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三神合祭殿参拝(2018山形no3)

2018-06-10 | 東北

 

 三神合祭殿入口に鐘楼と梵鐘。国の重要文化財で、古鐘では、東大寺・金剛峰寺に次いで古くかつ大きいと書いてある。ガイドの山伏さんは、神社に鐘があるなんって珍しいでしょうと、そしてこの鐘の音は、大晦日にしか聞けないんです。と言っていた。NHKの除夜の鐘にも登場したとか。 

 合祭殿に入りました。千佛堂への入り口の両面には、ご覧の仏像がいっぱい。神社なのにと思いきや、明治の神仏分離で出羽三山が神社になった。と説明されていた。

  橙の湯殿山には「時を偲ぶ空間 」蒼の月山には「空と水の大地」碧の羽黒山には「信仰が息づく聖地」と書いてありました。

  本堂では特に静粛に、写真は撮ってはいけませんとご注意書が。

 静粛にお祓いを受けるのでしたが、写真はいけません。低頭せよといわれて、何やら鈴がゴチャゴチャついているらしい鳴り物を各人の頭の上で鳴らします。見たいみたいと思えども、頭は上げられない。私にとっては悔しいお祓いの場であるのでしたが、お神酒とお札をいただき、手帳両開きに御朱印をいただけたことで、心を静めることとしました。 

 帰りに記念撮影OKといってくれた。私は、としり込みしていた巫女さんにも入ってもらってパチリ。男性と女性の神主さんに御祈祷をいただいたのです。頭の上で鈴鳴らしてくれたのは、多分女性神主さんだったろうなと、まだその時の事象を引きずっているのでした。

 本殿の前に回ってみました。三つの神社が祀られている。標高1984mの月山の開山が7月1日、1500mの湯殿山は6月1日、よって通年お参りできるのは羽黒山だけということで、ここに三神の合祭殿となったらしい。

 これが御祈祷を受けた本殿。 

 ガイドの先達さんにほら貝を吹くポーズをお願いしました。むやみに音を出してはいけないのか、この時には、貝の音はありませんでした。 

 杉並木を行く山伏の行列。パンフからの転載です。

 右端にちらっと屋根の端が写っているのが、出羽三山神社御開祖・蜂子皇子を祀っている蜂子神社か。今から1400年も昔に、この羽黒山が開かれたというのです。鳥居までまっすぐ降りて行ってみました。この鳥居が石段を2446段踏みしめての終着点。

 鳥居から眺める参拝道。団体行動でなければ、そしてもっともっと若ければ歩いちゃうんだけどね。 

 帰り際に、萱葺の建造物としては日本最大の大きさ。だというお社を大写ししてみました。
 

 今は宮内庁が管理してはいないとの説明でした。峰子皇子の墓、隣にある管理小屋ともどもだいぶくたびれている印象大でした。

 最後にお土産屋さんによって帰りの時になりました。我が家に帰って出羽三山神社のホームページをのぞいてみたら、山伏が先達し山頂各所を巡拝、三神合祭殿へ至り昇殿、団体祈祷を受ける。までの行程で20名様まで16000円としてあった。

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