カシムラ KS-53 本革シフトノブ。
お目当てのタイプを待ちきれず、安さに惹かれて格安汎用品を買ってしまいました。パッケージ越しに見た感じ、大きさ・形状・ちゃんと固定されるか？ の３点が懸念されたんですけどね。ノーマルに比して随分大きく見えましたし、汎用故しっかり固定されるのか疑問で。
しかし形状は実際に握ってみないと細かく判断できないものですし、見た目では及第点を与えてました。固定についてもねじ込み式に比べれば不利かもしれませんが、一応製品で こちらも着けてみなければ判りません。その上で値段が安いのはやっぱり魅力でした。
取付てみますと 固定については全く問題ないようです。大きさも私の手に合ってる様で、そもそもノーマルが小さいんですね。前にリベロで使ってたお気に入りと比べても大きめですが、物理的には寧ろジャストサイズかもしれません。形状も悪くない というかノーマルに比べずっと合ってそうです。
ただ気に入らないのは革の質感。乾いていてフェイクっぽいです。もうちょっと厚くしっとりした感じが見た目的にも好み。一応革だから馴染んで性質変化してくれる事を期待したいですが、それを促すためにオイルを塗ってみますか。
序でにシフトが入り易くなる事を期待せずにはいられません。長くなって重くなって(82→130g)梃子の原理で入り易くなって不思議はないわけですけど。
本来は 革の手に馴染む『フィット感』と黒の締まった『見た目』が欲しくてレザーを選びました。それからすると正直どちらも微妙。ただ寸法的には良好で、握り心地も目的のタイプではないですが物理的に良好です。少なくとも擦れてツルツルのノーマル樹脂シフトみたいに滑る事がなくなったのはプラス。シフトの入り易さも間違いなく向上。見た目デカイのとニョッキと伸びた印象は頂けないんですが、そのマテリアルが機能的に作用してるんだからしょうがないですね。見慣れてくれば気にならなくなるかな？
取り敢えずミンクオイルを塗り込んでみました。まあ余程気に入らなかったり擦れてボロボロになったら容易にバラして張りなおす一手も増えた事ですし、じっくり使いながら楽しみましょう。あとはシフトパターンの表示か。
