このブログの2月に季節外れではありましたが能登のシーカヤックの魅力をお伝えしました。
今回はタイムリーに夏の終わりの外浦をご紹介します。
能登の外浦(日本海側)でも先の方にある珠洲市「木ノ浦」海岸から堂ガ崎へ、折り返し戻って木ノ浦からシャク崎を通って折戸まで、そして木ノ浦へ再び帰着というコースです。
木ノ浦から南側へ。まず岬をまわりこみます。この瞬間はいつも期待でワクワクします。
外浦らしい入り組んだ岩場や入り江がありました。ややこじんまりした印象。
ここ上の方には「岬自然遊歩道」が通っています。海の見える自然観察路です。
奥は徳保の千本ツバキと言われているヤブツバキの大木が残る自然林です。
進路を北へ向け、シャク崎へ向かいます。遠くから見ると滝のような白い筋。
海鳥のコロニーかとも思いましたが、そばで確認すると岩の成分の色でした。
シャク崎にも大きな洞窟がありました。
漂流ゴミが散乱しているのはムード台無しですが、奥の方がよほど広くなっているようでちょっと不気味でした。
シャク崎と三十三広という大きな岩礁の間は水路になっていて、ここを通って折戸へ向かいました。
帰りは三十三広をぐるりと回って木ノ浦へ。
木ノ浦・・・ここは岩場・波磯・洞窟・水路などがこじんまりと全部揃っていました。
陸上からのアクセスがよいのでエスケープするのも容易で安心度が高いです。
能登外浦の入門コースとして特に初心者や初級者には最適の場所だと思います。
ここでシーカヤック・インストラクターとなって海の男になるのも悪くないなあ(笑)。