かずこの想い

日本共産党区議会議員ぬかが和子の日々の出来事や想いを綴るページ

いのち守る(自殺・孤独死対策につながる)制度の紹介 PART2

2012年07月13日 | 高齢者
今回は孤独死対策につながる制度の紹介です

ちょっとした困りごとのお手伝い
「高齢者身の回り応援隊」


ちょっとした困りごとをワンコイン(1回500円)でやってもらえます。やってもらえるのは
★簡単な家具の組立てや転倒防止器具取付(強固なものは別途制度あり)
★電球などの取り換え(緊急でないもの)
★重くない家具の移動
★窓ガラス拭き
★着なくなった衣類の整理
★手の届かない場所の掃除
★草むしり など
おおむね70才以上の高齢者のみ世帯の方が対象。介護保険利用の有無にかかわらず利用できます!

申し込み・お問合せ
社会福祉協議会
高齢者身の回り応援隊事務局
3870-8022
月~土 9時~5時

この制度はまだまだ課題があります。今議会で更に充実を求めました!

内容は以下の通りです

新宿区では区が社協に委託して、『電球の交換』『荷物の移動』『エアコン上部の掃除』などを「ちょこっと困りごとサービス」として無料で行い、日常の中で起こりがちな小さな支援ニーズに対応しています。そのことで、高齢者の暮らしぶりを直接見ることができたり、小さな困りごとを蓄積させない、いざというときに助けを呼べる関係を作っています。足立区の似たような制度に「高齢者身の回り応援隊」がありますが、有料であるとともに、「孤独死対策」とは連携していません。利用者の負担をなくすとともに、孤独死対策の一環と位置付け、「気づき・つなげる」制度へと発展させ、連携を強化する必要があると思うがどうか。また、サービスを提供する「応援隊員」はわずか137名で、新田・花畑・入谷・宮城地域には殆どいません。市場原理の社会下で応援隊員のボランティア精神にのみ頼っている制度は、制度として機能しません。報酬は一回交通費込みでわずか500円です。これでは成り手も増えず、応援隊員不足は解消されません。区が支援を行い、「応援隊員」を抜本的に増やすべきと思うがどうか。



いのち守る(自殺・孤独死対策につながる)制度の紹介

2012年07月12日 | 区政全般
私は、6月議会で「いのちを守る」をテーマに自殺・孤独死対策について質問しました。これに関わる制度をご紹介します。


ひきこもりセーフティーネット

 ひきこもり状態にある本人や家族の苦しみは、他人には言えないつらいことと思います。
そんな方に、専門家が親身に相談にのり的確なアドバイス、支援が受けられる区の制度です。不登校経験者、進路未決定者、学校中退者も支援しています。
生活保護を受給している家庭の引きこもりがちな子どもを支援し「負の連鎖を断ち切る」と、高校進学やリファー先につなげることもやってきました。
この事業は就労支援課の事業です。以外?そうでもないんです。

全国にも有名になった若者サポートステーション。もともとは「ヤングジョブスポット」という国の事業・施設でした。以前は区は「就労支援・雇用は区の仕事ではない」と私たちに拒否。若者雇用問題を議会質問すると自民党からヤジが飛んだものでした。このヤングジョブスポットがなくなる危機もありました。しかし、区が支援して今のハローワークと同じ建物の中に「若者サポートステーション」として発展することができました。若者サポートステーションは、なかなか仕事に就けない30代までの若者に対し、履歴書の書き方、面接のやり方を始め「お仕事道場」など就職できるまで支援してくれるところです。詳しくはこちら
同じNPO法人に頼んで運営しているのが、「ひきこもりセーフティーネット」です。
ひきこもりセーフティーネット→若者サポートステーション→ハローワークと連携を取ってできるようになっています。
私たちも大いに応援してきました。

7月3日、区議団全員で若者サポートステーションに行き、「ひきこもりセーフティ-ネット」「サポステ」の取り組み、現在の課題など、調査してきました。

ひきこもりセーフティーネット どう利用できるの?
まずは電話かメールでご相談ください。
電話  (5242)9634(日、祝日、年末・年始を除く)
午前11時~午後7時
メール soudan@sneta.jp (24時間受付)

リラックスしてじっくり相談も「出張・来所相談」
竹の塚六丁目16番1号 大恵ビル2階(竹ノ塚駅徒歩5分)
※電話予約の上での相談になります。

感激の一日でした

2012年07月10日 | ひとりごと

今日は、とあることで区議団のみなさまにお祝いをしていただきました。
日頃はお祝いを演出する主催者の私。

だから何だかくすぐったいような、変な感じでしたが…感激しました。

私の数十年を振り返り、いろいろな人との出会いが、そして区議団で過ごした日々もなんと21年!その中で自分を育てていただいたことに心から感謝。
そんなことを感じる、区議団のメンバーからの暖かい言葉がうれしかったです!

いろいろな方との出会いに感謝。これからも謙虚に多くの方のご意見を大切に頑張りたい!
そんなことを感じた一日でした



っていうか…今も相談の、信じられないような困難を抱えている方から・・
がんばるよ!私に与えられている命と役割で、救える人は一人でも救いたいから…

「支援物資が底をついた」の緊急連絡を受け、石巻地方に行きます

2012年07月06日 | ひとりごと
(今年4月)
日本共産党は、震災直後だけでなく現在まで継続して支援ボランティア活動を続けています。
 生活再建ができず、収入の道も途絶えた被災者に暖かい心を届け続ける中「忘れないでくれてうれしい」などの声を頂き、逆に私たちが激励されています。その被災地の「石巻震災救援センター」から「支援物資が底をついた」との連絡が入りました。そこで、日本共産党区議団有志が中心となり、急遽支援物資をもって被災地に駆けつけることになりました。みなさまのご協力を心からお願いします。(ぬかが和子)



日程は 8月2日~3日

被災地募金・支援物資 緊急のお願い

募集するもの 募金・保存可能な食料(缶詰・乾麺・レトルト食品・コーヒー・お茶など)・日用品(トイレットペーパー・ボックスティッシュ・洗濯洗剤・台所洗剤など)・紙おむつ(大人用・子ども用)・夏物の衣類(Tシャツ・下着・靴下など ※新品でお願いします)・タオル・バスタオル・タオルケット・扇風機
※7月29日まで募集しています。このブログの自己紹介欄のアドレスにご連絡くだされば幸いです

参加者も募集!支援物資のお届けとボランティア活動を予定。3日夕方には足立区に到着予定。
「参加してみたい」「参加してもいい」とお考えの方はお早めにご連絡ください。

「さようなら原発10万人集会(代々木公園)」にごいっしょに参加しませんか?

2012年07月05日 | 国政

毎週金曜日に行われた野田首相官邸前抗議行動は、最初の300人から、ついに20万人に!「地響きのように再稼働反対!の声が響いていた」(参加したそぶえ元希衆院13区予定候補)。何のしがらみもないパパママさんなどが、子どもの未来や安全のために、いてもたってもいられず参加しています。西新井の街でも「消費税増税衆院強行」に怒りの声。共産党の街頭宣伝への反響・激励も劇的に広がっています。歴史は動いています!日本共産党とごいっしょに政治を動かしていきませんか?ぜひみなさんのお力をお貸し下さい!

「さようなら原発10万人集会(代々木公園)」に
ご一緒に参加しませんか?


集合・出発 7月16日(祝)午前9時 西新井駅改札口
(9時出発。時間厳守)
 ※誰でも参加できます。おにぎり・飲み物・暑さ対策・シートなど各自ご持参ください。

集会の内容
会場:東京・代々木公園B地区全体(サッカー場、イベント広場、ケヤキ並木周辺)
内容:場内にステージを5~6ヵ所設置。
 第1ステージでは小室等さんのライブ、集会( 呼びかけ人から 内橋克人さん、大江健三郎さん、落合恵子さん、鎌田慧さん、坂本龍一さん、澤地久枝さん、瀬戸内寂聴さん)
   パレードも行います。
 ※集会のみ参加も可能です

区内でも集会・パレード続々と

消費税増税・社会保障改悪NO!
足立区民集会

7月20日(金)午後6時半~
千住中居町公園にて
※短時間の集会後、北千住駅方面へパレード(提灯デモ)を行います
【主催 税と社会保障一体改革反対実行委員会】

平和大行進
7月27日(金)
午前9時 竹の塚第五公園
1時間の集会。その後ベルモント公園までパレード予定

第25回足立平和のための戦争展
―再び考えよう原発問題!!―


8月17日(金)~19日(日)
Lソフィアにて(梅島駅徒歩5分)
メイン展示:一階画廊(期間中常設)
イベント「平和の講演と歌声の集い」
8月18日(土)午後1時半~4階ホール
 ●講演「福島原発事故の被害の実情」
  早川篤雄さん
(原発問題福島県民連絡会代表・宝鏡寺住職)
 ●足立ピースフラワー合唱団のミニコンサート
イベント「戦時体験の証言を聴く集い」8月19日(日)
午後1時半~3階学習室
【主催 足立平和展実行委員会】

木造密集地域の火災・倒壊対策を!

2012年07月03日 | 防災・安全
 地震の活性期に入った今、震災対策が急がれます。東京では「阪神淡路大震災」型の火災や倒壊による圧死の被害が大きいと想定されており、特に木造密集地域の被害は甚大になるといわれています。日本共産党区議団は木造密集エリアの特別の対策を求め、現地調査も行って提案を行っています。

木造密集エリアの特別な対策を求める
 足立区では、「関原一丁目」「西新井駅周辺」「千住仲町」」「足立町」の4地域を指定して「国の密集事業」を行ってきました。足立では「住民が追い出されない街づくり」めざし、特に関原では事業のために立ち退かざるを得ない人へのコミュニティ住宅(区営住宅)を計7棟建設、作業場も「まちづくり工房館」としてつくり、行き止まり道路なども次々と解決されてきました。(詳しくはこちら参照
 しかし、狭い路地に木造住宅が建て込んでいる興野や西新井本町などは、この「密集事業」の指定も受けていないため、特別の対策が取られていません。
 今議会で、この事業地域を拡大するとともに、残された多くの密集地域に関して「区独自の密集対策、修復型の防災まちづくり」を行って火災と倒壊から命を守る施策の推進を提案しました。
 区は、「木造密集地域の対策は、区内4地区の密集市街地整備事業の推進、(それ以外の地域も)建物耐震化、区独自の老朽危険家屋の対策事業を行い木造密集地域の改善を図っていく。地元と協働した防災街づくりを進める」と答弁しました。

興野地域の広域避難場所も問題が!
 興野地域は、広域避難場所は大規模な火災が起きた時に、火災を遮断する「広域避難場所」にも問題があります。
広域避難場所は、「そこに逃げれば大規模火災から身を守れる」場所です。

これが地域の広域避難場所です
●フレール西新井中央公園一帯
 西新井1~6丁目、栗原3~4丁目
●栗原団地一帯
 栗原1~2丁目
●竹の塚小学校一帯
 六月2~3丁目
●竹の塚第一団地一帯
 六月1丁目
●西新井駅西口地区一帯
 西新井栄町1~3丁目、西新井本町5丁目、
●平成中央公園
 西新井本町1~4丁目
●荒川北岸河川敷緑地一帯
 興野1~2丁目


津波・液状化地域が避難場所? 興野地域の「広域避難場所」は、荒川土手(荒川北岸河川敷緑地一帯)です。しかし、今回の震災で明らかなように、荒川土手は液状化が大規模に発生し、実際に避難に耐える場所ではありません。また、2m位の津波も遡上するといわれています。そこが「避難場所」では、人命にもかかわります。私たちは、この避難場所の変更、改善も求めています。
「自助・共助」ばかり強調する他党の議員がいますが、災害に強い街をつくる区の責任は重要です。
 ひきつづき改善の対策を求めてがんばります。

放射能予算ゼロ、被災地にもゼロ円の「足立区復興増税」条例は認められない!-本会議で反対討論

2012年07月02日 | 区政全般
先週の金曜日は第2回定例区議会最終本会議でした。

私は、第50号議案「足立区特別区税条例の一部を改正する条例」について、日本共産党足立区議団を代表して反対討論をしました。

10年間一人1000円の増税
 この条例案は、区長自身が「区民税を500円上乗せする条例を提案しました」と区民に発信していますが、これにより、都民税分と合わせて平成26年から10年間、毎年30万人の区民が、一人当たり1000円の増税になります。

「東日本大震災復興臨時特例法」を適用しての足立の増税案
 これは震災復興財源確保三法のうちの一つ、「東日本大震災からの復興に関し地方公共団体が実施する防災のための施策に必要な財源の確保にかかる地方税の臨時特例法」を根拠法とし、「500円の上乗せができる」規定にもとづくものですが、本来復興増税という形で足立区民はじめ住民に増税を強いるべきではありません。

「助け合い」の精神からもおかしい「不公平増税」
 この復興増税三法は、「連帯して負担を分かち合う」といいながら、震災後の景気の低迷をもろに受けている個人や中小企業に対しては被災者も含めて8.8兆円の増税を押し付けながら、同じ税制改正で、国際競争ができるほどの大企業には実質2.6%も減税をする、この不公平は、復興に向けての「助け合い」の理念に照らしても看過できるものではありません。

この税収、復興には全く使われない
 しかも、足立区において重大なのは、「復興」特例法を適用して増税しながら、その税収15億円は、復興には全く使われません。今の足立区において「復興」が必要な地域はなく、この税収を被災地の復興に活用するわけでもありません。臨時特例法の中で「緊急に地方自治体が実施する防災の施策の財源確保に活用できる」としていることを利用して通常の防災対策に使おうというのです。使途として例示しているのは老朽危険家屋解体の促進や耐震化、避難場所の照明やトイレ対策などです。
 これらは増税を決める前から区が「実施する」などといっていたものです。

自治体の基本責務は増税しないでもできる
 これらの防災震災対策は、「住民の命と安全をまもる」という自治体としての基本的な仕事であり、震災を経て加速度的に進めることも自治体の責務であって、新たな税金をとらなければやらないという事業ではありません。
 
 特別会計を組む訳ではないため一般会計の中に埋没し、特別な対策でなく、通常の予算で対応すべき震災対策に活用される懸念があります。委員会の質疑では「差別化を図る」旨の答弁をしましたが、「それでは、耐震診断・耐震補強、家具転倒防止など従来も予算が不足すれば補正予算で対応していた施策には、復興増税財源は活用しないのですね」と質問をしても、「活用しない」とは明言しませんでした。区長のメールでは増税の理由として「耐震診断や補強工事の申請が多い」ことをあげています。

放射能対策はゼロ
その上、復興財源の活用として最も正当性のある福島第一原発事故による「放射能汚染対策」については、当初予算もゼロで、他区で実施している対策も実施していないのに、検討も例示も一切していません。

 結局は、「震災復興」「災害対策」に名を借りて、区民に10年間増税を強いるものであり、到底認めるわけにはまいりません。

区民のくらしに思いを寄せ、声に耳を傾けて
 今区民は、年少扶養控除の廃止などにより、税も国保料も負担が増えています。後期高齢者医療保険料も上がり、これから介護保険料の値上げ通知も届きます。加えて自民・公明・民主党により消費税の増税まで強行しようとしています。子育て世代の区民からは「夫の給料がすごく減って、働いても働いても生活がどんどん大変になる。今でも食費を安いところで買い物をしているのにすごく疲れてしまう」といった切実な声が次々とよせられています。こんな時に「徴収することが出来る」からと、安易に増税をすべきではありません。

私は「区民生活に思いを寄せ、議会としての意思を示されるよう」と、強く訴えました。

残念ながら、区議会与党の自民・公明党や民主・みんなの党、無会派の議員が増税に賛成をしてしまい、可決されてしまいました。
でも、きっとこの指摘は心に残ったと信じています。そして、この議席があることに感謝。もしこの議席がなければ、共産党の議席がなければ、誰が考えてもおかしい「震災復興に名を借りた増税」に誰も異議を唱えない、区民の声を届けない議会になっていたのだから。

原発再稼働-国民の声がきこえないのか!

2012年07月01日 | 国政
本日午後9時、おおい原発再稼働。
再稼働をやめて!福島第一原発の事故解明もしていないのに!

の声が聞こえないの?

何のしがらみもないパパママさんが、子どもたちの未来を思い、居てもたってもいられなくて・・・抗議に参加する…この想いがわからないの?
大飯原発前では、今も鳴り響く再稼働反対の声。抗議する市民は非暴力。それを力で抑えようとする機動隊。湧き上がる『暴力反対』の声。

私たちが最も強く抗議してきた北朝鮮政府や中国の天安門事件とかわらない現実が日本にある。
マスコミは黙殺し報道せず、市民の声を封殺する。

「命をかけて実現する」(野田首相)??
何を実現するのか?原発再稼働で安全神話を復活させ、国民の命をこわすことに命を懸けるのか?
消費税増税で景気をどん底につきおとし、国民に苦難を強いることに命を懸けるのか?
「命を懸ける」べきは、自らの利害ではなく、国民の命・安全を守ることではないの?

でも♪たたかいはここから♪
♪たたかいは今から♪
♪がんばろう♪(荒木栄 「がんばろう」より)