(左端の小さい木は紫モクレン。まだ蕾も見当たらない)
一昨日来た友達が若い頃の私の話をたくさんして帰った。
「もう、この人は(私の事)普通じゃなかったのよ。
学生時代、この人にいきなりパチンコ屋に連れ込まれ、
ここは不良の来るところだと思って、私は恐くておどおどしてたの。
この人、平気でパチンコして球がじゃんじゃん出だして私はびっくり。
「帰ろう」と言ったら、パチンコ屋の裏の方に今度は入って行ったので、
恐い人でも出てこないかとあの時、とても恐かった。
この人、お金を貰って、喜んでた。
この人、前世は賭博師だったと思う。立膝して博打を絶対打っていた。」
と夕食後の団欒の時に夫も娘もいる中で言う。
「その頃からパチンコをしてたんですか。私と結婚したころは
真面目そうでそんなそぶりも見せませんでした。」と夫が言うと
「この人、貯金ができないでしょ。宵越しの金は持たないタイプなんです。
ギャンブルで勝っても、皆、人にあげてしまうタイプなんです」と友達。
夫、否定せず肯く。
「パチンコしてもこれは良く勝つんですよ。くじ運も強い」と夫いう。
友達「前世では『飲む・打つ・買う』で名が知れていたんじゃないかな」
そこで慌てて私が口をはさんだ。
「えっ!お酒が好きだから『飲む』のはわかるけど『買う』もあり?」
「絶対、『買う』もあったと思う」と友達、譲らない。
最初、藤純子の『緋牡丹お竜』をイメージして聞いていたが
『買う』が出て来た時点で、ただのばくち打ちのやくざなおっちゃんの
イメージにすり替わってしまった。(ガーン!)
実は私、花札中毒。パソコンを開いては1日何時間も
「フラッシュ花札」というゲームを閑さえあれば(なくても)している。
私の前世はやくざなおっちゃんだったのか・・・・。
でもいかさまはきっとしなかったと思う。(ささやかなプライド?)
その他、諸々、私の若い頃のまともでない話が友達の口から飛び出した。
娘は「普通じゃないと思ってたけど、ここまでひどかったとは・・・」と
呆れかえっていた。
私はもう笑うしかない。
今日も友達から「行ってよかった。楽しかった」と電話がかかって来た。
何でも気兼ねせず思ったことを言い合える友は宝だ。