笹川子供会の食育活動の一環で能登町石井の光栄寺でお講料理を頂く機会があったので参加しました。
浄土真宗はお講という集まりが盛んで、秋の終わりには「報恩講」という大きなお講が各所で開かれます。
その時にふるまわれる精進料理が「お講料理」です。
今日はお彼岸のお講で国光・鴨川・平床地区の檀家の方が作ってくださいました。
いただきます。
代々伝わっている季節感あるれたお料理。すべて地元で採れたものです。
素朴ですが、しっかりと手間暇をかけて作られたお料理。
子供の分まで食べておなかいっぱいになりました。
食事がすんだ後、読経と法話をお聞きしました。
南無阿弥陀仏=ナムアミダブツ、いわゆるナンマイダーを唱和。
都会では便利さと手軽さが行きついてファストフード全盛の時代ですが、
その一方で地産地消・安心安全・健康志向の食生活への模索もまた大きな潮流です。
そんな時に地方に残されているお講料理は大きな示唆を与えてくれるものでしょう。