あざみの気まぐれ日記

備忘録のつもりで書いています。

懐かしい人に・・・

2011年11月28日 | 日記
20代の頃同じ職場だった人と二人で先輩に会いに行った。
坂の上の白壁の素敵なお家。
職場の懇親会などでお酒に酔って何度かお邪魔したことのあるお家。
当時40代だった先輩は明るく知的でおしゃれで私の憧れの人だった。
ケンとメリーのスカイラインに颯爽と乗り輝くように美しかった。
海外旅行もご夫婦で行かれていろいろ土産話もしてくださった。
私もあの年代になったらかくありたいとあこがれた。

先輩は今、77歳とのこと。
沖縄の人に教えてもらったというサーターアンダギーを手作りして待っていて下さった。
「これは水を使わずに作るので『水入らず』でお祝いごとの時に出したりするらしいの。上げ方でほらお花が開いたように見えたりするでしょ。」など言われから作り方まで教えて下さった。
内面からあふれ出る美しさで今も彼女は光り輝いていた。
「昨日は別府に筑波大学の教授の講演を聞きに行ったんだけど、とても興味深い内容だった」と言ってそのお話も詳しく話して下さった。
なんという頭の良さだろう。
昨日聞いた講演内容をこんなに克明に伝えることができるなんて!
私と一緒に行った友達がまた素晴らしい。
その話をきちんと頭に入れていて聞き返したりする私に「○○よ」と教えてくれたりした。
二人の能力の高さに感服。

私の脳も幾分活性化した有意義な時間だった。