あざみの気まぐれ日記

備忘録のつもりで書いています。

あ~あ

2011年11月03日 | 日記
最近また掃除熱を燃やしている。
普段掃除をしない洗濯機の裏や洗面台の裏など汚れがひどい。
そういう普段掃除をしていない隅々を徹底的にきれいにする。
するとなんだか気持ちがすっきりして楽しい気分になる。

その一環としてオーブントースターも綺麗にすることにした。
買ってもう何年もなるのでかなり汚れていた。
私はゴシゴシと時間をかけて一生懸命磨いた。
そして「これでOK。完了だ。」と思いながら中を点検して驚いた。
「こりゃあ使えない!」
オーブントースターのヒーターを覆っている蛍光管のような管がぽっきり折れていた。
磨くのに夢中になって私が割ってしまったのだ!
あー、いかにも私がやりそうなドジだとわれながら思う。

明日の朝、食パンが焼けない。
慌てて新しいのを買ってきた。
一生懸命磨いたあの時間はいったいなんだったのだろう?


差別・・・

2011年11月03日 | 日記
常日頃、人を差別するようなことはしたくないと思っている。
職業に貴賤はないと思っている。
どんな仕事でも自分に与えられた仕事を一生懸命やっている人は尊いと思っている。

なのに・・・

今日、我が家に「鉄類などがありませんか」と突然やってきた人がいた。
最近、そういう部類の犯罪があるとマスコミを通して見聞きした覚えがある。
かかわらない方がよさそうだと思った。
「農機具などの鉄はないでしょうか」とその人は言った。
すると夫が「草刈り機の刃の古くなったので良かったら・・・」と言って蔵の中に入って行った。
私は「あー、何てことするのだろう。かかわらなければよいのに・・・」と思った。
その人は蔵の中をじろじろと(私にはそういう風に思えた)見まわしていた。
そして「あれはうどん打ち機ですね。使ってなければもらえませんか」と言った。
夫は「あれは骨董品なのでとっておきたいんです」と言って断った。

その人が立ち去った後、私は夫に「こういう部類の犯罪があるみたいだから、かかわらないで欲しかった」と言った。

しばらくして後ろめたい気持ちに襲われた。
これは差別ではないか。
職業に貴賤はないと言いながら私は鉄の回収に来た人を「あやしい人物」とみなしたではないか。
あの人はもしかしたら真面目に一生懸命働いている人かもしれない。
重い鉄を汗にまみれながら回収し生計を立てている人かもしれない。
だったら私はなんと失礼な見方をしたことだろう。

・・・自分の中に潜む差別の心を見た思いがした。