テレビのニュースが感染状況を伝える全国地図では、毎日どこかの都府県で「最多」なんて字が踊る。コロナ感染者の数だ。変異株が強力だといいとどまるところを知らない感染への流れ。世界各国でその対策をとっていると伝える「ロックダウン」をせず国民の協力の中で、大きな波が来るたびに自粛だ、自粛だといって抑え込んできたコロナウイルスへの感染もついに第4波がやってきたようだ。世界の感染者は4億1千万人だという。ワクチンの接種が進み、少しは抑え込まれているのだろうか。でも、全世界の感染者は一日当たり60万人を超えると伝えている。日本でも5000人を超えてしまうのは時間の問題なのでしょうか。次第にオリンピック・パラリンピックの開催が怪しくなってくる。
引きこもりの日々が長いこと続いている。ついにしびれを切らしてしまった。小笠原は父島へ行こうと思い立った。そしたら送られてきた。「PCR検査してね」と。医療環境の弱い島には絶対持ち込んではいけない「菌」なのです。
送られてきた唾液を取る検査キットがこちら。もちろんその手法の説明書付きだ。
こんな形で竹芝桟橋の受付に持ち込むのです。
桟橋の近くのホテルに宿をとった。すぐそこにレインボーブリッジが見えている。きのう提出した検査キット「陽性の方は夜までに電話します」これが憎い。いつまでが夜なのだ。「明日乗れないかもしれない」という気持ちをいつまで引きずっていればいいというのだ。陰性だったらその旨連絡くれてもいいのに。なんともじれったい。
桟橋にノルウェーの国旗みたいなのをつけた船がとまってた。貨物船ではないようなんだけど、写真を拡大してみると1・2階には客室らしき窓があるし、煙突の下のデッキには「非常集合場所」という日本語。うぅーんわからん。この船翌朝には姿がありませんでした。後日調べてみたら東海汽船だった。22:30発の三宅島行きの船だったようだ。
レインボーブリッジを後ろにみて「おがさわら丸」がやってきた。
3代目だというこの船2016年建造という11000トンのまだ新人さんだ。初代は1979年 (昭和54) 3553トン 2代目が1997年 (平成9) 6700トンが就航していた。
大島ほかの伊豆諸島に向かう船の案内表示です。
乗船が始まります。
キャビンに荷物を置いて最上階8デッキから写しています。
竹芝ふ頭公園の桟橋沿いの通路にはお見送りの人たちがパラパラ。
船会社の職員の皆さんでしょうか「いってらっしゃい」のタオルを持ってのお見送りをいただくのです。
こちら小笠原村観光局のキャラクター「おがじろう」おっきなマスクしてるから分かりませんが、ザトウクジラのお父さんだそうです。日差しが強くてまぶしいからアイマスクは外せないとか。頭のちっちゃな帽子にチョコンと乗っているのが小笠原諸島だけに生息しているという「メグロ」ちょっと小さすぎだね。
東京タワーも見送ってくれています。