眠るわけにはいきません(2016ノルウェーno17)

 

　今日の行程は ① ハーマフェストを発ったのが 6:00　そして③ ホニングスヴォークに着いたのが 11:15　ここからノールカップ岬への観光  ⑤ メーハムン出発が 19:30　⑥ ベルレヴォーグを出たのが 22:00 でした。それからさらに1時間。今振り返ってみれば、私たちのオーロラショーは、寄港地でいえば ⑤ に始まり、⑥ を過ぎて地図には入らなかった ⑦ まで続いたことになるのでした。 

 

 

 

　お月様は多分満月ぐらい。満月のオーロラ、観察には好ましい環境ではないと思うんですが、どうなんだろう。雲も時として邪魔してくれた。オーロラを旅のひとつの目的にした企画でしょうから、満月でも一向にかまわないと旅行社はいうのでしょうか。でも、新月の日のオーロラにも対面してみたいと思う。 

　月に向かってはほとんどオーロラ撮影はできなかったんだから、満月の時は、星を見るのと一緒で、やはりいかんでしょう。あるいは月のわずかな光がなければオーロラは発色しないのかな・・・ 

　撮影を始めてから1時間30分余、デッキのお客さんの数は随分少なくなってきましたが、私はまだ帰れません。  

 

 

 

 

　やはり辛抱強く待ってみるものです。オーロラがリングを描いてくれました。 

　11時を回った。雲も出てきた。あまり寒くなかったのが幸いした3時間半の天体ショーでした。オーロラはよかった。でも私は悲しいのです。アドレスをメモっていただいてあるはずの添乗員嬢から何も言ってきません。「写真と一緒にお送ります」と約束してくれたのに、紛失したとも言ってこない。お客さんに添乗するとは何ぞやも勉強していないのでしょうか。添乗とは、寄り添って乗るということではないだろうか。約束したはずと思っているイギリスの方オーストラリアの方は何を思うでしょうか。私は構いませんが、ひっくるめて「日本人は」と言われてしまっては悲しい。アドレス紛失は今回で２回目。紛失１回目のかあちゃんの顔がまだ浮かんできます。こちらの紛失は全く私の自損事故だったのだから、なおたまりません。

　送る約束をしていたのがこの写真。2011年のブログから抜き出してきました。忘れられません。