布屋忠次郎日記

布屋忠次郎こと坂井信生の日記

NFL第8週:ブロンコスはNFCの雄イーグルスに圧勝

2005-10-31 12:45:37 | NFL
昨年はスーパーボウルにも出場したNFCの雄、イーグルスを相手に49-21で圧勝した。

前半だけで4TD、第3Qは4回パントを蹴らされたものの、第4Qにも3TDの猛攻。
オフェンスは、パスではPlummerが309ヤードを投げ、4TDでインタセプトなし!
ランではAndersonとBellがともに100ヤードを突破するなど計255ヤード。

ディフェンスは、ランが79ヤードに押さえる好調ぶり。パスでもMcNabbに272ヤード3TDを許したものの2インタセプトを奪った。

トータルではイーグルスの351ヤードに対しブロンコスは564ヤード、ボール支配時間はイーグルスが23:00に対しブロンコスが37:00、


チーフスがチャージャース20-28で敗れたため、AFC西の順位は
ブロンコス6勝2敗
チーフス4勝3敗
チャージャース4勝3敗
レイダース3勝4敗
となった。ブロンコスにとっては地区内対決さえ順調にこなせば、心配なのは12週にサンクスギビングデーで木曜に試合する変則日程くらいか。

次週、ブロンコスは試合なし。
チーフスはホームでレイダース戦。
チャージャースはジェッツとアウェイ。ジェッツは現在2勝5敗、ブロンコスとは第11週に対戦する。


その他のチームの動静としては、唯一無敗のコルツは今週試合なし。
ベンガルスはパッカーズを破って6勝2敗、パッカーズはこれで1勝6敗。
未勝利だったテキサンズは、ブラウンズとの底辺対決でようやく初白星。ブラウンズは2勝5敗。
1敗をキープしていたバッカニアーズは、ボロボロのはずの49ersに敗れ2敗目。
パンサーズは1勝2敗から4連勝。

「皇室典範を考える会」に関する報道

2005-10-26 23:55:55 | 天皇・皇室
「皇室典範を考える会」というのが設立された。まずはその声明を抜粋する。
[首相の「私的」諮問機関というその位置付けや、専門家不在の委員構成に疑問を抱いたものの][「高い識見を有する人々」が参集した有識者会議が、皇位継承という日本の国の根幹に関わる事柄について、国民の間の多様な意見を十分に視野に入れ、慎重なる検討を行うものとの期待があった][ここにきて私たちは、有識者会議の議論の内容と方向について強い疑念を抱かざるを得ません。][改正にあたっては、よほど慎重の上にも慎重に対処すべきであります。有史以来の皇室の伝統を継承し守ってゆくいう姿勢こそが、何よりの大前提であります。][もとより私たちは、男系男子による継承を絶対のものとして主張するものではありません。しかし、女性天皇・女系継承の是非のみを議論する前に][まずなすべき事柄が多々あるのではないかと考えるものです。]

さて、これに対する報道を見てみる。
毎日新聞。http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/koushitsu/news/20051022k0000m010019000c.html
[小泉純一郎首相の私的諮問機関「皇室典範に関する有識者会議」が11月末の最終報告取りまとめに向けて意見集約に入るのを前に、男系男子による皇位継承の継続を求める学者らが21日、「皇室典範を考える会」(代表・渡部昇一上智大名誉教授)を結成、国会内で記者会見を開き声明を発表した。声明は「有史以来の伝統を守る姿勢が大前提」として、有識者会議に旧皇族の皇籍復帰を検討するよう要請。今後、集会を開催するなど世論に呼びかけるとともに、国会議員へも働きかける考えだ。]

朝日新聞。http://news.goo.ne.jp/news/asahi/seiji/20051021/K2005102102240.html
[首相の私的諮問機関「皇室典範に関する有識者会議」が、母方だけ天皇の血筋に属する女系天皇も容認する方針を固めたと伝えられるなか、これに反対する学者、文化人が21日、「皇室典範を考える会」(代表=渡部昇一・上智大名誉教授)を結成し、慎重審議を求める声明を発表した。6日に会見した小堀桂一郎・東大名誉教授らの「皇室典範問題研究会」とも連携して、今後、集会を開き関係方面に働きかけていくという。
声明は「(男系継承という)有史以来の皇室の伝統を継承し守っていく姿勢こそが大前提」とし、国民の理解が深まるまで慎重に審議するよう求めている。
会に名を連ねたのは渡部氏のほか国語学者萩野貞樹、評論家屋山太郎、元労働団体役員宇佐美忠信、評論家岡崎久彦、作家工藤美代子、評論家田久保忠衛、国際政治学者中西輝政、埼玉大教授長谷川三千子、数学者藤原正彦の各氏。]

読売新聞。http://news.goo.ne.jp/news/yomiuri/shakai/20051021/20051021ic22-yol.html
[皇位継承のあり方について検討している小泉首相の私的諮問機関「皇室典範に関する有識者会議」の議論が「女系天皇」容認に傾いているとして、慎重な論議を求める大学教授や評論家らが21日、「皇室典範を考える会」(代表=渡部昇一・上智大名誉教授)を設立した。
発起人は渡部氏のほか政治評論家の屋山太郎氏、数学者の藤原正彦氏、外交評論家の岡崎久彦氏ら。]


声明が「もとより私たちは、男系男子による継承を絶対のものとして主張するものではありません。」というとおり、この会は「はじめに結論ありきではなく、慎重の上にも慎重な議論を」というものであるのは、まともな読解力がある人なら読み取れるだろう。
ところが毎日新聞は「男系男子による皇位継承の継続を求める学者ら」と読者を誘導する。女系天皇論者が国民の男女平等意識を利用しているのに乗っかったものだ。
朝日新聞は、声明が「(男系継承という)有史以来の皇室の伝統を継承し守っていく姿勢こそが大前提」としていると。これも読者を誘導している。声明は「男系継承という伝統」とは言わないことで「何が皇室の伝統なのか」というところから国民的議論を行うべきだといっているのだから。

つまり毎日も朝日も、「首相の私的諮問機関が『女系天皇』に進みだしたところで、反対意見が出てきた」と報道しているわけだ。しかし声明はそうではなく「首相の私的諮問機関が『女系天皇』に進みだしているが、もっと議論するべきだ」としか言っていない。
あるいはメンバーは「男系男子」論者かもしれないが、だとしたらなおさら彼らは「私たちがどう考えるかではなく、とにかく議論を深める必要がある」という公正なスタンスに立っていることになる。

そう考えると、読売の報道だけが、自社の主張に読者を誘導しない客観的な報道であるといえる。


ちなみに、首相の私的な諮問機関に過ぎない有識者団の吉川弘之座長は記者会見で「国民の代表という意識で議論してきた。改めて国民の意見を聴くことは考えていない」と、何か勘違いしているような発言をしている。
首相は国民が(間接的に)代表に選んだが、吉川弘之なる人物を含め諮問機関の誰一人として国民の代表ではない。

タイガース上場問題

2005-10-25 13:03:35 | ニュース
この問題も相変わらずのようで。マスコミも「日本シリーズ前にこんな騒ぎを」と言ってるけど、騒ぎを大きくしてるのはマスコミ自身だろが。
それはともかく。

上場したほうがよいのか、上場しないほうがよいのか、私にはわからない。
ファンの賛成意見も反対意見もそれぞれ一理あるように思うし(守旧的なオーナー会の反対意見には聞く耳持たん)

ただ、反対意見の中で「チームはファンのものであって、株主のものではない」というのはおかしい。
「誰のもの」をどういう意味で言っているかによるが、「株主のものではない」という所有権の文脈でいうなら「チームはファンのものではなく、オーナーとか親会社のもの」だ。
チームがファンのものではありえないということは、去年の「近鉄バファローズ」をめぐる騒動で思い知らされたんじゃないのか?あの時タイガースファンが「対岸の火事」としか思っていなかったというならともかく。
この文脈ではむしろ、上場されることはファンがチームを所有するチャンスということになるんじゃないだろうか。

「成績で株価が下がる」というが、下がったら買いやすくなるわけで、さらにファン株主が増えるチャンスだし。

反対意見に反対ばかりするのもなんなので、うっかり賛成してしまった反対意見をひとつ。「金が入って強くなるのはいいが、そこまで強いタイガースを求めていない」というのは、タイガースに限っては説得力ある!
ただ、上場されたからってチームに金が入って強くなるとは限らないけどね。

まとりあえず、上場問題なんかはほっといて、今日は日本シリーズ第3戦。
わがロッテマリーンズが王手をかけられるかどうか。
どうも一昨年のように「どちらもホームでしか勝てない」になりそうな気もするのだけど、そこはロッテもプレイオフで福岡ドームで勝って来たし、がんばってほしいです。

NFL第7週:ブロンコスはジャイアンツに不覚。

2005-10-25 06:20:00 | NFL
DEN 23-24 @NYG

先週のパッツ戦、来週のイーグルス戦の谷間で、ここは確実に白星を重ねておきたいところだったのだけど、残り5秒で逆転TDを奪われてしまった。

statsを見ても、それほどまずい展開だったとは思えない。
ただ、4Q残り5:24にFG失敗で攻撃権を失った後、インターセプトで攻撃権を取り返しておきながらパントに終わってしまった。あそこで流れを決定的にできなかったのが、明暗をわけたのかもしれない。


K.C 30-20 MIA
タイフーンの接近により急遽金曜に繰り上げられた変則日程にもかかわらず、アウェイでチーフスの勝ち。

S.D 17-20 @PHI
来週のPHI@DENを前にPHIの力をはかりたいところだったけど、今のS.Dでは尺度にならないかな。

OAK 38-17 BUF


DEN 5勝2敗
K.C 4勝2敗(2連勝)
S.D 3勝4敗
OAK 2勝4敗

次週
DEN @PHI
K.C @S.D
OAK @TEN
そろそろ後が厳しいS.Dがふんばって、K.Cを止めてくれるとうれしいのだけど。


パッツはOPENで休んでるうちに、BUFもMIAもAFC西に負けたので単独首位に返り咲き。
全勝のコルツと全敗のテキサンズの対決は奇跡も起きず。コルツは7勝0敗、テキサンズは0勝6敗。

千葉ロッテマリーンズ優勝

2005-10-18 12:31:59 | ニュース
感慨だなぁ。

ロッテファンになって幾星霜、というと大げさか。ファンになったのは川崎を本拠にしていた最後の年だから、1991年だな。あれから15年。

昨日は仕事で、家に着いた頃にはとっくに試合が終わってた。帰りの電車の中で、妹や仲間からメールで情報が入った。
第3戦の9回裏から、流れはホークスだったと思う。「もともと強い敵にモメンタムを握られては」と思っていた。それが、優勝。

やっぱりボビーはすばらしかった。
第一次政権のときに2位になったのは、GMの力もあるだろうと思っていた。(NFLで、GMと現場とがかみ合った時のチーム状態のよさというものをいくつか見てきただけに、日本球界にGMというポジションが根付くことを期待していたし)
けれどボビーは、第二次政権につくときに宣言したとおり、自身の正しさを証明してみせてくれた。

余韻。
いまはマリーンズが、特に初芝が、千葉マリンスタジアムに帰ってくることを喜ぼう。
プレイオフを勝ち上がった力を日本シリーズでも発揮してくれることを祈りながら。

ひとつだけ困ったことは、いまさらファンクラブには入れないということかな。
ずっと応援していただけに、「優勝したからファンクラブ」みたいなのはねぇ。

NFL第6週:ブロンコスは王者パッツに勝利

2005-10-17 12:43:35 | NFL
スーパーボウル2連覇中、現在のところ「21世紀最強」のパッツをホームに迎えたブロンコスは、28-20で勝利。
試合は前半だけで21-3とリードし、3Qにも1TDを追加して、4Qに2TDと追い上げたパッツから逃げ切った。


ブロンコスは、Andersonはランの主役をBellにほぼ奪われた状態。今日もAndersonの15回57yd1TDに対し、Bellは最長68ydを含む13回114yd1TD。
Plummerは、Smithへの72yd、Lelieへの55ydを含む262ydを投げ、2TDでインタセプトなし。
守備陣も、パスはBradyに299ydを投げられたが、ラン守備は計89ydと調子を戻した。

ブロンコスはこれで、開幕戦黒星のあと5連勝でAFC西地区首位をキープ。
一方のパッツはこれで3勝3敗。2連勝のビルズと並んでしまった。

その他のAFC西地区:
チャージャースがレイダースを27-14で破った。
レイダースのCollinsは292ydを投げたがTDなしで1インタセプト。
チャージャースはTomlinsonが140yd1TDを走ったうえ、39yd1TDのパスキャッチ。さらに2Qには、BreesからハンドオフされたボールをPeelleパスし4ydTDパスを決めるという大活躍。

チーフスは、スキンズと対戦。同点で迎えた4Qに、Green→Holmesの60yd決勝TDパスがヒットして、28-21で勝利。
開幕4連勝したスキンズはそのあとAFC西(ブロンコス、チーフス)に連敗となった。


DEN 5勝1敗(5連勝)
K.C 3勝2敗
S.D 3勝2敗
OAK 1勝4敗

来週の対戦
DEN @NYG(3勝2敗)
K.C @MIA(2勝3敗。2連敗中)
S.D @PHI(3勝2敗。PHIは翌週にDENと対戦)
OAK vsBUF(3勝3敗。2連勝中)

ロッテ・マリーンズ、もしかして?

2005-10-15 00:24:07 | ニュース
なんか、いつのまにか、優勝まであと一つに。
プレイオフもファーストラウンドは、まあなんとか勝ち上がってほしいと思ってたけど、ライオンズに2連勝しちゃって。
決勝ラウンドも、ホークス相手にアウェイながら、2連勝で早くも王手。

わお。

プレイオフ4連勝だよ。

こうなったら、優勝しちゃえ!
足踏みするこたぁ、ない。というより、地力のある格上を相手に長引かせたら、立てなおされる。3連勝だ。

いけ!