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アサギマダラの里(2021季節感)

2021-09-17 | 季節感

 東シナ海でウロウロしていた台風14号がやって来るらしい。日本に来る頃には温帯低気圧になっているなんて言ってたのに、海水温が高いとやらで衰えることを知らない台風としてやってくる。また各地で被害か。勘弁してもらいたい。台風情報はだいぶ前から聞いていた。雨が来るまでにはと、アサギマダラとの出会いの時をつくるのでした。

 昨日 (9月16日) 快晴のお昼ご飯少し前、駐車場はガラガラだと思ってきたのにこの様でした。

 小屋の中ん貼ってあった。中止と延期。ここもやはりコロナにやられてる。

   アサギマダラの変化という写真が貼ってあった。役場職員がとってきた卵を飼育して育てた変化の写真。これは「アサギマダライの里in宮田村」でYouTube動画を見ることができます。蝶々の豆知識が書かれていた。そこには、台湾、中国大陸、韓国などへ飛んで行くとし、確認されている長距離移動は福島県でマーキングされた蝶が台湾で捕獲されたという。その距離は2513㎞。最長寿記録というのもあった。長野県川上村から石垣島へ飛んだ個体。月日を羽根に書き込んでいるから確認できる。どこに寄り道しながら飛んだのかロマンを覚える旅だ。

  幼虫から蛹に変身する様子。動画ではちょっと身が引ける映像ですが楽しいですよ。

  「あさぎちゃん」と「まだらくん」のお出迎えを受けます。すぐそこにあるウイスキーや地ビールの醸造所が寄贈したものか。

 

 この里は中央アルプスの山裾にあります。我が家が650だから多分700mを超える標高でしょう。畑は区割りされてこんな看板が並んでいます。アサギマダラ里親制度で親になっている方々のお名前だ。きれいな花を咲かせるため圃場管理を担っているといいます。

 

 

 左の蝶々の羽根にはマーキングされた文字が見えています。読み取れませんが、ここでマークされたものか、どこかの地でマークされたものか。撮影時には字が書かれていることなどもちろん知りませんでした。ほとんどの時間を羽根を閉じて蜜を吸っているのです。2匹が羽根を開いている瞬間にシャッターひと押しなんて奇跡に近いんです。

 

 

 

    焦点をどこに合わせておけばいいのか。三脚にカメラ乗せて焦点を固定してじっと待つ忍耐の時に耐えているしか手はないのか。教えていただきたい。

 25℃を超えると勘弁してくれというらしい。西側の日陰のある所ではいっぱい飛んでた。その個体の所にマークを付けてみた。〇印の所にまだ2匹いるのです。併せて9匹が飛んでた。「動画で」「動画で」とスマホ向けていました。

  帰りのとき。マーキングしてる方がいらした。写させていただいた。羽根の上からどこで「NMV」長野県宮田村、次にいつ「9/15」誰が「・・・」一番下には880と書いている。この方飯田在住とは翌日里の管理している方からお聞きした。880とはこの方がマークした件数で、これが880番目とのこと。この方も南下してゆくアサギマダラを追って各地を旅してるとしか思えません。

 彼の捕虫網の中にはまだまだ何匹もの蝶々がいた。この蝶々には881とマークしてる。前の写真は雌、これは雄ですと教えてくれた。手の日陰になっていますが、ここに黒い斑点があるのです。メスを呼ぶフェロモンを出すんですって。

コメント
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