最近朝の犬の散歩の目的地の一つ、清瀧神社。
戦国時代、相良藩が佐敷を治めていた時には平等寺というお寺があり、佐敷に大切なお客様があると、平等寺にお泊りいただいていたそうです。
江戸時代には、ここの修行坊の杉本院坊という方と、八代の松井氏との間で約束事があったのに、松井家の陰謀で切腹をする事になり、切腹をする時に、「松井家許すまじ。」と言って切腹をされたそうです。
それでも、すぐには亡くなられず、108日目にお亡くなりになられたそうです。
その後、松井家が八代にお城を建てようとするのですが、火事になったり、雷が落ちたりでお城が立ちませんでした。
その後松井家の方が、毎年この清瀧神社にお参りにいらっしゃるようになったそうです。
地元では、清瀧神社の事を「杉本院」」スギモトインと呼ばれています。
また葦北三十三観音の一番観音様が祀られていましたが、今は私のもう一つの目的地である日蓮宗天長山実照寺にお祀りされていらっしゃいます。
その観音様がお祀りになられていたお社跡はそのまま残されています。
お堂の右奥には、八大龍王様と武将大荒神様が祀られています。
武将大荒神様の前には、地元では足手荒神と呼ばれて、手型や足型があり、悪いところをこの型で撫でると良くなるといわれています。
歴史を感じる苔むした老梅があります。