世界の彼方此方へ行きたい

気ままな旅の様子を綴っていきます

ヤンゴンへの帰路(2018ミャンマーno34)

2018-04-07 | アジア

 

 5時間の時間を要してたどり着いた寺院で約1時間の滞在。お帰りの時間になりました。 

 

 お昼ごはんをいただきます。テーブルには蠅除けのローソクが灯り、ホッペに「タナカ」を塗った店員さんがうちわを持っての蠅追い。日本では絶対お目にかかれない画になりました。 

 上ってくるトラックとの行き違い場所。一家総出での物売りらしい。筒のようなものは何だろう。かごに入っているのはなに。私たちを異国人と見たのか、こちらにはやってきてくれません。 

 土産物を入れたカゴを持った女の子がトラックの反対側へ行ってくれた。そこで「物」の調査。竹細工らしい眼鏡だ。分らないですねえ、おもちゃということか。 

 右にはゴム農園。左に並んでいる小屋には生活の匂いがする。物売りの小屋だろうか。 

 この旅の間「ロヒンギャ問題」が幾たびか話題に。1948年に英国の植民地から独立したといいますが、政情が安定した国ではなかったようだ。あのスー・チーさんの登場でようやく民主化への道を歩けるようになったといいます。ロヒンギャの人たちは、かって英国が労働力としてバングラデシュから連れてきたのだと、ガイド氏はおっしゃる。彼らイスラム教徒とビルマ人仏教徒との紛争は長い歴史があるらしいが、異民族の排除いわゆる「民族浄化」と称してミャンマー軍による虐待行為が続いたという。その行為に全世界からの批判を受け、スーチンさんが対応。50万人を超えるというロヒンギャ難民の人たちの帰還も始まったようですが、この問題によって欧米からのお客さんが随分減ってしまったと、ガイド氏は言います。 

 

 トイレタイムの時に運転席をのぞいてみた。走行距離26万㎞まだまだ優しい距離数でした。 

 夕暮れが迫ってきた。仕事を終えて帰る女子工員だろうを乗せた送迎バス。 

 

 車窓から見えた。明日訪ねる「シュエダゴン・パヤー」がライトアップされている。 

 


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