布屋忠次郎日記

布屋忠次郎こと坂井信生の日記

堀江メール問題の落としどころ

2006-02-27 12:48:53 | ニュース
民主党では「前原体制に影響の出ない着陸点」をさぐっているらしい。

与党からは「影響力が落ちたままの前原体制」でいたほうが何かとやりやすいという考えからか、強行な責任論は出ていないらしい。そういうことでは、(「前原後」をまかせられる人材がいるなら)民主党はなんらかの責任を取ったほうが、今後の野党第一党としての堂々とした国会対策につながるのかもしれない。

でもね、今回の騒動って、党首とか国体委員長とかが責任をとるほどのことなのかな。
確かにかなり拙速だったと思うけど、だからって「今後は立件できるほど確実な証拠が固まってからでないと追求できない」ということになっても困るんだよね。それは立法の仕事じゃなくて司法の仕事でしょ。

あと、永田議員の辞職には反対しときます。
とんでもないミスだけど、選挙区か比例か知らないけど永田氏を国会に送り込んだ有権者の投票を無にしなければらないほどのミスとは思えません。

今回のことは、「謝って済む問題」だと思うんだけど。
永田さんと野田さんくらいで国会で「ごめんなさい」して、そのあとで前原さんも記者会見で「今回のことは申し訳なかった」くらい言ったら?国会議員といえば「謝らない人」というイメージがあるから、すなおに謝るだけでかなり印象よくなるんじゃない?

松本被告の娘の入学拒否は違法

2006-02-21 12:38:30 | 宗教(キリスト教以外)
MSNによると、オウム真理教の松本智津夫被告の三女が、教団による事件を理由に、入試を合格し入学手続きも終えていた和光大への入学を拒否された件で、東京地裁が大学側に30万円の支払いを命じたそうだ(損害賠償の請求額は350万円)

ま、当然でしょう。
学問の府が堂々と人権侵害しちゃいかんよ。小学生のいじめでも問題だってのに、大学が、志望者の親のせいで、しかも手続きを終えたあとで入学を拒否するなんて言語道断。

そういえば、信者の転入届受理を自治体が拒否するのが一時期はやったけど、あれはどうなったんだろう。

ジブリが「ゲド戦記」って

2006-02-14 12:29:33 | ニュース
MSNに、スタジオジブリの新作アニメ映画「ゲド戦記」、という報道があった。

ゲド戦記って、アーシュラ・Kルグウィンのあの名作のことだよな。
製作がスタジオジブリってのが、び、微妙だぁ。

確かにゲド戦記をアニメ化できるとしたら、ジブリということになるかもしれない。けれど、主人公はゲドではなく「王子アレン」で、ゲドは「アレンとともに旅をする大賢人」だそうだ。いやな予感がしないこともない。まあ、主人公が「王女」でないだけマシなのかな。

秋篠宮殿下の口髭

2006-02-13 23:50:11 | 天皇・皇室
2月12日の日本テレビ「皇室日記」は、御懐妊が報道された秋篠宮妃紀子殿下の特集。というわけで、眞子内親王殿下をみごもられた平成3年7月の報道映像など、この10年の折々の映像がながされたのだけど、ほとんどの映像で妃殿下のかたわらには文仁殿下がいらっしゃって、妃殿下もお若いけど殿下もお若いこと!
特に、今や殿下のトレードマークでもあるあの口髭が、大変失礼ながら、似合ってない。今は見慣れたというだけでなく似合っていると思うのだけど、ご年齢なりの風格が出てきてこそなのかも。

預言者風刺は表現の自由ではない

2006-02-10 01:21:06 | ニュース
デンマークの新聞が、イスラム教の預言者を冒涜する漫画を載せたことが、イスラム教徒の怒りを買っている。「イスラム教国の」ではなく「イスラム教を信仰する個人たちの」だ。

「風刺漫画が」と報道されているが、風刺とは「他のことにかこつけるなどして、社会や人物のあり方を批判的・嘲笑的に言い表すこと。」という意味だそうだ。
表現の自由とうそぶいて、他人の信仰心を批判し嘲笑する動きがデンマーク以外にも広がっている。

ひとつの宗教を信仰する者として、はっきりいわせてもらう。
個人の信教を批判し嘲笑する自由など、あってたまるか。風刺ですらない、ただの挑発だ。

もし表現の自由というなら、ヨセフの知らない間にマリアが何者かに抱かれている漫画でも描いて載せればいい。ギリシャ神話でアルクメーネの夫が留守の間にゼウスがアルクメーネを誘惑してヘラクレスが生まれたようにだ。

欧米ではキリスト教徒が急速に減少していると聞く。「宗教は」と聞かれれば「キリスト教」と答えるが教会には行かない、という人が増えているそうだ。すでに、ヨーロッパからアフリカに布教に行く宣教師より、アフリカからヨーロッパに布教に行く宣教師の方が多くなっているとも聞いた。
今回のことも、信心が荒廃していなければできないことだろう。「宗教より金儲け」と思わなければできないことだし、カネにしか興味のない連中には「命よりも価値のあるもの」なんてもはや理解できまい。

宗教を持つというのは、命よりも価値のあるものがあるということを認める生き方だと言えるように思う。自爆テロを肯定しようというのではない。たとえば迫害下で棄教せずに殉教した人々があってこそ、キリスト教は伝えられてきた。

秋篠宮妃殿下の無事ご出産を祈念します

2006-02-10 00:50:47 | 祈り
父なる神さま
あなたがこの国をも愛してくださっていることを確信して感謝します。
どうかどうか、紀子殿下とその胎の子をお守りください。

今はただ、このたびの慶事を感謝し、無事のご出産を祈ります。
どうかどうか、定められたその日まで母子ともに健康でありますように。

そして遠くない将来に、皇室に親王をお授けください。
今、妃殿下の胎にいらっしゃるのが親王であるなら、この上もない喜びです。
けれど親王を授けるのも内親王を授けるのも、主よ、あなたの御手の業です。

命を創造し、人を男と女とに造られたあなたに祈ります。
このたびの慶事においてか、それとも遠くない将来においてか、どうぞ皇室に男の子をお授けください。
この国の皇統をつないでください。ただあなただけがそれを可能です。

王の王、主の主なるイエス・キリストの名において、心から祈ります。
アーメン。

秋篠宮妃殿下の御懐妊

2006-02-10 00:37:27 | 天皇・皇室
2005年末に書いた2006年の『よかった』予告編の中で、「皇室典範改正法案が否決されたこと。あるいは、法案提出が阻止されたこと。」と書きましたが、2月9日現在、どうやらこれ実現しそうです。

不信仰者なので「祈っても、神にとって日本の皇室の存続は意味があるのだろうか。神が小泉純一郎より弱いと思うわけじゃないけど。結局は小泉政権が数で押し切るだろうな。」なんて思っていました。
実際、小泉首相の蛮行は人の目には止められそうもなく思えました。自民党内でも少しずつ慎重論が出始めていたとは言え、法案提出までにどれだけその声を高められるだろうかと。

ところが神は、神にしかできない方法で、小泉首相の蛮行を押しとどめてくださった。なんと、秋篠宮文仁親王妃紀子殿下が御懐妊!

ともと、天皇制反対派まで参加しての「女系天皇法案実現」は、皇室に慶事がある前に決めたかったに違いありません。それ以外に、あれほど急ぐ理由がありませんから。けれど神はそれ以上にすばやく御手を動かしてくださった。
神はこの日本を祝福し、皇室を祝福してくださっていると信じます。

これでこのまま、女系天皇法案の今国会への提出が止められれば、仮に秋篠宮妃殿下からお生まれになるのが内親王殿下だったとしても、油断はできないとしてももう心配はないかもと思います。そもそもあわてる必要は最初からなかったのですから。
昭和天皇と香淳皇后も、4人続けて内親王を授かったあとようやく今上陛下を授かったわけだし。秋篠宮妃殿下は今度でまだ3人目、皇太子妃殿下も次でまだ2人目です。

皇室典範改悪に『ポスト小泉』麻生外相らが慎重論 

2006-02-03 13:18:12 | 天皇・皇室
MSNによると、麻生太郎外相と谷垣禎一財務相が今日午前の記者会見で、小泉首相が今国会での成立をたくらむ皇室典範改悪に対する慎重論を唱えたそうだ。閣内から慎重論が出たことの意味は大きいぞ。

麻生外相は「通常国会でしゃにむにやらなければいけない法案だろうか」「皇太子殿下(が天皇)になられて、皇孫殿下が天皇になられるまで何十年先ではないか。もう少しいろんな方々の意見をまとめ、議論をいろいろすることも必要だ」と言ったそうだ。

改悪推進派に「しゃにむに」でも急ぐ必要があるとすれば、親王つまり皇室に男児が生まれる前に決めたいという考えがあるのだろう。
たとえば愛子殿下に弟宮が生まれたら、女性天皇と女系天皇の違いも知らされないままに気分で「愛子様でいいんじゃないの?」と皇室典範の変更に賛成している層に影響が出ると考えているのだろう。皇太子妃殿下や秋篠宮妃殿下のご懐妊だけでも、改悪推進派からすれば厄介な話しということになるはずだ。


麻生外相は以前にも、小泉氏の個人的アドバイザー(首相の『私的』諮問機関である「皇室典範に関する有識者会議」)が最終報告をまとめる前に「慌てて決めるような話ではない」と発言していた。
ところが、1月には「女系天皇を決断するべきではないか」と言っていた谷垣財務相まで、今日は「天皇の地位というのは日本国民統合の象徴だから、今国会であろうとなかろうと、じっくり議論して、すんなり決まるように運ぶのが望ましい」と述べている。

閣僚からも慎重論が相次いだことで、安部官房長官も会見で、皇室典範改正法案については「与党での議論を経て了承を得られれば提出したい」と議論の必要を述べている。

有識者と言いながら皇室や文化にはドシロウトの連中が作った諮問会議最終報告のまま、というわけには行かなくなりそうな空気が、内閣と自民党にも広がり始めているのか。

予算に関連しない法案の今国会提出期限は3月10日だそうだ。あと一ヶ月余り。反対の声がさらに大きくなりますように。

ブロンコスの2006スケジュール

2006-02-02 18:46:28 | NFL
ブロンコスの2005シーズンがカンファレンスのファイナリストで終了したところで、遅ればせながら2006シーズンに目を向けてみました。

スケジュールの組み合わせは以下のように決まるようです。
  (1)同地区の自分以外の3チームと、ホーム&アウェイで6試合。

  (2)同カンファレンスの他の1地区の4チームを相手に4試合。うち2試合がホーム、2試合がアウェイ。

  (3)他カンファレンスの1地区の4チームを相手に4試合。うち2試合がホーム、2試合がアウェイ。

  (4)前年の成績により組み合わせが決められる2試合。うち1試合がホーム、1試合がアウェイ。

で、ブロンコスの場合はというと
  (1)は同地区のチーフス、チャージャーズ、レイダーズとホーム&アウェイで。

  (2)はAFC西地区の2006年の相手はAFC北地区。ホームでベンガルズ、レイブンズ。アウェイでスティーラーズ、ブラウンズ。

  (3)はAFC西地区の2006年の相手はNFC西地区。ホームでシーホークス、49ers。アウェイでカーディナルズ、ラムズ。

  (4)は、ブロンコスの相手はホームでコルツ、アウェイでペイトリオッツ。


き、きびしくないか、これ。なまじ地区優勝なんかしちゃうと翌年のスケジュールが厳しくなるのは覚悟していたけど。
今年スーパーボウルに出場した2チーム両方と当たるし、地区優勝チームは4チームもいる。
  スティーラーズ(スーパーボウル進出)
  シーホークス(地区優勝。シーズン中に11連勝。NFC勝率1位。スーパーボウル進出)
  コルツ(地区優勝。開幕13連勝。AFC勝率1位。開幕13連勝)
  ペイトリオッツ(地区優勝、過去5年間で3度のスーパーボウル制覇)。
  ベンガルズ(地区優勝)

こうなると、
  同地区はレイダーズに2勝、チーフスとチャージャーズには最低でもホームで勝って2勝。
  レイブンズ、ブラウンズ、49ers、カーディナルズ、ラムズには必勝で5勝。
  ベンガルズ、スティーラーズ、シーホークス、コルツ、ペイトリオッツで最低でもなんとか3勝。
これでなんとか12勝か。

とりあえず現有勢力のままで考えると、オフェンスはプラマーが(カンファレンス決勝は崩れたけど)ターンオーバーが少なくて安定感あるし、ランは駒がそろってる。ディフェンスはランはほぼ鉄壁。
問題は今季ザルだったパスディフェンス。ここさえ立て直せば、地区連覇はもちろんプレイオフの上位シードは問題ないし、スーパーボウルへ帰る可能性も高くなる。



上記(3)でAFC西地区とNFC西地区があたるということで、ブロンコス、チャージャーズ、チーフス、レイダーズとシーホークスとの試合が見られるわけだ。といってもシーホークスがAFC西地区にいたときの印象って、ほとんどないのだけど。あの頃のシーホークスのままなら星勘定も楽なのだけど、ホルムグレンがHCになってからの成果が出始めてるみたいだし。

その他の注目カードは、コルツとジャイアンツか。ペイトン・マニングとイーライ・マニングの兄弟QB対決は楽しみ。ずいぶん前にNFLの兄弟同ポジション選手について書いたときは「デトマー兄弟はパッとしない」なんて言ったけど、マニング兄弟の対決はかなり興味深いぞ。