シャクヤク

前回　したのとは、違う　「芍薬」



前回は「西洋芍薬」



　　　芍薬（シャクヤク）
　　　　　・ボタン科の耐寒性多年草
　　　　　・別　 名　：　エビスグサ（夷草）、カオヨグサ
　　　　　・花言葉　：　はじらい
　　　　　・花　 期　：　５～６月
　　　　　・用　 途　：　庭植え、鉢植え、切り花　





　会者定離（えしゃじょうり）
　　　・会った者とは必ず別れる時がくる運命にあること。
　　　・この世や人生は、無常であることの例え。
　　　・仏教語で、「定」は、必ずの意。
　　　・「生者必滅（しょうじゃひつめつ）」

　越権行為（えっけんこうい）
　　　・任せられた権限の範囲を超えた行い。
　　　・出過ぎた行いのこと。
　　　・「越俎乃罪（えっそのつみ）」

　越俎乃罪（えっそのつみ）
　　　・自分の職分を越えて、他人の職分や権限を侵す罪。
　　　・料理人が供え物を作らないからといって、尸祝（ししゅく）（神職）が
　　　　料理にまで手を出すのはよくないの意から。
　　　・「俎」は、まな板。また、生け贄の肉を載せ供える台のこと。
　　　・「越権行為（えっけんこうい）」「越俎代庖（えっそだいほう）」

　越鳥南枝（えっちょうなんし）
　　　・遠く離れていても、故郷は忘れがたいという例え。
　　　・中国南方の越の国の鳥は、北方に行っても木の南の枝を選んで巣をかける意から。
　　　・「越鳥」は、越の国の鳥のこと。
　　　・「南枝」は、南の枝に巣を作る意。
　　　・「孤死首丘（こししきゅう）」「胡馬北風（こばほくふう）」
　　　　「池魚胡淵（ちぎょこえん）」

　越畔乃思（えっぱんのおもい）
　　　・自分の領分、職分を守って、他人の領域を侵さないようにする気持ち。
　　　・自分の田畑の境界の畔を守って、他人の田畑を侵さないようにする意から。
　　　・「畔」は、田畑の境界。


　打てば響く
　　　・反応が極めて早いたとえ。
　　　・「打てば響く、叩けば鳴る、当たれば砕く」と続けても言う。
　　　・「つうと言えばかあ」

　独活の大木
　　　・体は大きいが、何の役にも立たない者の例え。
　　　・独活（うど）は丈こそ高くなるが、茎はやわらかくて弱く、用材として
　　　　役に立たないことから。
　　　・「独活の大木柱にならぬ」「大男総身に智恵が回りかね」


　優曇華の花
　　　・非常にまれなことの例え
　　　・「優曇華（うどんげ）」は、インドの想像上の植物で、その花は三千年に一度
　　　　咲くとされることから。
　　　・これとは別に実在する「優曇華の花」と言われるものは、昆虫のくさかげろうが、
　　　　木の枝などに産みつけた卵のことで、その様子が花の咲いているように見える
　　　　ことからで、それを吉凶の兆しとする俗信もある。

　鰻に梅干
　　　・食い合わせの一つで、鰻と梅干を一緒に食べると、お腹が痛むとして避ける
　　　　風習があった。
　　　・「食い合わせ」は、２種類以上の食べ物を一緒に食べると害があるとされる
　　　　食べ物の組み合わせ。
　　　・「西瓜と天ぷら」「田螺と蕎麦」

　鰻の寝床
　　　・まるで鰻の寝床でもあるかのように、狭くて細長く奥行きの深い建物や
　　　　部屋などの例え。