鉢伏山の頂上(標高543.6M)付近を明るい森にするために手入れをしています。
日本海と七尾湾のふたつの海を望むといわれている鉢伏山ですが、
ネマガリダケ(チシマザサ)が繁茂して見通しが悪くなってしまっています。
わが社のスタッフがそれを枝切りバサミで切り倒しています。
まさに「竹取の翁」と化して、継続的に手入れしています。
単純でキツイ仕事ですが遠くの山まで見えて風通しがよくなると
なんかうれしい。
作業後は少しさっぱりしました。
刈り倒しているとへびがのたうち回ったような不思議な木が現れました。
夜空のへび座にも似ています。へびの木ではなんなんで「竜の樹」と
勝手に名付けました。視界が開けて見つかりました。
鉢伏山は奥能登の魅力を伝える山。人の往来を回復したい。
ここをわざわざ訪れてくれる人が楽しく過ごせるように、
地元の人がちょくちょく遊びにこれるように、
と願いを込めて手作業による長い道のりは続きます。