世界の彼方此方へ行きたい

気ままな旅の様子を綴っていきます

東京駅(2012アメリカno1)

2012-12-20 | アメリカ

 

   2012年10月15日(月)    被写体は東京駅。少し離れたところから駅に向かってシャッターが切られます。

 出発日当日家を出たのでは旅立ちに間に合いません。よって成田前泊。旅の前日を活用して新装なった東京駅訪問としました。

 5年半の歳月を要して、 建設当初の3階建て赤煉瓦に見事に生まれ変わった駅舎は、こうして見ると ビルの谷間に埋もれるように立地していました。1914年(大正3年)に開業したというこの駅、大正12年の関東大震災に耐えた堅牢なこの駅舎も、あの忌まわしい太平洋戦争の大空襲、空からばらばら落ちてくる爆弾には抗しきれなかったとのこと。その規模は3階建てから2階にと一廻り小さくなったとはいえ、昭和22年には直ちに修復されたというのは今思うと感慨ものです。そして修復後60余年を経てここに、100年前大正の姿をあらわしたのです。

  皆さん天井に向けてカメラを構えています。真下に立って写した写真が次の写真です。駅舎の南北にあるドームの天井。大正3年の姿に復元されたというこの天井がこの駅舎の目玉構造物なのでしょうか。この写真は南ドーム、8羽の鷲のレリーフがきれいに見えます。

  

  2020年の東京オリンピックはどうなるのでしょう。前回リオデジャネイロに破れた我が東京。今回3カ国に絞られている相手は、イスタンブール(トルコ)マドリード(スペイン)だ。石原知事はお辞めになり、国のトップも選挙に大敗した民主から自民党に交代。都知事として過去最多433万票を得たというわが長野県出身の猪瀬新知事に頑張れと応援してあげたい。 

   駅舎の正面の車寄せ、ここからは皇居がまっすぐ望めます。皇室へのお客さんはここから馬車で走るのかな?

  この駅舎には従来から東京ステーションホテルが同居しています。超高級ホテルとのこと、なんとロイヤルスイートと称する部屋は808,500円とか。どなた様がご利用なさるのでしょうか。私には遙かに縁遠いホテルですがちょっと覗いてみました。  松本清張もここが定宿だったとか。その部屋から東京駅13番線を眺め、空白の4分間を推理小説「点と線」に書き込んだのでしょうか。                                  


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 帰国(2012スイスno54) | トップ | シカゴに向けて(2012アメリカ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿