20㎞ を約60分かけて走るノルウェーでも屈指といわれる絶景山岳鉄道。その名にたがわぬ風景が続きます。
木造の車内は雰囲気あり。この車両はすべて日本国の旅行者のようだ。で、思い出すのでした。2000年のフロム鉄道、同じ車両に中国人グループ。彼らが大騒ぎ、いやはやでした。中国の皆さんと同じ空間で一緒なんてこと初めてでしたから、びっくりものでした。今でも中国の皆さんの話し声は、騒々しいといっていいくらい大きいと思うのですが、その時思いました。日本人も海外旅行に出かけるようになった頃はそんなだったんだろうかと。
ベーレーグバム、ここがこの鉄道の中間点らしい。しばし停車。
列車の行き違いがありました。鉄路を下ってくる列車が見えた。私のカメラに気付いて手を振ってくれているのか、車掌さんらしき方がドアーを開けてこちらを見ていました。
行き違いの列車が遠ざかり。私たちの列車も走りはじめるのです。
今日は7月8日。あと1ヶ月もすれば、水が枯れてしまい、この滝消えてなくなっているかもしれませんね。
つづら折り (九十九折) の道路が滝に向かっていました。ゆっくり走ってくれるので、こんな写真もどんどん撮れます。
フロム鉄道でしか行けないというショースの滝が近づきます。その案内が車内に表示されました。
標高630mに位置する落差225m ショースの滝。この鉄道の目玉商品。ここでは撮影タイムのために5分程度の停車時間があるのです。小さくていけませんが矢印のところに赤い衣装をまとった女性がいます。彼女が車内で案内のあった妖精「フルドラ」以下掲載するどの写真にも彼女が写っています。しっかり探してください。
滝の轟音の中に音楽が流れ、妖精があちこち移動しながら踊るのです。
きれいに映っていませんがズームしてみました。踊っているのです。前回訪ねた時にはいませんでしたが、上り下り線の往復1日に何回この演技をするのでしょうか。でも、この妖精さん秋になると冬眠に入るとかで、現れないそうですからご注意を。
5分間のショーには多くの皆さんが参加されたようです。
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