午前中の研修を終えての帰路、富山県南砺市の世界遺産を訪問。白川郷とともに指定されている五箇山の相倉(あいのくら)集落。白川郷まで33km、随分離れたところが一緒に遺産登録されたものですね。
また、秋篠宮殿下は
暮らし映す 合掌造りの 町並みを 見つつ歩めり 妹と吾子らと
この地にまだ春の訪れは感じられません。約60人の皆さんが生活している村は、雪深い里でした。いまだにこの雪の深さ、最深時にはどのくらいになるのでしょうか。世界遺産を守る厳しさに頭が下がる思い。
集落全体を俯瞰できるところまで5分との案内板。写真を撮ろうと雪道に挑戦。少し歩いたところで、数人のお兄ちゃんお嬢さんと行き違い、「20分かかりますよ。やめた方がいいですよ」と。ご老人には無理ですよ。とは言いませんでしたが、踏み固められた雪の上ですから足を踏み外したら「ズボ」っと深みに、やはり大変なんです。そのご親切アドバイスに即座に挑戦から撤退に変更。村内の散策としました。
案内パンフによると、この村に民宿が8戸も有るんです。いずれのお家も収容人員15人と書いてありました。
平成3年の歌会始に皇太子殿下がうたわれた歌が紹介されていました。
五箇山を おとずれし日の 夕餉時 森に響かふ こきりこの唄