナーマスコットではないのですが見つけた瞬間に思わず買ってしまったのが、池袋バージョンの根付けです。うちのチビたちが夏休みでいなかに行くので、新宿の高速バス乗り場まで連れて行ったのですが、その待合室で見つけてしまいました。
それにしてもありえないですよ。正面画像はネットで拾っていただくとして、問題は後姿です。
透き通っているばかりに、見えてしまっているのです。キティちゃんの脳天にネジが突き刺さっているのが!

梅原猛は著書「隠された十字架-法隆寺論-」で、法隆寺を怨霊を鎮めるためのものだと論じていまが、その根拠として数多くあげている中の一つが、救世観音像が光背を後頭部に釘で打ち付けられているという異様さでした。いわく「重い光背をこの仏像に背負わせ、しかも頭の真後ろに太い釘をうちつける。いったい、こともあろうに仏像の頭の真中に釘をうつというようなことがあろうか。釘をうつのは呪詛の行為であり、殺意の表現なのである。」「身体に釘をうつことは、日本人にとってまさに最大の冒涜行為であったわけである。今ここに、仏像の頭の真後ろに太い釘がうたれている。」「それは日本人の感覚からいって、最大の涜神行為である。それは恐るべき犯罪である。聖なる御堂の聖なる観音に、恐るべき犯罪行為が行われている。」(新潮文庫版p458より引用)
梅原説が真実か否かは私にはわかりません。「梅原考古学」はトンデモ説とされることも多いし(ただし私は説得力を感じます)。ただ、この池袋キティを見た瞬間に私が梅原説を思い出したのも事実で。胸に杭を打ち込まれたドラキュラのように頭にネジをねじこまれた池袋キティに、作り手はどんな呪詛をこめたのでしょうか。

まあ、ほかのご当地キティも全部あたまにネジを打ち込まれているわけで、透明でないものはそれが見えないだけなわけだけど。それにしてもこのキティ、ちょっと残酷でない?