今日のどーじょー主

2017年4月16日に引っ越しました。
コメントなどは、引越し先(右側「ブックマーク」参照)にお願いします。

ダイエットと体重

2009年10月11日 | 健康
正しいダイエットをすると、体重が減らない(増える)ことがあります。
体重だけをダイエットの基準にするのは、誤りです。
また、単純に食餌量を減らすダイエットも、誤りです。

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パソコンの生徒さんが、授業前にこんな話をしてくれました。

健診で「メタボの疑いあり」と言われたので、スローステップ運動を始めた。
1か月続けているのに、体重が1kgしか減らない。


こういう場合、体重を基準にするのは、あまりよくありません。
場合によっては、増えることもあるんです。

継続的な運動を開始すれば、筋肉が付きますから、
増えた筋肉量が、減少した脂肪量より多ければ、体重は増えちゃいます。
この生徒さんは、通っている運動教室では、優等生に躍進したそうです。
筋肉量が増えて、成果が上がりつつある、ということです。
この話を聞いて、ボクは絶賛してしまいました (^-^)//""パチパチ


「筋肉」というと、「マッチョになりたくない」と拒絶する女性がいます。
でも、ダイエットの目的は、
「干からびた妖怪オジジ・オババになる」ことじゃなくて、
「健康で美しい肉体を得る」ことですよね。
だとしたら、適正な筋肉はぜったいに必要。

筋肉は「大飯喰らい」ですから、維持するには、かなりのカロリーが必要です。
しかも、けっこう重い
キチンと体幹筋を付ければ、体重は減らなくても、姿勢が良くなるし、
太りたくても、なかなか太れない体質になっちゃいます。


・適正な食事と、適度な運動を継続する。
    ↓
・筋肉が増加する。
    ↓
・脂肪が、徐々に減少する。
    ↓
・スタイルが良くなる。

という順番になります。
いきなり、脂肪だけザックリ落とそうなんてすると、
正しい循環が生まれなくなっちゃいます。


「1か月で、10kg減!」
「○○ダイエットで、ウェストが-20cm!!」
なんてコマーシャルが氾濫して、そんなのを目指してしまいがちですが、
良い循環がないのに、良いスタイルなんて維持できるハズがない。

バナナばっかり食べてたら、
からだが、だいじな筋肉を作ろうとしても、作れない。
結果として、目先ちょっと体重が減っても、やせられない体質になります。
バランスのいい食事を、充分に摂るべきです。


体重ではなく、何を基準にしたらいいかというと、
最初の数か月は、「外見」と「運動能力」に注目するのがオススメ。

裸で鏡の前に立ち、自分をじっくり見ます。
これは、とってもだいじ。
よく見てあげるだけで、変わるんです。
とくに、姿勢が良くなってきたか、確認してみてください。

それから、ふだん、歩いたり走ったりして、疲れにくくなったかどうか。
筋肉が付き始めると、だんだん疲れにくくなります。



ボクは、ダイエットが大好きなんです。
「趣味は、ダイエットです」と言っちゃうくらい。
でも、食事は、充分に摂っています。
(バランスは、かなり気を遣いますが。)
コンニャクばっかり食べるような、アホなことはしません。

50前のオッサンにしては、まずまずの体型を維持していると思います。
だから、見せたくって、しょうがない。
女性に、「安田くん、ダイエットが好きなんだって?」なんて言われたら、
すぐに脱いじゃいそう。 ←変態


仕事も勉強もダイエットも、邪道が繁栄することはない。
正道を、地道にコツコツと歩くことが、長い目で見るといちばんの近道。
邪道に惑わされることなく、
地道に、正しいダイエットをしていきましょう。


隠れ肝臓病

2009年09月17日 | 健康
今週の『ためしてガッテン』は「隠れ肝臓病」だというので、
録画しておいて、さっき観ました。

ビックリです。
「20代以上の人は、輸血などしていなくても、ウィルスに感染している可能性がある」
いやぁ、焦ります。


健康オタクで、自分ではかなり健康なつもりなんですが、
健康診断の結果は、いつも肝臓関係の数字(γ-GTP・GOT・GPT)が悪いんです。
仕事も、いつも「ガンバるぞっ!」と思ってる、マジメな人間なのに、
しょっちゅう、昼寝しちゃうんです (^^ゞ
サボるつもりなんかなかったのに、お腹いっぱいランチを食べて、
昼寝したりしちゃうんです。
マジメなのに。。。 ヾ(・・;)ォィォィ


昼寝はともかく、以前から「肝臓が気になる」とは思ってたんです。
数字が悪くて、医者から「お酒をやめなさい」「肉類を控えなさい」って言われて。
でも、ボクの食生活、どう見ても、お酒は多くないし、
肉なんて、そうそうありつけないし。
お酒も、「1か月間、1滴も飲まない」ってしてから、健診受けても、
それでも、数字はまったく変わらず。
医者はあいかわらず、「お酒が」「肉が」をくり返す。

どうも、おかしい。。。
ときどき怠けるのも、きっと、肝臓のせい。
友だちがいないのも、稼ぎが悪いのも、きっと肝臓が悪いからだ。
そう、間違いない、肝臓が悪いに決まってる!
何もかも、肝臓のせいだ!!
「社会常識がない」のも、肝臓のせいにしておこう f(^^;)

さっそく、検査してきます。


スロージョギング(2)

2009年06月12日 | 健康
スロージョギング、さっそく、ためしてガッテンしてみました。

午後、銀行回りですが、ぐるっとまわって6㎞ぐらい。
ま、ちょうどいい距離かな。
デイパック背負って、出発。

「速筋を使わないように、時速4㎞ぐらいのペースで」
というんだけど、そんなにゆっくり走れない。
そんなペースだったら、移動だけで1時間半もかかっちゃうし。
走る動作をすると、ガンバってゆっくりにしても、
最低でも、時速7~8㎞にはなっちゃう。

銀行についたら、汗だく。
水とタオルは、必需品です。


番組では、「フルマラソンも走れちゃいます」って言うから、
夕方、スポーツクラブまで、片道6㎞をジョギング。
シューズやら、着替えやら、水やらで、かなりの荷物。
ついたら、筋トレして、お風呂に入って。
帰ってきたら、また汗だく (^^;


こりゃ、続きません。
歩くぐらいのスピードで走ったら、5時間ぐらいかかっちゃうし。
かといって、スピードをあげると、毎日は厳しい。
それに、やはり、移動に時間がかかりすぎて、仕事にならない。

……そっか、仕事中にやろうとするから、いけないのね f(^^;)
早朝とか、夜とか、
のんびりと2㎞ぐらい走れば、いいのかな。



スロージョギング

2009年06月11日 | 健康
昨日の「ためしてガッテン」は、
予告を見たときから、ずっと期待していました。
期待にたがわない内容。
「走る気、まんまん」になれますよ。

「まだわからないが、認知症予防の効果もありそうだ」
というのは、意外でした。
「認知症予防=頭のトレーニング」と思っていたので。

事例で、3人とも血圧が下がってたのが、すごい。
生活習慣病対策をいろいろやっても、
体脂肪が下がっても、血圧はなかなか効果を出しにくいですから。

要するに、「スロージョギングは、いいことがいっぱい」
という内容です。


ボクは、なるべく「走る」をテーマに運動するようにしています。
マラソン選手の体型を見ていると、
「長距離のランニングは、他のスポーツより、体脂肪を減らす効果がある」
ような気がして。

ただ、のんびり走ったのでは、あまり効果がないんじゃないか。
そう思って、有酸素状態の限界まで、
スピードを上げるように心がけていました。
マラソン選手は、時速16kmぐらいで、40kmも走るんですから。
でも、毎日走ると、筋肉疲労がたまっちゃう。
だから、走るのは、週3回ぐらいにしています。

「スローでも、充分効果がある」ということですから、
気軽に、毎日、走っちゃっていいワケです。
会社まで、片道10km。
天気が悪くなければ、走って行けば、運動にもなるし、
ガソリン節約で環境にもいい。


問題は、荷物。
備品類を運ばないといけないけど、デイパックに収まらないし。
リヤカーを引いて、走ろうかな。


転倒骨折予防

2009年06月03日 | 健康
従業員さんから、欠勤の連絡がありました。
親御さんが、転倒してしまったようです。
さいわい、骨折はなかったようですが。

うちの義母は、昨日、ようやくギブスがとれて、
コルセットになり、お風呂も入れるようになりました。
あと2週間したら、治るようです。
ボケ始めたりもせず、職も失わずに済みそうで、よかった。


義母の骨折だけでなく、実家の両親も、
「転びそうになった」という話を、よくします。
「階段で」というのが多いので、
今回、義母が骨折した外階段、実家は室内の階段に、
手すりの取り付け工事をすることにしました。
全額自費になっちゃいますが、
「介護保険が利用できる」となる前に、やるべき。
もっと早く、気付くべきでした。


それにしても、「転ぶ」「転びそうになる」という話が、
ホントに多いです。

ふつうは、「予防のために、筋トレをしましょう」となりますが……
父は、スポーツクラブで筋トレもしてるし、ゴルフも続けてるし、
筋力が弱いようには、まったく見えません。
筋トレではない、何かが足りないんじゃないでしょうか。

その「何か」、ボクは「フットケア」ではないかと思っています。
フットケアと言うと、足浴とか衛生管理というイメージがあります。
「フット・ストレッチ」「フット・トレーニング」
と言ったほうがいいかも。

ボクは、毎朝のストレッチに、かならずフット・ストレッチも入れます。
運動前にも、かならずします。
足ウラや、足首まわりを何もせずに歩くのは、かなり怖い。
でも、高齢者のかたに聞くと、「しない」というほうが多い。
上半身なんかより、ずっと重要なのに。

「フットの筋トレ」っていうのも、あんまりやらない。
そもそも、裸足でストレッチや筋トレする人は、少ないです。

横浜市の介護予防事業でも、
去年は、フットケアが大幅に削られました。
たしかに、「筋トレ」はわかりやすいけど、
「フット・トレーニング」が欠けていると、
転倒リスクを減らせないんじゃないかなぁ。


ダイエット

2009年03月17日 | 健康
ダイエットについては、人それぞれ持論がありますが、
ボクも、か・な・り、うるさい (^^ゞ

「ダイエット」という言葉が、
「やせるために、何かすること」という意味で言われたりしますが、
本来は、「健康や美容のために、生活習慣を改善すること」。
そして、きちんとした原則に合致した方法を、継続すること。
それが、成功するダイエットの必要条件です。

バナナや寒天ばっかり食べるダイエットとか、
運動しないで済ませるダイエットなんて、
ナンセンスだし、かなりリスキーだと思う。
「運動で消費するカロリーは、高が知れてる」なんてうそぶく人って、
たいていブヨブヨしてる。 #失礼(^^;

食事はダイエットの基本だから、ちゃんと摂らないと。
運動もダイエットの基本だから、ちゃんとやらないと。
流行りすたりに振り回されると、ロクなことないんじゃないかな。



「ためしてガッテン」でやった「低カロリーダイエットの問題」もおもしろかったけど、
先週の「ダイエット特集」は、さらにおもしろかったです。

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まず、ゆっくりとした動作の筋トレ(スロートレーニング)を行う。
その後、3時間程度が「もっと激しく燃えたいのタイム」なので、
その間に有酸素運動を行う。
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簡単に言うと、これだけ。
体感としては、とっても効果があります。


ボクの、メガロス大和でのメニューは、
1.ストレッチ 約10分
2.ジョギングまたはバイク 10~30分
3.マシンでスロートレーニング 約20分
という内容でした。
身長172cm、体重63kg、体脂肪は平均で12.4%。

リーヴ大和というスポーツクラブに移って、メニューの順番をちょっと変えたんです。
1→3→2 という順番。
2で汗をかなりかくので、すぐにお風呂に入りたい、という理由だったのですが、
このころから、体脂肪がどんどん落ちて。
最終的に、9%前後までいきました。

当時は、理由がまったくわからなかったのですが、
おそらく、偶然に「もっと激しく燃えたいのタイム」を活用していたんでしょう。



坐骨神経痛もほぼ治ったので、
今日、新しいスポーツクラブに入会して、
3か月ぶりに運動してきました。

体脂肪が、13.2%になってた! (O.O;)
これから、ガンバろ。


事務所が大和でなくなったので、自宅近辺でスポーツクラブを探したのですが、
新しいところ、かなりボロいです (~_~;)
マシンはサビてるし、汗くさいし。
会費は安いんだけど、ちょっと悲しくなる。

しばらく通ったら、慣れるかなぁ。
「慣れちゃった自分」を想像すると、これまた悲しい。。。


スロートレーニング

2008年10月30日 | 健康
NHKの「ためしてガッテン」で、
「脳をだます!ラクラク最新筋トレ術」
というのをやるというので、期待して待っていました。

「脳をだまして、成長ホルモンを出させる」
=「血流を妨げて、運動する」
=「加圧トレーニング」かな?
と予想していたのですが、
もっと単純に、「ゆっくり筋トレすればいい」というもの。

種明かしをすると、「な~んだ」という感じですが、
科学的な説明があって、とってもわかりやすかったです。


去年、横浜市の介護予防事業で、運動教室をやったとき、
ボクが、講師さんたちの指導をしました。
「素人が、そんなこと、やっていいのか(^^;」
と心配もあったし、いろいろと問題もあったりしましたが、
この番組を見て、
「結果としては、なかなかいいことをやったんだなぁ」
と、ちょっとうれしかったです。

(1)セラバンドなどを使って、「1、2、3、4」で筋肉を縮め、
  「5、6、7、8」でゆっくり戻す。
(2)(1)を10回で1セット。
(3)呼吸を止めないように、声を出しながら、カウントする。
(4)戻したとき、関節をロック(ピンと伸ばすこと)しない。

これを、週に2回、3か月間つづけました。
「ためしてガッテン」のように、
目に見えて効果があった方たちが、かなり現われました。


スポーツクラブでは、いまだに
「フガッ! フガッ!」
と、勢いをつけて筋トレしている人も多いですが、
この番組がキッカケで、「スロー筋トレ」が普及してほしいです。
オススメのトレーニングです!



あと、新発見も。

ボクはこれまで、
「有酸素運動で成長ホルモンを出して、その後に筋トレをする」
と思っていました。
まったく、逆だったようで。
「筋トレで成長ホルモンを出して、それから有酸素運動をする」
というのが、体脂肪を低下させるとか。

「有酸素運動をメインディッシュに持ってくる」
というのは、ダイエットには効果大なのかもしれません。

無理な筋トレで左肩を痛めてから、
やむなく、有酸素運動メインに切り替えたんです。
そうしたら、この4か月ぐらいのうちに、
体脂肪が12%強から、9%に!
「体組成計に乗るのが楽しみ」なんて、変態っぽいか。



食文化とアトピー

2008年09月08日 | 健康

読書の秋。

以前はよく、読書をしていましたが、最近はあまり読まないようにしています。
読み始めると、止まらなくなっちゃうんで。
とくに小説は、夢中になっちゃう。

「魔法使いサリー」というアニメで、
「サリーちゃんが読書したら、その物語の世界に入り込んじゃった」
というのがありましたが、まさにそんな感じ。

ということで、控えていたのですが、
久しぶりに、本を読みました。
小説は避けて、ドキュメンタリーもの。
「日本の食文化に合ったパンとは、なにか」
を追求している人の話です。

この本で、ちょっとだけアトピーのことが出てきて、
うちの子どもが赤ちゃんのころのことを、思い出しました。


ボクは、アレルギーなんてないのに、
子どもは、4人ともアトピー。
いまはみんな、だいぶ治まりましたが、赤ちゃんのときはひどかった。

3番目が赤ちゃんのとき、ある人のアドバイスで、
「純和食」というのをやったことがあります。
赤ちゃんは母乳だから、妻の食事だけ、純和食にするの。
パンや卵・肉は、まったく摂らない。

そしたら、長男のアトピーが、あっという間に治っちゃった。
二男が赤ちゃんの時も、アトピーが出てきたので、
妻の食事を和食にして、治しました。
不思議なくらい、アトピーが消えちゃう。


どの程度関係性があるかは、わからないけど、
「食文化の洋風化」とアトピーには、強いつながりがありそう。



有我さんの健康講演

2006年06月05日 | 健康
訪問介護部門のカンファレンスで、瀬谷で腰痛院を経営している、整体師の有我さんという方に講義をしていただきました。





整体って、根拠もなくいろんなこと言って、怪しげな「治療」やってる人もいますよね。
ボクも、すご~く変な「治療」してもらったこともあって(^^;
ともすると、怪しくなりがち。
そういう問題点を痛感されているんでしょうか、「科学する」という姿勢を強調なさってました。

内容は、「介護に役立つこと」というより、「介護予防や健康法」と言ったものです。
そして、とてもベーシックな、だからこそ大切なことばかり。
姿勢のこと、足裏のこと、呼吸のこと。
「介護予防に無関心であることと、被介護者になってしまうことには、大きな相関関係があるなぁ」と感じてしまいました。

「正しい歩き方」はいつも注意してたけど、「正しい立ち方」はけっこうアイマイでした。
「拇指球で立つ」そうです。
知ってました?

あと、ボクは、最近ハヤリの「デトックス・ヨガ(ホット・ヨガ)」とか「パワー・ヨガ」って、何かおかしいよなぁと思ってたんですが・・・
有我さんも、「アクセルとブレーキを一緒に踏んでるようなモンだ」という意見。
そうですよねぇ、高温多湿にして汗かかせて体力使わせて、「なんか、悪いモノが出たような気分」にさせるだけなんじゃないかなぁ。


健康のための羅針盤

2006年02月11日 | 健康
「健康セミナー」で話した内容をまとめておこうと思って、「健康」カテゴリーを作ったのに・・・
このテーマ、3ヶ月もほったらかしになってしまいました(^^;


前回の内容を簡単にまとめると・・・
ボクらは、「科学的」と称されるものを含めて、いろいろな「健康法」にだまされてきた。
その原因は、
1.「科学的」データとやらの出所が不明なのに、「真実」として一人歩きする傾向がある。
2.事実や実験データが、ある一つの理論・説を支持することはないのに、「その理論・説の証明」であると信じてしまう。
の2つ。
「有効な健康法」を見出すために、さまざまな情報の洪水をわたっていく、羅針盤のようなものは、ないのか。
・・・ということです。


「健康に対する心構え」って、宗教や幸福観みたいに、人それぞれ、さまざまな考え方がありますよね。
おそらく、「これが正解」というものはないんじゃないかな。
これから何ヶ月かかるかわからないけど(^^;
数回に分けて書く内容は、「安田の、個人的な考え方や取り組み」を紹介するだけのものです。
マスコミやクチコミで、いろんな健康法が煽られては消える、そういう状況は迷惑な話。
でも、健康になろうという姿勢は、とても重要だし。
・・・ボクと同じ、こうした困惑を感じている方に、「取り組み方の一例」として参考にしていただければ、と思います。

健康の維持・増進には、それを支える精神姿勢(羅針盤)が必要だ。
そしてその実現には、「6つの条件」がある。
・・・これがボクの、今のところの結論です。



さてまず、「○○健康法」というものが話題になったときに、どういう態度をとってきたか、考えてみました。
それを考えると、「なんか、昔やってた株式取引に似てるよなぁ」って思うんです。
若いころ、親の貯金をネコババして(^^;ゞ 株の売買をおもしろがってやってたことがあるんです。
そのときの振り回され方に、よく似てる。


株の世界って、「経済情報」ってヤツに、みんなすごい敏感。
「アメリカが長期金利を0.5%上げた」なんていう情報で、とつぜん大慌てで動き出したり。
でも、世の中には、「情報」なんて無限にあるワケで。
何ていうのかなぁ・・・
みんな、その無限の情報から、調子いい情報だけを取り出してきてるような。
で、そこから、自分に都合のいい「シナリオ」を描いて、まことしやかに語ったり。
あやしい「情報通」のオジサンだけじゃなく、テレビも新聞もそう。
とにかく、みんな、勝手にいろんなことを言う。
そういうのに踊らされて、「損した」「儲けた」。
そんな世界なんですよ。

特に、証券会社の営業マンから流される「ウラ情報」みたいなのは、ほぼ100%が「証券会社にとって都合のいいシナリオ」。
当たるかどうかなんて、まったくアテにならない、丁半バクチみたいなもの。
経験則から言うと、ウソ・デタラメだと思って逆に動いた方が、勝つ確率が高いくらいです。

「ロクな情報が流れてこない。デタラメばっかりだから、何も信じないぞ。」とも思うのですが・・・
何の情報もないままでは、判断しようがないし。
どうしよう。


こういうときは、システム化(法則化)が有効です。
どんな情報も、まずは決まったスタイルで、機械的に処理してしまう。
そうすると、煽られにくくなります。



ボクは、以前このブログで書いた「朝日記」をやっていて・・・
そこで、毎日「自分のからだとの対話」をしています。
昨日の、心の健康の具合は、どうだったか。
体の健康の具合は、どうだったか。
その原因と考えられることは、あるか。
何か、影響を及ぼしたものはあるか。
いまの心身の健康の具合は、どうか。
今日は、どうしたらいいか。
・・・そんなことを体に聞いてみます。
#あやしい(;¬_¬)

とってもあやしいですが(^^;
でも、毎日続けてると、自分の状態をけっこう客観的に見ることができるようになってきます。


そして、具体的にある健康法を聞いたりしたとき、

1.リスクを、A(小さい)・B(中くらい)・C(大きい)で判定する。

2.情報の出所や根拠を調べ、A(信憑性がある)・B(中くらい)・C(かなりあやしい)の判定をする。

3.期限を決めて自分で試し、A(効果が体感できた)・B(よくわからない)・C(体感なし、または逆効果)を判定する。

の順番で処置していきます。
その結果、「継続するかどうか」を決めます。


こういう姿勢・やり方が正しいかどうかということではなく、まずは「システム的に処置すること」を始めてしまう。
そうすれば、そのときどきで煽られる危険性は減ります。
スタイルを改善するのは、その後、いつでもできることですから。


たとえば・・・
いま「ヨガ・ブーム」ですよね。
数ヶ月前に、「ヨガはどうなんだろう」って興味もって。
スポーツクラブで、エアロビクスにはまってたことがあるのですが・・・
そのときに、ファンだったインストラクターが2人いて。
その2人が2人とも、偶然にもヨガ方面に進んでるんです。
なんか、とっても、とっても気になる。

そこで、1の「リスク」ですが・・・
別に、変なクスリを飲んだりするワケでもないし。
いまのスポーツクラブのスタジオ・プログラムにあるから、それに参加すれば、経済的負担はゼロだし。
かなり長い時間、多くの人がかかわってできてきたものでもある。
そういう、「時代の洗礼」を受けてできたものだから・・・
体を痛めないように注意すれば、やってみたからといって悪いことはないだろう。
・・・ということで、判定はAです。

2の「情報の出所や根拠」ということで・・・
まず、1回だけ、スポーツクラブのヨガ・クラスに出てみました。
それから、図書館でヨガ関係の本を10冊ぐらい借りてきて、ヨガの歴史や内容についてお勉強。
どうも、心身の健康を導く方法として、「科学的な」根拠が明確にあるワケでもないみたいです。
それに、やたらと精神性を語る、あやしげなものもありましたが・・・
そういうのを除けば、AかBと判断していいかなぁ、と思います。


ということで、1と2から「3.自分で試す」をすることに決めました。
1ヶ月間、毎朝やってみて、ちょっとファジーだけど「体感」で判定する。

「体感」なんていうと、なんか、いい加減っぽいですよね。
でも、変に数値で出そうとするより、「中立」を心がけて、自分の体に聞いてみる方が、実際には有効ですよ。

さて、1ヶ月間やってみた結果・・・
感情的な「ブレ」を抑える効果は、あります。
体も、ボクはかなり硬い方なんですが、柔軟性が増してきました。
でも、明確に「調子よくなってきたなぁ」というのはありません。
判定は、Bかな。

ただ、直接の効果ではないのですが・・・
「毎朝ヨガをやる」というのは、生活のリズムができて、ボクには都合がよかったです。
朝、5:30に起きようと思っても、ついダラダラと布団に入っていたくなる。
それを、「寝ぼけながらヨガをやる」という習慣にしたので、「40分ぐらいかけて、少しずつ起きる」みたいな感じで、朝から調子いいです。
ということで、4ヶ月ぐらいたちますが、まだやってます(^^)v



健康の維持・増進をはかるために、ボクはこんなふうな「羅針盤」を作ったらいいんじゃないか、と思ってます。
ボクにとっての「羅針盤」とは、
「毎日、自分のからだと対話する習慣を持つこと」
「情報に対して、システム的に処置して判断すること」
です。


さて、この羅針盤にしたがって、具体的にどういうことをやっていくか、組み立てていきます。