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ビニャーレス渓谷(2019キューバno3)

2019-04-29 | 中米

 

 ホテルからの眺め。雲が広がっている空、すぐそこがカリブ海だ。 

 眠っていない身体が、キューバ初日の観光に出かけます。キューバといえばクラシックカー。ピンクのオープンカーが見えた。あわててパチリのピンボケ。 

 街を抜けると緑の田園風景が続くのでした。 

 最初に訪ねたのが葉巻工房。中での撮影禁止とのことで入口だけ撮影。ここは社会主義国、働いている人はみな国家公務員。というより国民の65%は国家公務員だと聞いた。かっては90%だったんですって。以前は強かったキューバ野球、もちろんその選手も国家公務員。冗談でしょうが牛や馬も国家公務員。工房内では葉っぱをくるくる巻いていました。写したかったね写真。女性が大半といったところか、月給2500円ですって。3本は自分で売る権利があると聞いたつもりだけど、それが1500円。〆て4000円ってことか。 

 クラシックカーが目に入るとすぐパチリ。これはタクシーだ。ガイド氏が言ってた。ガソリンは流すように使う、修理しようにも部品がないなど、タクシー営業でもしないとクラシックカーの維持は困難だと。 

 おトイレタイム。左奥にもクラシックカー。 

 まだお腹が小さい「妊婦ヤシ」に囲まれて、たばこ乾燥小屋がありました。手前にはたばこ畑。 

 だいぶくたびれている自動車。仲良しだったアメリカとの国交断絶となったのが1961年。それ以前、半世紀も前に輸入されたのが現在のクラシックカーというわけだ。しかも、なんと2011年まで車の売買が禁止されていたのだそうだ。仕方なく修理して乗り続けなければならなかったアメ車。へ~そんな歴史があっての「クラシックカー天国」ってことか。でも、2015年にはアメリカとの国交回復。多分自由貿易の世界になったことでしょう。で、いずれの日にか古のアメ車天国消失ということになるわけか。 

 草ぶき、いやカヤブキか、たばこ乾燥小屋。中をのぞいてみたいね。 

 1999年に世界文化遺産に登録された「ビニャーレス渓谷」の観光名所のひとつ。カルスト地形に形成された鍾乳洞を訪問。 

 

 ボートにお客さんがどんどん乗ってきます。揺れるボートでは残念ながらこんな画像だ。 

 

 徒歩でもしばし散策。どうということはありません。鍾乳洞はどこも一緒ですね。代り映えしないといえばそのとおり。 

 世界遺産の渓谷を眺めるロス・ハスミネス展望台でひと休み。「キューバ屈指の絶景スポット」なんて案内もあるが、ふぅ~これが渓谷であり世界遺産なのかの感ありでした。遺産の麓の町、バスはさっと通り抜けてしまったけれど歴史観ありの素敵な街に見えたのに、なぜ立ち寄らなかったのかと振り返るのです。 

 キューバ音楽っていうのかな。手前にチップ入れのかごが置いてある。以後こんな演奏には各地で出会うのです。音楽に音痴な私は調べてみた。要約すると『スペイン系とアフリカ系の音楽が融合して生まれ、ジャズと共に20世紀の大衆音楽に大きな影響を与えた。スペインのギターとアフリカの太鼓を組み合わせたヨルバ系文化の影響が強いルンバやソンがある』なんて書いてあった。

 休憩所みたいなところにこんな写真があった。たばこの一生だ。右上が葉巻加工場、下に続いて梱包葉巻、そして販売用葉巻か。 

 

 ヤシを背景に公務員の馬がいた。この国では交通手段としての馬がいなくては生活できないかもしれない。 

 キューバもお米が主食だという。多分これ水田だろうと写してみました。JICAがお米作りの指導をしているとも聞いた。この後の写真は何もありませんでした。ホテルで食事をいただいて、さっとベットに入ってしまったらしい。今日のバス移動距離は368㎞でした。 

 

コメント
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