世界の彼方此方へ行きたい

気ままな旅の様子を綴っていきます

聖カテリーナ教会(2014中東no43)

2014-07-02 | 中東

 

 メンジャー広場にやってきました。 正面に見えるのは生誕教会。この城壁のような外壁は十字軍の時代に造られたとか。生誕教会入り口に並ぶ長い列を嫌って、私たちは、すぐ隣の聖カテリーナ教会からの裏口入門。ここのガイドをさせろ。と迫る現地ガイドを振り切って、我がガイド神藤さんは賢いのでした。 

 カテリーナ教会の正面には、聖書をヘブライ語からラテン語に訳すという偉業を成し遂げたという聖ヒエロニスムの像が、 足元には「しゃれこうべ」が見えます。ラテン語に訳したことによって、全世界に聖書が広まったがゆえに偉業と言われているそうです。

 教会の中、ここで毎年12月24日に執り行われるミッド・ナイト・ミサは全世界にテレビ中継されることで有名だといいます。

 正面のステンドグラス、何の画でしょうか、イエス誕生かな、優しい穏やかな画だと思うのですが・・・

 地下洞窟の中を歩きます。が、ここがカテリーナ教会か生誕教会なのか私にはわかりません。この像は洞窟のなかで聖書の翻訳に打ち込んだというヒエロニスムその人だと思っているのですが… この翻訳作業を陰で支えたご婦人がいたという。その婦人が亡くなると、その骨を足元に置いて作業を続けたという。この教会の前に建つ立像の足元の「どくろ」は、そのことを意味しているというのです。 次の写真は、もちろんイエスに関わるものでしょうが、何を語っている姿を表しているのか全然分かりません。

 

 この突き当りに祭壇があります。何のことかさっぱりわからないんですが、この生誕教会は、ローマ・カトリック、アルメニア使徒教会、ギリシャ正教会のキリスト教三宗派が管理しているという。次の写真が近くで写した祭壇です。この祭壇の隣からイエス誕生の地下洞窟に入ります。

 

 カメラに収めてはみたんですが、はたしてなんであったのか分からないのです。右下ではイエスが産湯を使っているところでしょうか。お父さんとお母さんもいるのかな? いろいろと想像してみるのです。


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