まず、昨日の豪雨によって被災された方々、また不明の方々の早期発見と復興、お見舞いを申し上げます。
野坂屋旅館も去年の今日、7月4日に世の中が一変しました。
夜中の2時半頃にすぐ前のフジ写真館の奥様から電話をいただき、寝ぼけながら起きて川を見ると尋常ではない水量が怒涛のように流れていました。
近所の方々にお声掛けして、十数人の方が野坂屋旅館と自宅に避難されました。
菩提寺も土砂で潰れ、野坂屋旅館も床上125cm浸かり全て使えなくなりました。
そんな時、ボランティアの方々はじめ、友人または全国からのご好意を頂戴し今に至ります。
芦北の町はほとんどのお店が復旧しました。
そんな中において、野坂屋旅館はまだ更地のままです。
1年後の今日ブログを読んでいただく皆様へ、私からの決意表明とご報告をさせていただきます。
明治12年より街道沿いの宿屋として誕生した野坂屋旅館は、先代の父が購入されていた湯浦の地にて生まれ変わる計画を進行しております。
芦北町、熊本県のご協力により温泉掘削の申請も受け付けていただき、7月の温泉審議会により許可が出れば、温泉掘削が出来ます。
野坂屋旅館も時代とともに変革をしていかなければ、生き残り、次世代へのバトンタッチが出来ません。
ここまでに至るまでには、たくさんの方々のお見舞いやご支援があって今に至ります。
被災して最初の頃は、コロナもあって廃業する事を考えていました。
しかし、大阪から車が使えないだろうとわざわざ乗ってきてくれた友人のアドバイスもあり、新しい野坂屋旅館の方向性が決まりました。
それから、たくさんの方々の助けやお見舞い、支援物資があったおかげ様だと、皆様方に心より感謝申し上げます。
野坂屋旅館は、芦北町湯浦の地にて、来春開業を目指してこれから進んでいきます。
節目節目で、このブログにてご報告をさせていただきます。
これからも、どうぞよろしくお願い致します。
新生野坂屋旅館の進み具合を楽しみにしてください。
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