布屋忠次郎日記

布屋忠次郎こと坂井信生の日記

NFL第16週:ブロンコス地区優勝&プレイオフ1回戦シード決定

2005-12-26 01:46:31 | NFL
第16週、ブロンコスはホームでのレイダース戦を22-3で予定通り勝利。
一方、チャージャースはアウェイでチーフスに7-20で破れた。
この結果、今週時点でブロンコスは12勝3敗、チャージャースはチーフスと共に9勝5敗となり、最終戦のデンバー@サンディエゴを待たずに、ブロンコスの地区優勝が決定。たぶん、エルウェイが引退してから初なんじゃないか?
さらに今週、ベンガルズがビルズに27-37で破れ11勝4敗となったため、最終戦の結果に関わらずブロンコスがベンガルズを上回ることが決まり、ブロンコスはプレイオフ1回戦のシードと2回戦の地元開催権を決めた。
コルツが(今週も負けて2連敗とはいえ)すでにホームフィールドアドバンテージを取っているため、ブロンコスが勝ちあがってもAFC決勝はアウェイになるだろう。それを勝つのはかなり難しいが、プレイオフに出さえすればスーパーボウルのチャンスはある!

AFCはこれで、地区優勝がコルツ、ブロンコス、ベンガルズ、パッツ。ワイルドカードは11勝のジャガーズがすでに決まっていて、最後の椅子は10勝のスティーラーズ、9勝のチャージャースとチーフスまでの争いか。

NFCはベアーズ(先週までで10勝)の試合とバイキングス(同8勝)の試合がまだということもあって、決まっているのはシーホークスがホームフィールドアドバンテージを取ったことだけ。
南ではバックスがファルコンズにOTで勝ち、パンサーズがカウボーイズに破れたため、ともに10勝5敗でまたも同率。
東ではスキンズがジャイアンツを破り、ジャイアンツ10勝、スキンズとカウボーイズが9勝。

甲子園ボウル:法政が打倒立命館を果たす

2005-12-19 12:33:21 | ニュース
法政大学トマホークスが、ついに甲子園で立命館大学パンサーズを破りました。
「それでも立命館が勝つのだろう」と思っていたのでかなり意外ですが、おそらくは今年(今年だけでないでしょうが)「打倒・立命館」だけをかかげて戦ってきただろうトマホークスがついに念願を果たしたことは、すなおに祝福したいです。
これで力尽きて目標も消えて、ライスボウルは凡退、なんてことにならないように。おそらく社会人の代表は、堅守の松下電工インパルスでしょう。

正直なところ、立命館大学パンサーズをずっと応援してました。
ただ、最近の強すぎるパンサーズは応援のし甲斐がなかったというか。判官贔屓な私としては「万年優勝候補」の頃のパンサーズが好きだったのです。
だもので、パンサーズが強くなったのはうれしいけれど、甲子園で3連覇したとか、甲子園で負けたことがないということ自体、「俺の好きだったパンサーズぢゃない」という感覚がどこかにあったのですが。
それでも、ライスボウルにパンサーズが出ないというのは寂しい。
それに、「甲子園ボウル4連覇」がはばまれたというのは悔しいですね。関学ファイターズや日大フェニックスに並ぶ5連覇までは行ってほしいと思っていたのですが。
とはいえ、2002,2003のライス2連覇の主力が卒業して、それでもなんとかライスまでたどり着いた2004の主力も卒業し去年以上の谷間シーズンとまで言われた今年、ファイターズも破って全勝でフラッシュボウルを制したチーム力はすごい。来年またがんばってほしいです。

それにアメフトファンとしては、久しぶりに甲子園が競った展開になったことは純粋に楽しい。
そもそも関東人としては、学生界の西高東低もやっぱり残念だったわけで。フェニックスから関東王者の名を奪って久しいトマホークスが西には勝てないというのも、内心「もうちょっとがんばれ」というものがあったのです。

ダン・リーブスがNFL復帰

2005-12-18 19:39:00 | NFL
NFL JAPANによると、元ブロンコスのヘッドコーチだったダン・リーブスが、テキサンズの「スペシャルコンサルタント」として招聘されたそうだ。

エルウェイとの衝突が元でブロンコスを切られたのち、ファルコンズとジャイアンツのヘッドを務め、通算で201勝174敗2分の成績を残している。
スーパーボウルで優勝していないこともあって「名将」と呼ぶのはちょっと持ち上げすぎのような気がするのだけど、ブロンコスで3回、ファルコンズで1回のスーパーボウル進出を果たしているし、通算200勝以上をあげたヘッドコーチたった6人のうちの1人だ。

QBエルウェイとHCリーブスの関係が修復不可能になったとき、エルウェイを残してリーブスを切ったチームの判断は、正しかったと思う。
でも、時に絶妙に効く指揮と、スーツ姿でサイドラインに立つ(当時でさえ珍しくなっていた)かっこよさには、「どこかでヘッドコーチを続けて欲しいなぁ」と思っていた

とはいっても、今回は指揮官としての招聘ではない。「スペシャルコンサルタント」というのがどういう職掌かわからないけど、テキサンズのオーナーは、リーブスはヘッドコーチやGMを批評する立場ではないし、ヘッドコーチの候補にも入っていない、と言っているそうだ。

でもリーブスはまだ62歳。現場に戻ることで最近のNFLに触れた上で、近い将来に第一線に戻ってきてほしいと思う。

皇室典範の改悪阻止に向かって

2005-12-16 13:01:44 | 天皇・皇室
毎日新聞によると、自民党新人議員83人でつくる「83会」の第1回の自主研修が党本部で行われ、皇室典範改正の賛成・反対両方の学者を招いて議論したそうだ。mainichi-msn


で、皇室典範の変更について「世論より伝統が大事だ」として「男系継承維持」などの主張が相次いだとのこと。
自民党新人議員というのはつまり、小泉首相作・演出による郵政ブームで当選した人たちということになるわけだけど、「郵政とは比べものにならない国の根幹にかかわる問題だ」「皇室の問題は世論に従うべきではない」など頼もしい声が続出したそうだ。中には「場合によっては離党せざるを得ない」という強硬論も飛び出したとか。

今回の出席は約30人、女性議員は10人近くで、稲田朋美議員以外は女系歓迎(おそらく「女系天皇」と「女性天皇」の違いがわかっていないだろう)が多かったというのだけど、稲田議員は「男系維持のために旧宮家を復帰させる私案を披露」したそうだ。
稲田議員は11月18日に東京・中野で行われた「皇室典範改悪阻止国民大会」でも登壇。もっともこのときは「趣旨も知らずに来てしまいましたが」などと言いながら、発言のほとんどを当選御礼に費やしていたのだけど、その後かなり勉強したのだろう。

男系維持派の講師、八木秀次高崎経済大助教授は「83人は大きい力になり、国の行く末を左右する。過去の新人とは違う」と激励したとのこと。国の行く末を左にはしないでほしい。


ところで毎日新聞は、稲田議員の発言について「私案を披露」などと報じているが、GHQによって皇籍から離脱させられた旧宮家を復帰させることは、皇室典範改悪反対派からも多く上げられている声だ。実際、首相の個人的アドバイザーチームの座長も、わざわざ否定のコメントを出さなければら無かったくらいだが、それを稲田議員の個人的な案として扱ったり「思わぬ「抵抗勢力」が現れた。」などと報じているのは、毎日新聞が偏向していることを現すと言わなければならないだろう。
偏向とはつまり、皇統の伝統である男系継承を女系継承に切り替えることで「万世一系」を崩そうという天皇制反対論者の目論見(天皇制に反対していた連中が女系天皇論には賛成していることがこれを証明している)に、毎日新聞が賛同しているという意味だ。

変えなければいけないことがある。政治の領域にはそれが少なくない。
でも変えてはいけないこともある。文化の領域にはそれが少なくない。

ソバ屋で憩う

2005-12-16 00:08:13 | 読書
杉浦日向子とソ連 編著
発行 ビー・エヌ・エヌ
1997年10月31日 第一刷

今年読んだ本。

編著の「ソ連」とは「ソバ好き連」のこと。
前書きによると、この本は「グルメ本ではありません。おとなの憩いを提案する本です。」ということで、通ぶる人、食欲優先の人、デートや接待に使えるスポットを探している人はお断りしてしまっている。ただ「やすらぐ場」としてのソバ屋を見つけるための本。
あとがきでは、ソバ好きを名乗る人を、うまいソバのためなら努力を惜しまない「求道者型」と、「食後に、湯上りのようなリラクゼーションを堪能する悦楽主義者型」のふたつに分類し、本書の編著者は後者であり、この本も後者であろうとしている。だからソ連とは「ソバ屋好き連」なのかもしれないと。
つまり、「食事」をメインとしてソバ屋を紹介しているのではなく、店という「空間」、その空間のもっとも重要な要素としての「客あしらい」のよい店というのが基準になっているらしい。
悦楽主義者型のソバ好きにとって、ソバ屋は食事をするところではない。スペイン人だかイタリア人だかは昼飯に2時間くらいかけると聞いたことがあるけど、そういうノリでゆっくり時間を楽しむところだ。「ゆっくりできないような混む時間帯を避け、午後2時から4時くらいに「一人でぶらりと入ってゆっくり酒をいただけるソバ屋」こそが、憩えるソバ屋ということだ。

杉浦をはじめソ連メンバーによってソバ屋が紹介されているが、目に付いたものをメモしておく。
まずは東京・大森の「布恒更科」。正直「布恒」というのは初めて聞いた。永坂更科の「布屋太兵衛」の関係かと思ってネットで調べるとそのとおりだった。またひとつ、今も生きている「布屋」を見つけてうれしい。一度お邪魔したい。ただしこの店は「憩う」の大敵の「中休み」がある。夕食時の仕込みのためか、14:40~17:00は準備中になってしまう。

千葉県民としては、千葉駅から徒歩5分にある「おか村」という店が紹介されているので行ってみたいところ。なんでも千葉には、江戸前のソバとも田舎ソバとも違う独自の文化圏が形成されていて、その元締め的な店なのだそうだ。「メニューも質実剛健。酒のつまみ系のものはなく、おせいろ、田舎、さらしなに各種変わりソバ、種ものなどソバ類のみだが、どれもしみじみとうまく、ソバ湯ともども十分酒のあてになる。」とのこと。11時~18時で中休みなしだが、売り切れじまいだそうだ。

店の紹介もさながら、ソ連による座談会が2編はいっていて、勉強になる。

高松宮日記 第八巻

2005-12-16 00:00:43 | 読書
高松宮宣仁親王 著
中央公論社
1997年12月10日 初版発行
ISBN4-12-403398-2

今年読んだ本。やっとたどりついた最終巻は、殿下の御日記のうち昭和20年1月1日から昭和22年11月5日までが収められている。つまり、終戦を迎える年から、戦後の初期の時代だ。
殿下御自身としては、昭和20年1月1日の時点では横須賀砲術学校の教頭などの任にあたっておられたが、終戦により現役軍人が逐次予備役に編入されて行った過程で、昭和20年12月1日に「今日より浪人」とある。

以下、興味をもった記述について。なお表記は、旧仮名使いによる「漢字+カナ」を現代
仮名使いにしている(布忠のわかる範囲で)

昭和20年1月19日「状況判断等を総長上奏のとき、計画はよく立てるが、従来実行が伴わぬがその点、今回は如何と御下問あり。」と。計画の際には天皇を「裁可権者」として利用し、数多の無駄な作戦や玉砕という結果になっていたということか。

昭和20年2月28日「米内大臣に少時久しぶりにて面談。(中略)国民玉砕と云ってお上を独りぼっちに残すわけにゆくものでなく、」

昭和20年8月15日、玉音が放送された日については、殿下の移動の記録のみ記されていて、特段の記述はない。

昭和20年9月3日の記述がおもしろい。「マックアーサーは天岩戸開きの手力男命の処をつとめるものだと云う見方あり。(中略)米国の燃料で日本の自動車をはしらして不思議に思わぬならば、手力男命でも猿田彦でも・・・でもよいわけなり。」

昭和20年9月28日「北鮮 強姦(南下の途中ソ連兵に一日数回姦せらる。一人は妊娠、一人は罹病せる二人娘を伴い辛くも京城に着せる母あり)。くぢ引で性交提供、日本内地人のみ強制。せつ元(清津と元山?)にて女はすべて換金、十人中すでに四人死、「平壌」女六十人慰安婦として空輸、幼児死亡数十人。」
昭和20年10月23日「北鮮に侵入せる「ソ」兵(ソ連兵のこと)は白昼街道にて通行中の婦女を犯す。汽車の通らぬため歩いて来る途中、一日数度強姦せらる。二人の娘を伴う老婦人はかくして上娘は妊娠、下の娘は性病に罹る。元山か清津(いずれも朝鮮半島北部の都市)にては慰安婦を提供を強いられ人数不足せるをくじ引きにて決めたり、日本婦人の全部は強姦せらる。強要せられ自殺せるものも少なからず。」
現在、韓国や東南アジアのいわゆる従軍慰安婦問題とやらのために奔走している日本人がいる。しかしこの人たちは、たとえばインドネシアでは慰安婦被害者をでっちあげるまでするのに、自分たちと同じ日本人がこのような悲惨を通ってきたことはすべて無視して調査しようともしない。

昭和20年10月25日「蜂が窓から入って手にとまる。弱っている。払いおとしてふみ殺す。之が蝶ならほったらかしておくものを。さすほど力なき蜂でもさされると云う観念は、恐怖心をおこさせて力なき蜂は殺される。米国は武装国家として戦勝国として残る以上、実力をもたなければ蜂の運命をたどる。蝶となるか蜂となるか。」
戦後60年の現在の世界情勢を予見していたかのようだ。

昭和20年11月15日「関西行幸に沿道の百姓が耕作をやめて藁の上に坐って拝したり、(中略)こうした光景を見て国民の陛下に対する態度は安心なりと云う報告を閣議にしたとか。それは戦争に対し反感が高いであろう予想した考え、直訴もあろうと予期した人に相対的に感じたことであろう。私には当然のことと思える。今まで御警衛が田畠の人をしいて一列に並んで奉迎させたり、通行人の人を遠くへおしのかせたりしたのを止めたからの自然の趣で、変わらぬことと思う。」
国民が天皇を取り戻したようだ。

昭和21年4月30日「米側は憲法はドンドン改正してやってゆけばよい、今はこう云うのでやれと云うつもりなり」
つまり昭和憲法はあくまでも暫定的なものとしてGHQ指導により作られたわけだが、それが60年も改正も放置されてきたわけだ。


しかし第1巻からここまで読むのに、途中、特に戦況の電報ばかりの部分はかなり斜め読みにしたわりに、ずいぶんかかった。
殿下は昭和62(1987)年1月27日に、82歳で薨去なされた。できれば戦後の部分についてもう少し御日記を読みたかった。
ともかく、日記というのは読んでいてかなりおもしろい。ある時代についての研究書というのはとても参考にはなるが、しょせんは後代の人間がその時代を「解釈」したものだから、著者の史観やイデオロギーに大きく影響される。あるいは当時を経験した人の著書であっても、なんらかのフィルターがかかる。時代物の小説やマンガではよく「評価は後世の歴史家にまかせる」というセリフがあるが、結局のところ後世の歴史家にできることは、歴史に自分の色をつけて紹介することでしかないんじゃないだろうか。そういういみで、当事者が当時に、しかも発表の予定もなく私的につづった日記にこそ、歴史が記されているんじゃないかと思う。ただしその時代を知らない読者にとっては脚注が頼りの部分が大きく、そして脚注はまたフィルターがかかっているということになるのだが。

甲子園ボウルいよいよ今週末

2005-12-15 23:47:58 | ニュース
甲子園を目指すのは高校野球だけではない。今年で第60回を迎える「アメリカンフットボール東西大学王座決定戦」が、12/18(日)に開催。
東西というが事実上の学生王者決定戦で、勝てば学生代表として、社会人王者と戦う正月の「ライスボウル」に出場となる。

出場チームは3年連続で
 関東代表:法政大学トマホークス(クラッシュボウル3連覇、出場13回目、過去3回の優勝)
 関西代表:立命館大学パンサーズ(フラッシュボウル4連覇、出場6回目、過去5回の優勝)

パンサーズは過去5回の出場で優勝5回、つまり甲子園に出場すれば負けたことはない。しかも甲子園ボウル3連覇中。
一方のトマホークスは、過去13年間のうち出場できなかったのが2回だけという常連ながら、優勝は3回だけ(引き分け両校優勝1回を含む)。パンサーズとは甲子園で4度戦って4敗している。

パンサーズが勝って、関西学院大学ファイターズ、日本大学フェニックスに続く3校目の4連覇を達成するのか。(ちなみにファイターズとフェニックスはともに甲子園5連覇の記録を持つ)
それともトマホークスが過去2大会の雪辱を果たし、学生アメフト界の「西高東低」を打破するのか。

法政伝統のトリプルオプションに加えて、報道によれば昨季から本格導入したショットガンも威力を増してきているという。ショットガンといえばパンサーズのお家芸だが、主力に卒業生の多いパンサーズに対し、トマホークスは去年の甲子園を経験している選手が多いということもあり、トマホークスにも勝機がないわけではなさそう。

NFL残り3週

2005-12-15 23:34:20 | NFL
というわけで、プレイオフ進出チーム予想。
Team現在15週16週17週結果
AFCN.Eペイトリオッツ8-5●T.B○@NYJ○MIA10-6地区優勝4位
MIAドルフィンズ6-7○NYJ○TEN●@N.E8-8
BUFビルズ4-9●DEN●@CIN○@NYJ 5-11
NYジェッツ3-10●@MIA●N.E●BUF3-13
CINベンガルズ10-3○@DET○BUF○@K.C13-3地区優勝2位
PIT8-5●@MIN○@CLE○DET10-6WC?
CLEブラウンズ4-9●@OAK●PIT○BAL5-11
BALレイバンズ4-9●G.B●MIN●@CLE4-12
INDコルツ13-0○S.D●@SEA○ARI15-1地区優勝1位
JACジャガーズ9-4○S.F○@HOU○TEN12-4WC1位
TENタイタンズ4-9●SEA●@MIA●@JAC4-12
HOUテキサンズ1-12○ARI●JAC○@S.F3-13
西DENブロンコス10-3○@BUF○OAK●@S.D12-4地区優勝3位
S.Dチャージャース8-5●@IND○@K.C○DEN10-6WC?
K.Cチーフス8-5●@NYG●S.D●CIN8-8
OAKレイダース4-9○CLE●@DEN●NYG5-11


地区優勝は、IND,CIN,DEN,N.E。最終週でMIAがN.Eに勝ったとしても、N.Eの地区優勝は変わらない。
ワイルドカードはJACが当確、残り1枠をPITとS.Dの争いか。
最終週でDENがS.Dに勝ってしまえば、ワイルドカードはJACとPITに決まるのだけど。


Team現在15週16週17週結果
NFCNYジャイアンツ9-4○K.C○@WAS○@OAK12-4地区優勝
DALカウボーイズ8-5○@WAS●@CAR○S.L10-6
WASレッドスキンズ7-6●DAL●NYG○@PHI8-8
PHIイーグルス5-8○@S.L○@ARI●WAS7-9
MINバイキングス8-5○PITBAL○CHI11-5地区優勝?
CHIベアーズ9-4○ATL○@G.B●@MIN11-5地区優勝?
DETライオンズ4-9●CIN●@N.O●@PIT4-12
G.Bパッカーズ3-10○@BAL●CHI●SEA4-12
T.Bバッカニアーズ9-4○@N.E○ATL○N.O12-4地区優勝?
CARパンサーズ9-4○@N.O○DAL○@ATL12-4地区優勝?
ATLファルコンズ8-5●@CHI●@T.B●CAR8-8
N.Oセインツ3-10●CAR○DET●@T.B4-12
西
SEAシーホークス11-2○@TEN○IND○@G.B14-2地区優勝1位
S.Lラムズ5-8●PHI●S.F●@DAL5-10
ARIカーディナルズ4-9●@HOU●PHI●@IND4-12
S.F49ers2-11●@JAC●@S.L●HOU2-13


最終のCHI@MINで悩んだけど、ホームのMINと予想。去年スーパーボウルに出たPHIがいきなり負け越すかとも思うけど、残り3連勝してもWASと順位が入れ代わるだけ。

しかし、2桁勝利のDALでもプレイオフにいけないか。16週でCARに負けと予想したけど、もし勝っても11勝3チームでワイルドカード争い。11勝でプレイオフにいけないチームが出てくるんだな。
今年は上位と下位の差が激しいね、例年なら勝率5割を越えたらプレイオフのチャンスがあったのに。

【スーパーボウル予想】
希望的観測としては、
AFCはひいきのDEN
NFCはフィル・シムズの息子がいるT.B

でも予想としてはやっぱり
AFCはIND
NFCはSEA

しかしここはあえて、
AFCはN.E
NFCはCHI
としておこう。

Webデザイン

2005-12-13 00:49:04 | 日記
自分のサイトのデザイン、秋くらいからスタイルシートをいろいろいじっていたけど、最近ようやく落ち着いた。
linkとかvlinkもいろいろ試してみたけど、メニューページとかリンクの多いページだと、かえって目が疲れる。リンクブルーってのはやっぱり考えられてるんだなァ。

NFL第14週:ドルフィンズえらい!

2005-12-12 13:07:16 | NFL
【AFC西地区】
DEN 12-10 BAL
今週はあまり心配していなかったわりに、苦戦したらしい。ランが出なかった(Bellが63yd、Andersonが21yd)のは、先週チーフスに押さえられた後遺症か、負傷者でもあったのだろうか。
トータル距離もブロンコス318ydに対しレイバンズ323ヤードと上回られたが、守備が4ターンオーバー(2インタセプト、2ファンブルリカバー)を奪って勝利に貢献した。

S.D 21-23 MIA
K.C 28-31 @DAL
カウボーイズえらい!ドルフィンズもっとえらい!
チーフスはカウボーイズに負けるかなと期待していたけど、ドルフィンズがチャージャースを止めてくれるとはあまり期待してなかった。しかし3Qまでに20-7とリードすると、4Qのチャージャースの反撃を2TDに押さえて逃げ切り。Tomlinsonのランを75ヤードに押さえたのが勝因か。
チーフスはJohnsonが143ヤード3TDと今週も100ヤードを突破する走りを見せたが、2Qに残り9ヤードまで攻めながらQBサックからのファンブルロスト、しかもカバーで59ヤードもリターンされ、次のカウボーイズの攻撃での逆転TDにつながれたのが尾を引いたか。

この結果、AFC西地区の順位は
  ブロンコス   10勝3敗
  チャージャース 8勝5敗
  チーフス     8勝5敗
  レイダース    4勝9敗

残り3試合は、
  ブロンコスは、@ビルズ、レイダース、@チャージャーズ。
  チャージャースは、@コルツ、@チーフス、ブロンコス。
  チーフスは、@ジャイアンツ、チャージャース、ベンガルズ。
チーフスは1勝できるかどうか。ブロンコスは最終週で仮にチャージャースに敗れても、その前に2勝は固い。その前にチャージャースがコルツ戦で負けてくれれば、ブロンコスの地区優勝決定だ。

NFL第13週:ブロンコス敗れる。

2005-12-05 13:01:02 | NFL
ブロンコス 27-31 @チーフス
やはり12月のアローヘッドでは誰も勝てないのか。
チーフスは12月のホームゲームの連勝を17に伸ばした。

注目の「ブロンコスのラン攻撃(12週まででリーグ2位)VSチーフスのラン守備(同5位)」は、Bellが46ヤード、Andersonが37ヤード1TD、Dayneが26ヤードなど。
一方「チーフスのラン攻撃(同4位)VSブロンコスのラン守備(同1位)」は、Johnsonに140ヤード2TDを走られた。トータルではブロンコス131ヤード、チーフス168ヤードだからコテンパンにやられたというほどではないが、勝負をわけたのはやはりここかなぁ。パスはほぼ互角(Plummerが276ヤード1TD2インタセプト、Greenは253ヤード2TD2インタセプト)だったし。
数字の上では勝てない試合ではなかったように見えるだけに、残念。

とりあえずこれで、ブロンコスは連勝が4で止まって9勝3敗、チーフスは3連勝で8勝4敗、まだブロンコスの単独地区首位は変わらない。チャージャース対レイダースは現段階(私の昼休み)ではまだ試合が終わっていないが、チャージャースも勝ったとしても8勝4敗。

AFC西上位チームの残り試合だけど、まずチーフスは、@カウボーイズ、@ジャイアンツ、チャージャース、ベンガルズとかなり厳しい。下手をしたら残り全敗もありえるし、まあブロンコスを上回ることはないだろう。
ブロンコスはレイブンズ、@ビルズ、レイダース、@チャージャーズだ。12勝3敗で最終週を迎えるだろう。
チャージャースは、今週のレイダースと来週のドルフィンズは勝つとしても、その後アウェイでコルツ戦、チーフス戦と続く。ここで1敗でもしてくれれば、最終週にチャージャースがブロンコスに勝っても11勝5敗で、12勝4敗のブロンコスが地区優勝だ。

【その他の地区】
AFC南では、コルツがタイタンズをFG1本に押さえ、11連勝でプレイオフ進出を決めた。2位のジャガーズはブラウンズに勝って、5連勝で9勝3敗。
AFC北はベンガルズがスティーラーズの直接対決を38-31で勝利。残り2:52で攻撃権を得たピッツはショットガンで責めたが、2サックをくらって4thギャンブル失敗。ベンガルズは9勝3敗で単独首位、スティーラーズは3連敗で7勝5敗。
AFC東はペイトリオッツがジェッツを破って7勝5敗、ドルフィンズはビルズとの直接対決で4Qに3TDをあげて逆転勝ちして5勝7敗。ビルズは4勝8敗で圏外。

NFC西ではラムズがスキンズに敗れたため、シーホークスがマンデーナイトを待たずに地区優勝一番乗り。
東ではジャイアンツがカウボーイズとの直接対決を制して8勝4敗。カウボーイズは2連敗で7勝5敗。
南ではファルコンズを倒して9勝3敗のパンサーズを、セインツを破って8勝4敗のバックスが追う。両者はバックス@パンサーズの直接対決。
北ではベアーズがパッカーズを破って8連勝で9勝4敗。ライオンズに勝ったバイキングスが5連勝で7勝5敗。ベアーズとバイキングスの直接対決は第17週。

NFL第13週:ブロンコス対チーフスの直接対決は?

2005-12-04 20:50:16 | NFL
明日、チャージャースはレイダースに勝って8勝4敗にしてくるだろう。
でもブロンコスがは、チーフスに勝って10勝2敗となれば、7勝5敗になるチーフスはまず脱落だろう。チャージャースとの直接対決は最終週だからそれまでに地区優勝を決められればいい。

ところがわがブロンコスは、12月のアローヘッドはなんと過去13試合で1勝12敗だそうだ。しかもチーフスの方は12月のホームゲームは16連勝中だとか。

鍵はやっぱ地上戦だろうか。
ブロンコスのラン攻撃(12週まででリーグ2位)が、チーフスのラン守備(同5位)を突破できるか。チーフスのラン攻撃(同4位)を、ブロンコスのラン守備(同1位)が止められるか。
ブロンコスは12週まででリーグ唯一、600ヤード超のRBが2人いる(AndersonとBell)チームだが、負傷が疑われるBellのコンディションいかんというところだろうか。
一方ラン守備としては、先発RBになって過去4試合すべて100ヤードを越えているJohnsonを潰せるかがどうかだ。

高松宮日記 第七巻

2005-12-02 23:53:32 | 読書
今年読んだ本。

高松宮宣仁親王 著
中央公論社
1997年7月25日 初版
ISBN 4-12-403397-4

昭和18年10月1日から19年12月31日までの御日記を収録。
全8巻の御日記もようやく7巻まできた。といっても電報の写しなど戦況記録の部分は斜め読みに飛ばしてきたけど。
その戦況記録を、宮は昭和19年6月24日でやめておられる。で、軍令部に在籍しておられたのが、昭和19年8月に横須賀砲術学校の教頭に転任しておられる。

今回とくに気を引いたのは、18年12月20日の記述。
「タラワ、マキン、アパママ」の守備隊、設営隊の死守、討死の発表あり。「玉砕」と云う語、無暗に書きたて、二十一日朝の新聞は柴崎司令官の記事で一杯なり。「玉砕」はもう沢山。そうした重圧をやいのやいのと云われることは国民の緊張した感情にも早や耐えられぬと云う程度と推察せらる。山崎部隊長の「アッツ」の玉砕に対抗して海軍のを書くと云う報道部の気持ちは余りに軽薄なり。[中略]国民は素り今「玉砕」を否定はしない、併し何んとかならぬかと云うことは常に考える。[中略]次には撤退作戦成功を喜び聞く気持ちになるであろう。そのようになるべく宣伝をすることは下手の下なるものである。子供に「タラワ」玉砕の話をしたら「もう沢山」と云って聞くのをいやがるとのこと、之は全く「死を厭う」のではなく、張り切った小さな気持ちに苦しい重荷となるのであろう。やがて銃後の大人にも重荷となる。それをこれでもかこれでもか、重荷を圧へつける様な宣伝は全くこまったものなり。[以上、旧カナを現代表記に改めている]

いったい、「玉砕」を「美談」にしたのは誰なのだろう。軍部か、マスコミか、教師か。もともとは東條の戦陣訓だろうが。宮のこの日記も、玉砕の報道に対する疑問ではあるが、玉砕そのものへの疑問にまではなっていない。

昭和19年3月16日。
陸軍参本[参謀本部]次長に昨日面会して、一、ウラニューム原子核分裂エネルギー発生利用[原爆開発のことか]、ニ、Z電波発生及利用[強力電磁波により航空機を落とす兵器]、三、潜水艦探知機(100号)[ソナーか?100号というのは不詳]研究促進の組織を提案せる旨話あり(海軍でやってるのがまどろこしくて駄目と云うことなりき)。

3月10日には、富嶽(米本土爆撃のための超遠距離大型爆撃機のことも出てくる。圧倒的物量に加え、レーダー測的により遠距離や夜戦でも米軍が圧倒的優位になる会戦が続いていることから、新兵器開発が急務になっていたことがうかがえるが、終戦までの歴史をすでに知っている読者からすれば、この時期になってこんなことでは勝ち目はなかったのだと。

戦況の不利ということでは、19年10月7日の(横須賀砲術学校での?)合同葬儀の記述に「英霊の名を読み上げるのを止めて「〃〃〃〃外[ほか]」と云ってしまう。」とある。戦死者が多すぎて、英霊、つまり靖国にまつられる神の名を省略するほどになっていたようだ。

個人的な趣味から目に付いたのは、19年10月8日に寝台列車を使われた際の記述。
何故か嫌いな金ピカ「スイロネフ」がついていた。

「スイロネフ」は軍用暗号ではなく、現代でもわかる人にはわかる。重量が40トンクラスの大型の、一等二等の寝台車で、車掌室が附属している、手動ブレーキつきの車両だ。

高松宮日記 第六巻

2005-12-01 23:43:18 | 読書
今年読んだ本。

高松宮宣仁親王 著
中央公論社
1997年3月25日 初版
ISBN 4-12-403396-6

第六巻は、昭和18(1943)年2月から9月の日記を収録。殿下は依然、軍令部に属され、この巻も軍用電報の書き写しを中心とする戦況記録がほとんど。

以下は7月15日の日記より。
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一○○○皈。一○三○近衛公来談。時局困難に伴い国内体制の問題につき談話。要するに癌は陸軍にして、その皇道派と統制派と問題なり。「近」(近衛)は…皇道派は比較的素朴であって、国体変革には無害なるも、統制派は「インテリ」であり転向者を周囲に集めてゐるので変革論者であるが、…もともと薩長の対立から進んでゐるものなり。
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殿下は海軍だから陸軍に批判的ということもあるだろうけれど、御日記を読んできているとどうも陸軍が悪役に思えてきてしまう。それにしてもまだ「薩長」の問題がある時代なんだなぁ。

7月22日の日記より。
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戦局益々困難となり、どうも東條総理では国民の心を満足して敗勢を挽回することに一致せしめることは出来ないであろう。国民は未だ勝っておるつもりでゐる。
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いわゆる「大本営発表」というやつが、逆に戦時政府を縛っていっている。韓国政府や中国政府が、国民を反日に誘導してきた結果引っ込みつかなくなってるのも同工異曲だな。

7月31日の日記より。
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戦局の困難は増大すべく、国際情勢又有利ならざるは速に改善せらるべき予想立たざる時、最悪の場合を考え其の処置を案ずるは極めて必要なるなり。即ち私として直ちに迷う問題はやはり生か死の分れ道に立つことなり。一つは都にありて陛下の側近にあることにして、一つは戦場に赴きて敵中に突撃することなり。何れも国体変革の暴動に際し皇位を守るためなり。敗戦による国民の怨みが天皇に直接向けらるるとせば、私が戦死することによって感情的に慰撫すると共に国民を発奮再起を誓わしむることを得べし。
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殿下のこの覚悟を「国民のことなど考えていない。皇室を守ることしか考えていない」ということもできるかもしれない。しかし殿下は、戦後(敗戦後)に国民が復興に邁進するためにも、日本の芯としての国体を護持することが必要とお考えだったのであり、それはこの日の日記の最後にも現れている。
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皇族の立つは主として精神作興にして、之をもって国民の物質生活を恵まんとするにあらざればなり。
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それにしても、殿下の目には敗戦濃厚な戦況に映っていたようである。がしかし、まだ昭和18年9月。まだ戦争は終らない。
御日記は全8巻。次の第7巻は昭和18年10月から19年末までを納め、最後の第8巻は昭和20年から22年だ。