「健康セミナー」で話した内容をまとめておこうと思って、「健康」カテゴリーを作ったのに・・・
このテーマ、3ヶ月もほったらかしになってしまいました(^^;
前回の内容を簡単にまとめると・・・
ボクらは、「科学的」と称されるものを含めて、いろいろな「健康法」にだまされてきた。
その原因は、
1.「科学的」データとやらの出所が不明なのに、「真実」として一人歩きする傾向がある。
2.事実や実験データが、ある一つの理論・説を支持することはないのに、「その理論・説の証明」であると信じてしまう。
の2つ。
「有効な健康法」を見出すために、さまざまな情報の洪水をわたっていく、羅針盤のようなものは、ないのか。
・・・ということです。
「健康に対する心構え」って、宗教や幸福観みたいに、人それぞれ、さまざまな考え方がありますよね。
おそらく、「これが正解」というものはないんじゃないかな。
これから何ヶ月かかるかわからないけど(^^;
数回に分けて書く内容は、「安田の、個人的な考え方や取り組み」を紹介するだけのものです。
マスコミやクチコミで、いろんな健康法が煽られては消える、そういう状況は迷惑な話。
でも、健康になろうという姿勢は、とても重要だし。
・・・ボクと同じ、こうした困惑を感じている方に、「取り組み方の一例」として参考にしていただければ、と思います。
健康の維持・増進には、それを支える精神姿勢(羅針盤)が必要だ。
そしてその実現には、「6つの条件」がある。
・・・これがボクの、今のところの結論です。
さてまず、「○○健康法」というものが話題になったときに、どういう態度をとってきたか、考えてみました。
それを考えると、「なんか、昔やってた株式取引に似てるよなぁ」って思うんです。
若いころ、親の貯金をネコババして(^^;ゞ 株の売買をおもしろがってやってたことがあるんです。
そのときの振り回され方に、よく似てる。
株の世界って、「経済情報」ってヤツに、みんなすごい敏感。
「アメリカが長期金利を0.5%上げた」なんていう情報で、とつぜん大慌てで動き出したり。
でも、世の中には、「情報」なんて無限にあるワケで。
何ていうのかなぁ・・・
みんな、その無限の情報から、調子いい情報だけを取り出してきてるような。
で、そこから、自分に都合のいい「シナリオ」を描いて、まことしやかに語ったり。
あやしい「情報通」のオジサンだけじゃなく、テレビも新聞もそう。
とにかく、みんな、勝手にいろんなことを言う。
そういうのに踊らされて、「損した」「儲けた」。
そんな世界なんですよ。
特に、証券会社の営業マンから流される「ウラ情報」みたいなのは、ほぼ100%が「証券会社にとって都合のいいシナリオ」。
当たるかどうかなんて、まったくアテにならない、丁半バクチみたいなもの。
経験則から言うと、ウソ・デタラメだと思って逆に動いた方が、勝つ確率が高いくらいです。
「ロクな情報が流れてこない。デタラメばっかりだから、何も信じないぞ。」とも思うのですが・・・
何の情報もないままでは、判断しようがないし。
どうしよう。
こういうときは、システム化(法則化)が有効です。
どんな情報も、まずは決まったスタイルで、機械的に処理してしまう。
そうすると、煽られにくくなります。
ボクは、以前このブログで書いた「朝日記」をやっていて・・・
そこで、毎日「自分のからだとの対話」をしています。
昨日の、心の健康の具合は、どうだったか。
体の健康の具合は、どうだったか。
その原因と考えられることは、あるか。
何か、影響を及ぼしたものはあるか。
いまの心身の健康の具合は、どうか。
今日は、どうしたらいいか。
・・・そんなことを体に聞いてみます。
#あやしい(;¬_¬)
とってもあやしいですが(^^;
でも、毎日続けてると、自分の状態をけっこう客観的に見ることができるようになってきます。
そして、具体的にある健康法を聞いたりしたとき、
1.リスクを、A(小さい)・B(中くらい)・C(大きい)で判定する。
2.情報の出所や根拠を調べ、A(信憑性がある)・B(中くらい)・C(かなりあやしい)の判定をする。
3.期限を決めて自分で試し、A(効果が体感できた)・B(よくわからない)・C(体感なし、または逆効果)を判定する。
の順番で処置していきます。
その結果、「継続するかどうか」を決めます。
こういう姿勢・やり方が正しいかどうかということではなく、まずは「システム的に処置すること」を始めてしまう。
そうすれば、そのときどきで煽られる危険性は減ります。
スタイルを改善するのは、その後、いつでもできることですから。
たとえば・・・
いま「ヨガ・ブーム」ですよね。
数ヶ月前に、「ヨガはどうなんだろう」って興味もって。
スポーツクラブで、エアロビクスにはまってたことがあるのですが・・・
そのときに、ファンだったインストラクターが2人いて。
その2人が2人とも、偶然にもヨガ方面に進んでるんです。
なんか、とっても、とっても気になる。
そこで、1の「リスク」ですが・・・
別に、変なクスリを飲んだりするワケでもないし。
いまのスポーツクラブのスタジオ・プログラムにあるから、それに参加すれば、経済的負担はゼロだし。
かなり長い時間、多くの人がかかわってできてきたものでもある。
そういう、「時代の洗礼」を受けてできたものだから・・・
体を痛めないように注意すれば、やってみたからといって悪いことはないだろう。
・・・ということで、判定はAです。
2の「情報の出所や根拠」ということで・・・
まず、1回だけ、スポーツクラブのヨガ・クラスに出てみました。
それから、図書館でヨガ関係の本を10冊ぐらい借りてきて、ヨガの歴史や内容についてお勉強。
どうも、心身の健康を導く方法として、「科学的な」根拠が明確にあるワケでもないみたいです。
それに、やたらと精神性を語る、あやしげなものもありましたが・・・
そういうのを除けば、AかBと判断していいかなぁ、と思います。
ということで、1と2から「3.自分で試す」をすることに決めました。
1ヶ月間、毎朝やってみて、ちょっとファジーだけど「体感」で判定する。
「体感」なんていうと、なんか、いい加減っぽいですよね。
でも、変に数値で出そうとするより、「中立」を心がけて、自分の体に聞いてみる方が、実際には有効ですよ。
さて、1ヶ月間やってみた結果・・・
感情的な「ブレ」を抑える効果は、あります。
体も、ボクはかなり硬い方なんですが、柔軟性が増してきました。
でも、明確に「調子よくなってきたなぁ」というのはありません。
判定は、Bかな。
ただ、直接の効果ではないのですが・・・
「毎朝ヨガをやる」というのは、生活のリズムができて、ボクには都合がよかったです。
朝、5:30に起きようと思っても、ついダラダラと布団に入っていたくなる。
それを、「寝ぼけながらヨガをやる」という習慣にしたので、「40分ぐらいかけて、少しずつ起きる」みたいな感じで、朝から調子いいです。
ということで、4ヶ月ぐらいたちますが、まだやってます(^^)v
健康の維持・増進をはかるために、ボクはこんなふうな「羅針盤」を作ったらいいんじゃないか、と思ってます。
ボクにとっての「羅針盤」とは、
「毎日、自分のからだと対話する習慣を持つこと」
「情報に対して、システム的に処置して判断すること」
です。
さて、この羅針盤にしたがって、具体的にどういうことをやっていくか、組み立てていきます。
このテーマ、3ヶ月もほったらかしになってしまいました(^^;
前回の内容を簡単にまとめると・・・
ボクらは、「科学的」と称されるものを含めて、いろいろな「健康法」にだまされてきた。
その原因は、
1.「科学的」データとやらの出所が不明なのに、「真実」として一人歩きする傾向がある。
2.事実や実験データが、ある一つの理論・説を支持することはないのに、「その理論・説の証明」であると信じてしまう。
の2つ。
「有効な健康法」を見出すために、さまざまな情報の洪水をわたっていく、羅針盤のようなものは、ないのか。
・・・ということです。
「健康に対する心構え」って、宗教や幸福観みたいに、人それぞれ、さまざまな考え方がありますよね。
おそらく、「これが正解」というものはないんじゃないかな。
これから何ヶ月かかるかわからないけど(^^;
数回に分けて書く内容は、「安田の、個人的な考え方や取り組み」を紹介するだけのものです。
マスコミやクチコミで、いろんな健康法が煽られては消える、そういう状況は迷惑な話。
でも、健康になろうという姿勢は、とても重要だし。
・・・ボクと同じ、こうした困惑を感じている方に、「取り組み方の一例」として参考にしていただければ、と思います。
健康の維持・増進には、それを支える精神姿勢(羅針盤)が必要だ。
そしてその実現には、「6つの条件」がある。
・・・これがボクの、今のところの結論です。
さてまず、「○○健康法」というものが話題になったときに、どういう態度をとってきたか、考えてみました。
それを考えると、「なんか、昔やってた株式取引に似てるよなぁ」って思うんです。
若いころ、親の貯金をネコババして(^^;ゞ 株の売買をおもしろがってやってたことがあるんです。
そのときの振り回され方に、よく似てる。
株の世界って、「経済情報」ってヤツに、みんなすごい敏感。
「アメリカが長期金利を0.5%上げた」なんていう情報で、とつぜん大慌てで動き出したり。
でも、世の中には、「情報」なんて無限にあるワケで。
何ていうのかなぁ・・・
みんな、その無限の情報から、調子いい情報だけを取り出してきてるような。
で、そこから、自分に都合のいい「シナリオ」を描いて、まことしやかに語ったり。
あやしい「情報通」のオジサンだけじゃなく、テレビも新聞もそう。
とにかく、みんな、勝手にいろんなことを言う。
そういうのに踊らされて、「損した」「儲けた」。
そんな世界なんですよ。
特に、証券会社の営業マンから流される「ウラ情報」みたいなのは、ほぼ100%が「証券会社にとって都合のいいシナリオ」。
当たるかどうかなんて、まったくアテにならない、丁半バクチみたいなもの。
経験則から言うと、ウソ・デタラメだと思って逆に動いた方が、勝つ確率が高いくらいです。
「ロクな情報が流れてこない。デタラメばっかりだから、何も信じないぞ。」とも思うのですが・・・
何の情報もないままでは、判断しようがないし。
どうしよう。
こういうときは、システム化(法則化)が有効です。
どんな情報も、まずは決まったスタイルで、機械的に処理してしまう。
そうすると、煽られにくくなります。
ボクは、以前このブログで書いた「朝日記」をやっていて・・・
そこで、毎日「自分のからだとの対話」をしています。
昨日の、心の健康の具合は、どうだったか。
体の健康の具合は、どうだったか。
その原因と考えられることは、あるか。
何か、影響を及ぼしたものはあるか。
いまの心身の健康の具合は、どうか。
今日は、どうしたらいいか。
・・・そんなことを体に聞いてみます。
#あやしい(;¬_¬)
とってもあやしいですが(^^;
でも、毎日続けてると、自分の状態をけっこう客観的に見ることができるようになってきます。
そして、具体的にある健康法を聞いたりしたとき、
1.リスクを、A(小さい)・B(中くらい)・C(大きい)で判定する。
2.情報の出所や根拠を調べ、A(信憑性がある)・B(中くらい)・C(かなりあやしい)の判定をする。
3.期限を決めて自分で試し、A(効果が体感できた)・B(よくわからない)・C(体感なし、または逆効果)を判定する。
の順番で処置していきます。
その結果、「継続するかどうか」を決めます。
こういう姿勢・やり方が正しいかどうかということではなく、まずは「システム的に処置すること」を始めてしまう。
そうすれば、そのときどきで煽られる危険性は減ります。
スタイルを改善するのは、その後、いつでもできることですから。
たとえば・・・
いま「ヨガ・ブーム」ですよね。
数ヶ月前に、「ヨガはどうなんだろう」って興味もって。
スポーツクラブで、エアロビクスにはまってたことがあるのですが・・・
そのときに、ファンだったインストラクターが2人いて。
その2人が2人とも、偶然にもヨガ方面に進んでるんです。
なんか、とっても、とっても気になる。
そこで、1の「リスク」ですが・・・
別に、変なクスリを飲んだりするワケでもないし。
いまのスポーツクラブのスタジオ・プログラムにあるから、それに参加すれば、経済的負担はゼロだし。
かなり長い時間、多くの人がかかわってできてきたものでもある。
そういう、「時代の洗礼」を受けてできたものだから・・・
体を痛めないように注意すれば、やってみたからといって悪いことはないだろう。
・・・ということで、判定はAです。
2の「情報の出所や根拠」ということで・・・
まず、1回だけ、スポーツクラブのヨガ・クラスに出てみました。
それから、図書館でヨガ関係の本を10冊ぐらい借りてきて、ヨガの歴史や内容についてお勉強。
どうも、心身の健康を導く方法として、「科学的な」根拠が明確にあるワケでもないみたいです。
それに、やたらと精神性を語る、あやしげなものもありましたが・・・
そういうのを除けば、AかBと判断していいかなぁ、と思います。
ということで、1と2から「3.自分で試す」をすることに決めました。
1ヶ月間、毎朝やってみて、ちょっとファジーだけど「体感」で判定する。
「体感」なんていうと、なんか、いい加減っぽいですよね。
でも、変に数値で出そうとするより、「中立」を心がけて、自分の体に聞いてみる方が、実際には有効ですよ。
さて、1ヶ月間やってみた結果・・・
感情的な「ブレ」を抑える効果は、あります。
体も、ボクはかなり硬い方なんですが、柔軟性が増してきました。
でも、明確に「調子よくなってきたなぁ」というのはありません。
判定は、Bかな。
ただ、直接の効果ではないのですが・・・
「毎朝ヨガをやる」というのは、生活のリズムができて、ボクには都合がよかったです。
朝、5:30に起きようと思っても、ついダラダラと布団に入っていたくなる。
それを、「寝ぼけながらヨガをやる」という習慣にしたので、「40分ぐらいかけて、少しずつ起きる」みたいな感じで、朝から調子いいです。
ということで、4ヶ月ぐらいたちますが、まだやってます(^^)v
健康の維持・増進をはかるために、ボクはこんなふうな「羅針盤」を作ったらいいんじゃないか、と思ってます。
ボクにとっての「羅針盤」とは、
「毎日、自分のからだと対話する習慣を持つこと」
「情報に対して、システム的に処置して判断すること」
です。
さて、この羅針盤にしたがって、具体的にどういうことをやっていくか、組み立てていきます。