今日のどーじょー主

2017年4月16日に引っ越しました。
コメントなどは、引越し先(右側「ブックマーク」参照)にお願いします。

ダ・ヴィンチ・コード

2006年05月24日 | その他
「ダ・ヴィンチ・コード」ダン・ブラウン著。


ロングステイヤーの方の置き土産の中にあったので、話題の本でもありますし、読んでみました。

キリスト教世界の人たちにとっては、自分たちの信じていた世界観に対して異議を唱えるものですから、ショッキングなのかもしれないですね。
また、理性的に受け止める人たちにとっても、世界観の検証という意味で、哲学的に興味深いものになるのだろうと思います。

しかし、「ミステリー作品」としては、どうかなぁ。
展開もスリリングとは言えないし、ボクはあんまり盛り上がれなくて、評価は低い方かな。
そもそも、「キリスト教」というのが、自分にとって身近なテーマでないせいかもしれません。
イエスを、歴史上の「人物」ととらえるのが、逆に当たり前でしたから。

ということで、オススメ度はちょっと低め(^^;


コラム 5月号

2006年05月09日 | 啓学院通信のコラム

朝日新聞に「最近の若者は、「苦労体験がない」ということがコンプレックスになっている」という記事がありました。
http://www.asahi.com/job/special/TKY200512210278.html
去年の12月19日だから、もうだいぶ前の話。
なぜか、とても気になってしまって。

何がそんなに気になってるんだか、うまく説明できないけど---
大人たちは、「子どもによりよい教育環境を与えよう」とする。
苦労しないように、挫折しないように、いろいろ配慮してあげちゃう。
それはとてもいいことなんだけど、一方で、もっと大胆に「苦しませちゃう」面もあっていいのかもしれない。
---というようなことです。

そう、たとえば、小さな子どもに「初めてのおつかい」をさせるというテレビ番組がありますよね。
迷ったり、決断したり、失敗したり、フォローしたり。
そんな、紆余曲折をさせてあげる。
そんな場を、親や教師がもっと提供していくことはできないかなぁ、ということなんです。

苦労すりゃいいってモンじゃないけど、苦労はその人の「生きる自信」を作る面もあります。

ボクは1961年生まれですから、戦争や飢餓みたいな苦労をまったく知らない世代です。
文字通りの「命がけ」みたいな苦労は、まったくせずに済んだ、とてもありがたい世代。
でも、自分なりに「苦労したなぁ」ということを思い出すことがあります。
とくに、「困ったなぁ」「ツライなぁ」というときに思い出すことが多い。

最初に出した塾がすぐにつぶれて、ぼろアパートで何年も教えてたこと。
高校教師を辞めた弟と二人で1年間ガンバってみたものの、まったく評価されず、「もうやめようか」と話したこと。
親元で生活しながらですから、危機的でも何でもない、甘っちょろい「困難」です。
でも、自分にとって「困難だった」と思える体験が、自信や気力を生んでる面があるようにも思うんです。

ボクら大人は、子どもから「苦労するチャンス」を、必要以上に奪ってしまってるんじゃないか。
子どもに「もっと、生きる意欲を持ってもらいたい」と思いながら、親がどんどん先回りして問題を解決しちゃったり。
何というか、アクセルとブレーキを一緒に踏んでるみたいな。
現代なら現代なりに、ちょっとしたことでいい。
「若いときの苦労は、買ってでもしろ」って言うなら、そういう機会を与えていく気持ちが必要なんじゃないか。

たとえば、記事にあるように、酪農支援のボラバイトに行ってくるでもいいし。
1,000円渡して「北海道へ行って来い」でもいい。
もっと身近なところでいえば、学校で、効率的な勉強法を教えちゃうんじゃなくて、「苦労して、自分の勉強法を作れ。できなきゃ、落第」みたいに放り投げちゃうとか。

他にも考えれば、現代社会でも、小さいものから大きなものまで、いろんな「苦労体験」を提供できるんじゃないかな。
そして、子どもに、そういう環境を提供できる「余裕」みたいなものがほしいなぁ。

 


免疫革命

2006年05月07日 | その他

「免疫革命」安保徹著
「ガン免疫力」安保徹著
「免疫力が高まる自律訓練法」河野友信著


会社の近所に、ちょっと気になる漢方薬のお店があります。
駐車場から会社までの途中にあるので、毎日様子を見てるんですが、繁盛してます。
長女のニキビ治療に試してみようということで、行ってみました。
http://www.tanaweb.co.jp/

「ごう先生」が一人ひとり丁寧に面談するので、他のお客さんがいると、けっこう待たされます。
店内には、健康関係の本が置いてあります。
その中で、「免疫革命」が気になって、読んでみました。
面白そうなので、後日、同系の本も含めて3冊読んでみました。

ふだん、漠然と「免疫」という言葉を使ってますが、健康管理士の勉強でちょっと読んだ程度。
ちゃんと説明した本を読んだのは、初めてです。
「原因不明の難病」と言われているものも含めて、その原因や治療法を説明しています。
この治療法、全国数カ所の病院で実践されてるそうです。
「ガンも、3大治療法(手術・抗がん剤・放射線)以外で充分に治せる。3大治療法は免疫値を大幅に下げるので、逆効果の場合も多い。」とのこと。
ホントに効果があるとしたら、すごいです。

ただ、安保という人の説には、「?」というところもあります。
この人の説を採ると、「薬は症状が行き過ぎた場合に、それを抑えるためだけに使う」という自然主義になります。
でも、そうだとしたら、たとえば「早めのパブロン」はなぜ効くのか、よくわからない。
カゼのひき始めに薬を飲むと、こじらせないで済む場合が多い。
そういうことは、何となく経験で知ってますよね。
でも、自然主義を採れば、(行き過ぎない限り)症状を出した方がいいことになっちゃう。

他にも、「アトピーはリラックス過剰(リンパ球過剰)で出るから、少しストレスを与えた方がいい」と書いてあるけど、そうだとしたら、ボクらの実感とちょっとズレてないかなぁ。
アトピーで苦しんでる人たちは、「ストレスがアトピーに悪い」って体感で知ってるケースが多いですよね。
精神的・肉体的ストレスがあると、アトピーがどわ~っと出てきちゃう。
だから、なかなかふつうの社会生活が送れなくて、苦しんでますよね。

「症状は、なるべく出した方がいい」というのも、アトピーやぜんそくの人たちからすると、ちょっと違う感じがすると思う。
アトピーやぜんそくって、症状を悪化させちゃうと、どんどん深みにはまってちゃう。
「ステロイドは悪」と決め付けてる「自然主義」のお医者さんにかかって、長年苦しんじゃう人も多いと聞きます。


「自律訓練法」は、満員電車など、どこでもできるので、時間がないという人にはいいんじゃないかな。
時間がある人には、ヨガの方が効果的かも。

ボクは、半年ほど、毎朝ヨガをやってます。
ハッキリと「効いてる」「健康にいい」みたいなのはないけど、何となく調子いい気がするなぁ、って感じてました。
免疫という面から見ると、ヨガ・気功・太極拳・座禅などは、とても優れた健康法になるみたいです。

 


大山登山

2006年05月06日 | その他
この2ヶ月間、介護部門の責任者2人が反逆を起こして大暴れ。
それに、教室の閉鎖なども重なって、かなりストレスがたまってたみたい。
デリケートなボクちゃんは、もうボロボロですぅ。
((((((((((((((^^;
4月の末に背筋を痛めてしまったり、何だか疲れやすかったり。
あぁ、疲れた、疲れたなぁ。
味方の中に敵がいるって、すごく疲れる。
温泉にでもつかって、ゆっくり休みたいなぁ。

・・・と思ってたのに、実家の父が「ゴールデンウィークに、みんなで大山に行こう」なんて言い出して、「イヤだ」とも言えず(^^;
上は72歳から下は4歳まで、全員無事頂上にたどりつきました(^^)v



桜かなぁ、今ごろ咲いてます。


体は疲れたけど、なぜか、気分的な疲れは取れてしまいました。
単純(^^;