能登でココロもどる旅

ぶなの森エコツアーのスタッフブログです。
能登の海・山・里で日本の原風景に帰る旅を楽しみましょう。

スタッフブログ

インタープリター山崎の日常、スタッフブログ「ゆらりぶらり」も日々更新中です!

鉢伏山 ブナ林散策

2009年05月23日 | 鉢伏山
4月上旬、某大手流通グループの労組のみなさんと鉢伏山ブナ林散策へ行きました。
実は「ことば探しの旅」という抒情書家・室谷一柊さん&朱琴さんのプログラムの一環で
森の中でインスピレーションを得るというものでした。

当日は寒さもゆるみ、すがすがしい青空が春のおとずれを感じさせる絶好の日和でした。
まずはブナ林に入って大きなおにぎりとおいしいお茶で昼食をとりました。


この人はミスター鉢伏山=紺谷さん。山を熟知しています。

専門は山で食べられるモノ。山を暮らしの場として関わってきた人です。
伝説のガイドになる素質十分、労組のみなさんも絶賛でした。
やはり地元の人が地元の言葉でガイドしてしまったら、ヨソ者はかないませんね。

プログラムの目玉は自分が共感する木を探すこと。
そして沈黙とともに横にいること。

都会での激務にさらされた心と向き合って静めるきっかけになったでしょうか。

みなさん知り合い同士、話は弾みます。
2回目参加の池島さんはもうすっかりベテランガイドのようです。


この後、参加者は室谷さんの五友宿にて墨と筆を使って「ことば探し」の実践に向かいました。
囲炉裏のある能登の大きな民家で自分の心と向き合ってことばをつむいだようです。

これは孫見せの図・・・ではありません。ベイビー人形で予行練習中(笑)。

田舎にどっぷりとつかりながら体を使って頭を使って。
都会人の心に響くプログラムでしょう?